瞳の中のGalaxy | 蒼い嵐に惹かれて〜まあたんのブログ〜

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嵐さんゴト、大野智さんを中心に。
妄想してます。
妄想に、耐えられる方。
どうぞ、よろしくお願いします。





どれくらい、眠っていたのだろう?

サトシは、浮き上がる意識の中で

甘い隠微な香りが漂ってくるのを

感じていた。



薔薇?

ここの庭園に、薔薇はなかったけれど。


いや、薔薇の香りより
さらに、妖しい甘さ。


…これは、、媚薬?



まだ覚め切らないまま、

サトシが手を伸ばせば、


温かく柔らかな感触がある。


すっと、指で辿ると。


「…ん、、」

と、掠れた声が聞こえてきた。



「カズ?」

ようやく、瞼を開けて

指の先に、視線をむければ、

白い滑らかな頬に辿りつく。


「起きてしまった?」



カズが、サトシの隣に身体を横たえた。

サトシの指は、吸い付いたかのように

カズの頬を撫で続けている。


寝台が、軽く沈んで

二人分の重みを支えている。


どちらからともなく、


サトシとカズは
 
顔をわずかに傾けて、ゆっくりと

唇を重ねた。