キスム、ケニアでは先週の洪水、嵐の被害によって、

水をビクトリア湖からパンプする機械が壊れたため、

4日間も水が流れなかったそうなのですが…。


キスム一帯を管理しているのは「キワスコ」とい会社。

この会社、いちお民間の会社らしいのですが…。

「お客様サービス」的な考えはないらしい。


水道が止まったら、日本だったら、新聞に載ったり、テレビで放送されたり、

お詫びのビラが入ったり、職員が回ったり、

そのようなカスタマーサービスがあってもいいものの…こっちにはない。

カスタマー宛の電話番号さえない感じ。

これはケニアをはじめ途上国では当たり前なことなのかもしれないけど…。


カスタマーサービスがないから…町にはいろんな噂が流れる…


パイプが破裂したらしい。

パンプの機械が壊れたらしい。

今日、水が復旧するらしい。

明日の朝までには復旧するらしい。


それで、その噂は噂を呼んで、すごい噂になる。


そして、最悪の場合、市民は暴動化する…。


先日ウガンダの首都カンパラで起きた暴動 だって王様が逮捕されるという噂が原因だそうで。

(個人的にあんな平和なウガンダで暴動が起きたことがショックだったのですが…)


情報って怖い。噂って怖い。特に情報へのアクサスが限られている市民は

何に頼っていいのかわからない上に、普段の怒りをぶつけようと暴動化するのか…。


服はすべて「しまむら」です。なのにケニアまで来てしまいました。  

07年末の大統領選の暴動で破壊されたゲストハウス。

まだ復旧されない模様。

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「映画館を独り占め」ってアメリカのコカコーラかマックの懸賞の商品の一つになってそうなことを

ケニアで経験しております…笑。普段は10人ぐらいお客さんいるんだけど…。


昨日、200人は入るだろう、スクリーンで独り占めした映画は

17 AGAIN

17 Again


途中なぜか通じるところはあって、ジーンとするところがあったものの…

一言だけ、


ザック・エフロンはかっこいい。


そして…家に帰って一緒に住んでいるフィンランド人の女の子たち6人がリビングに集って

「フィンランド語文化」についていけなかった私は…

部屋にこもって映画The Departed を見ていた…。


The Departed


Hello!! What's up??とか言って、彼女らの輪にズカズカ入っていってもいいものなのか…。

でもそれなりに楽しく生活してます~。