ケニアでは都市部のスーパーに行くと食パンがたくさん売っています。


日本で一般的な(?)白い食パンもあるのですが、

最近は茶色い食パン(whole wheatとか使用しているのかな)が比較的popularです。

というのも、糖尿病の人が増えてきているから。


私は今まで、糖尿病は先進国で問題になっている病気だと「勝手に」思っていました。

けど、こっちの診療所にいくと、HIV、結核、コレラ…糖尿病も結構患者さん来ますよって教えてくれます。


こっちの食生活を見ていると…そりゃぁ糖尿病になるよ~っていうぐらい、砂糖と油を使う。

インターンの仲間が

''It makes sense that they intake the calories from oil since they don't have enough food.''

確かに。でも、ドボドボと尋常じゃない量を使う。

パンケーキは生地にバターをそして、油で揚げパンに。

そしてスプーン3杯の砂糖をコーヒーカップ(マグカップじゃないよ)に入れるのを

見るとなんかいたたまれない。

でも、こっちの伝統的なfishとかugaliは結構健康的な味はする。


日本はほんとに食文化の豊かな国だと改めて思う。

キスムで買い物をしていると、現地の人が食べている食べ物の種類が少ないのを感じる。

確かに、貧困で困っているなか、いろんなバラエティの食べ物がないなんて言う私がおかしいのだろうけど

…日本も戦後は食の種類は少なかったのだろうか??


現在では日本もフルーツ、野菜は輸入物が多い。

けど味噌、しょうゆ、みりん、お酒のような調味料、

京野菜とか昔から日本独自のいろんな種類の野菜がある。


経済発展するとその国の食文化は豊かになるのか?

…さまざまな物資が輸入される機会も増え、それはあたりまえか。


じゃぁ、もともと食文化が豊かな国が経済発展しやすい、とかはないのかな?


先週のEconomistが世界の高齢化特集を掲載していたのですが、

やっぱり、日本の高齢化は今後大きな問題にはなるものの、

何で日本人は長生きをするのかな?なんて考えたりしていて、

ストレスは寿命を短くすると言われているけれど、よく働くことで有名な日本人の寿命が長いのは

やっぱ食生活なのでは?という意見に妙に納得し。


アメリカでは、貧困層が比較的安い食べ物を買う

→安い食べ物は大体ハンバーガー、フレンチフライ、ソフトドリンクだとか

比較的脂っこい、砂糖の多いものが多い

→その食生活がたたって、数年後がその食生活によって体に不調をきたし、

→医者にかかるようになる

→その生涯医療費を計算したら…もともと安い食べ物で生活するよりも、ちょっとでも体にいいもの

を食べたほうが、家計にとっても、体にとってもいいのでは?

ってインターンの子が調べたいと言っていて、interestingだなと思いました。


さて、Obamaは大統領就任中にMedicareをはじめ、医療費、保険費の改革を行なうようですが、

それがどこまで進むのかこれから楽しみだなとも思いました。


なーんて、昨日とぼとぼと帰りながら、いろんなケニア人に

「チンチョンチャン」(中国人と会話するには、そう話しかけるといいと思っているらしい)と

声をかけられながら、グダグダと考えていました。


<昨日のcooking>

オムレツ(というか揚げた卵)しか卵料理を知らない

ベリちゃん(house keeper)に朝、目玉焼きの作り方を披露しました。

今後はスクランブルエッグ、卵焼きも教えてあげようっと。


そして、帰宅後…クックパッドにお世話になって、蒸しプリンの作り方を教えてあげました。

オーブンがないけど…伝統的な釜は用意してくれるそうなので、いつかケーキも焼きたいです。


<町のパン屋さん>

比較的おいしいパン屋さんを見つけたものの、全般的にパサパサしてる…パウンドケーキも…

パイ生地も…なんでだろう??


<マイケルジャクソン Memorial>

こっち深夜に現地のTV放送がCNNかBBCになることもあり、中継を見ていました。

ケニア人も中継を見ているという中継が流れないとベリルが文句をいいながらも、

マイケルの娘と同じぐらいに幼くして両親をなくした彼女も最後の場面で思わず泣いていて、

とてもいたたまれないような気分でいました。


さてさて…金曜からは4日間ぐらいウガンダに観光に…遊びに…行ってきます!

Peacefulで、緑がとてもきれいだと聞いていて、

ナイル川の源泉も見れそうなので、アフリカ2カ国目、いろいろと楽しみです♪