瞳の中のGalaxy | 蒼い嵐に惹かれて〜まあたんのブログ〜

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嵐さんゴト、大野智さんを中心に。
妄想してます。
妄想に、耐えられる方。
どうぞ、よろしくお願いします。




カズが、皇帝に呼ばれるときは。



いつも、宮殿の最奥。



天蓋の下に横たわる

狒々爺の前に連れて来られる。


恥ずかしげもなく
夜着の前を肌蹴て待っている爺いに


媚薬の染み込んだ衣を

一枚一枚、ゆっくりと脱いで

爺いに掛けてやる。



甘く、濃厚な香りに酔って  

皇帝は口が回らなくなって

涎を垂らしている。


弛緩した皇帝の身体の横に

カズは自分を滑り込ませて、

皇帝の瞼を、キスで閉じさせていく。



「…」




いつしか、


新たな日に移ろっていた。






しらじらと明ける頃に

カズは、

天蓋の下から抜け出して

薄い衣一枚を纏って



誰にもみつからないよう、

宮殿から

音も立てずに、一人で

青い屋敷へと帰る。






扉を開けると、

やっと息を吐く。



「あ、、」

カズは、思い出す。

寝室に眠る客人がいたことを。


綺麗な、清々しい空気を纏う、サトシ。


静かに寝台に近づくと。

サトシが、穏やかな寝息を立てている。