先週末をケニアの首都ナイロビで過ごしました。キスムからバス(観光バス)で7時間。

先週ナクル も一緒に過ごしたメンバー。




インターン友達のSalina,Grant、

夏休みナイロビでインターンしながら家族と過ごしているKennedyと

ナイロビに住んで働いているHenryと。




私ははじめてナイロビの中心街を回ることになり、その発展ぶりにびっくり!

ビルが高い!!

いきなり都会がボンって登場するあたりはなんとなくインドネシアのジャカルタみたい~

けど、イギリスが建てただけあって、公園などロンドンっぽい雰囲気。




散々ナイロビの危ないこわーい、freakyな噂を聞いていたので、

もう怖い、怖いと、robbed,mugged されるものだと思ってナイロビに向かっていたが…




…結果…いろいろあったけど…かなり楽しかった。




いつの間にか私は都会が好きな人間になっていたらしい。



ナイロビはみんなあせってるとか、人がすごい、overwhelmingなど、

ケニア人のナイロビperspectiveをさんざん聞いたけど…

東京やNYと比べると全然そうでもないじゃんって感じた。




ナイロビRush hourの渋滞がすーーーーーごくひどいらしく、

2,3時間は平気で車の中にstuckらしく、

今回の滞在でそれに巻き込まれなかったのも幸いだと思った。




私が毎回戦っている(?)…会議に2時間も平気で遅れてくる人たちなら、

ナイロビが忙しいと感じるのかもしれないけど…(泣。




何がいいって、各国料理があること!!




金、土とインド料理、イタリア料理、韓国料理を食べた。

久しぶりにおいしいものを食べたので、キスムにstuckしてるうちら3人は大・大・大満足。




さてさて、実は土曜の夜、日本食レストランに行く予定だったのだが。

私がアフリカに初めて降り立った日…2ヶ月前…に

「難民を助ける会」のスーダン代表の方に連れていってもらったお店。




ナイロビに行く前にメモって置いたのですが、そのメモをホステルに忘れてしまった私は、

頼りない記憶を頼りに探してみることに。




ちなみにナイロビ滞在中はHenryが自家用車で運転してくれた。




でも…暗いし、わからない…このあたりなんだけど…と回っていたら…

曲がるべき道を曲がり損ねたとわかって、もとの道へと戻ろうとしていると…




道の横に警官2人が。




そしてなぜかうちらの車だけが止められる。




その瞬間に私は青年海外協力隊の人のアドバイスを思い出す。

「ナイロビは警察の検問が厳しくなっているので、後部座席もシートベルトをしめてください」




あっ、シートベルト忘れた…。そして、こそこそとシートベルトをする。

しかし…もう手遅れ…シートベルトしてなかったよね?と警察に詰問される…。




そして、免許証の確認やらトランクの確認やらされて、


ここからが大変…。


何が大変って運転していたHenryと前に座っていたKennyが車から出て、

交渉し始める。




何を交渉し始めるか…。それは、罰金のこと。




実はこの警察官2人、「交通警察」じゃない。

それは彼らがライフル銃を持っているからわかること。




高速道路でも乗り合いバスに乗っていると、交通警察に車を止められ、運転手は尋問されるも、

交通警察は銃なんてもっていない。




HenryとKenny、ケニア人二人の5分程度の交渉のおかげで、

一人1000シリング(1300円程度)払えって言われたのが、

500シリングに(650円程度)下がる。




交通警察じゃないのに、なんで罰金を要求するか?

週末、月末で飲みに行くお金が欲しいからなのだろう…。

そして、私たち3人明らかに「外国人」だから、巻き上げようとした。


懐中電灯で外国人が車に乗っていることを発見して車を止めたと思われる。



車の中にHenryとKennyが戻ってきて、二人ともすごく怒っていた。

ケニア人ならもし払っても200シリング、または「ただの注意」で終わるのに、

外国人だからってあんまりだ。って。




私がお金を払おうとした瞬間に「あやか、お財布隠して」ってみんなに言われる…。

少しでもお金もっていることばれると厄介なことになるから。




途上国の警察の賄賂ってよく聞く話だし、母もインドで弟を急いで病院に連れて行く際に

警察と交渉したことがあると言っていた話を聞いたことがあるけど…





今回は確かにシートベルトをしていなかった私たちが悪いのはすごく反省していますが…。




いつか、Good Governanceでこういう「pocket money problem」がなくなる日がくることを…

願っています。


服はすべて「しまむら」です。なのにケニアまで来てしまいました。  私が大好きなKakamega forestのアカシアの木。