昨日 、大雨で帰るのが大変だったと書きましたが…


やはり…町の中心街のほうがえらいことになっていました。

お店は水びたしだし、巨大なスーパーマーケットは水に浸かってしまったようです。


そして、一昨日に引き続き、昨日も夜、2時間雷を伴う豪雨。

ゴロゴロも風もすごくて、台風かと思います。

そして、必ず、雷に伴い、停電も起きる…。


家ではもう30時間を超えて水がまったくないので、すごいことになっています。


もともと水洗トイレがない家なら、草むらや土手で用を足せるのに、

周りに水洗トイレしかない環境だと、

どうしても水のない水洗トイレを使わなきゃならないし、


フィンランド人の子たちアフリカに着いたばっかりで、

吐いたり、下痢の子も出てきて…家は大変なことになっております。



今ここのオフィスから見えているビクトリア湖沿いの村で

大雨により家が流され、4人ほど湖に流されてしまって、今も捜索中だと聞きました。


キスムにはプロのダイバーが1人しかいないらしく、潜って探すのが大変だそうです。

このあたりは赤土でできている家が多いので、大量の雨を支えられないのかな…



たった2時間の雨がもたらす影響が、対策が何もないと、これほどひどい状況を生み出すのか。


でも、今この日を、この瞬間を生きるのに、食べていくのに、必死な人も多く、

将来いつ起きるかわからない、災害への対策をとろうとしないのが、悲しいけど現状です。


とりあえず、


来月あたりから来るだろう、10年に1回のエルニーニョ大雨がそこまでひどくありませんように。

そして、キスム市に水道水が戻ってきますように。



服はすべて「しまむら」です。なのにケニアまで来てしまいました。  

乾ききった大地での放牧様子。