世界が味方だらけになる
超意識×マインド・ビジネスコーチ
柳村彩夏です☆
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あきらめたらお金に自分に愛されたメソッド
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10年近く前、息子が
「お寿司を食べたい！」
と言った。
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当時私は、
お寿司屋さんに連れて行くお金の余裕がなくて
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「息子がお寿司を食べたいって言ってるんだけど…。」
と母に言って、
お寿司屋さんに連れて行ってもらった。
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お腹いっぱい食べさせてもらった帰り道、
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私は車で、母は電車を使ってお店に来ていて、
本当は送っていけるのに
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「これから寄るところがあるから、送れないんだ。
歩いて帰ってくれる？」
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と母に言った。
寄るところなんてないのに。
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そのときの母の顔が
今でも忘れられない。
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「いいよいいよ、歩いて帰れるから」
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って言ってたけど、
とてもとても悲しそうに見えた。
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私は母が苦手だった。
大好きだけど苦手だった。
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母は人との距離が近い人で、
私は人との距離を一定に保ちたい人。
一緒にいる時間がどうしても苦しかった。
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たくさん冷たく当たった。
悲しい思いをさせたと思う。
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2年前の夏、母は亡くなった。
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病気の母を私は満足に
サポートできなかった。
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「私が母にストレスを与えて、
私が母を不幸にしたんだ」
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って思った。涙も出なかった。
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「ひどい娘でごめんなさい」
そう思ってた。
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それから1年近く経ったあと
（だったかな）
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当時のコーチにこの話をした。
誰にも言えなかった、
人でなしの私の話。
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そこでいわれたのは
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「お母さんを勝手に不幸にするのやめてください。
お母さんはあなたがどうであれ、幸せだった」
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ということ。
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「え、そうなの？」
#素直なばかは私の長所
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そう言われてから、
数日後、急にその言葉が
腑に落ちてしまった。
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「そうか、お母さんは幸せだったのか。
散歩好きの母はきっと楽しんで歩いて帰った」
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そう気づいてしまったら、
肩の荷が下りると同時に
とてつもない悲しみが
襲ってきた。
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「お母さん、もういなくなっちゃう」
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私は、「私のせいで」って
握りしめることで、
母に依存していたんだ。
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解けない誤解をしたまま、
悲しみ続けて、
母をつなぎとめていたんだ。
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車の運転中だったんだけど、
前が見えないぐらい涙が溢れてしまって、
子どもみたいにおいおい泣いた。
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母が亡くなってから、初めて、
母を想って泣いた。
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「お母さんありがとう。
幸せだったよね。
私も幸せになるよ。」
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こじらせまくった、
46歳女子、夏の親離れ。笑
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「私のせいで」で、
誰かを不幸にして、
誰かを繋ぎ止めていませんか？
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*
本当の意味での親からの自立は、
自分だけの人生を
クリエイトしていくために
とても大切なプロセス。
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親との関係性がこじれ気味な人は、
そこを紐解くとビジネスが動きますよ。
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