(第八章)36~40(オルクス) | ~トーラムメモ(オルクス・SAOIF兼)~

~トーラムメモ(オルクス・SAOIF兼)~

【注意】
・主にシナリオの感想・考察・NPCまとめになるため、倒し方とかの攻略系は有りませぬm(_ _)m

※ネタバレ注意!







出口はこちら↓



36.野辺にたたずむ三人

商人見習いフランセスから自動開始。
探す対象を子供に変えるべきか話し合っていると、宿屋クロキの制止を押し切って誰かが部屋の前に現れた。

あぁぁ~久しぶりーー( ;∀;)元気シテタ?
やはりフランセスが言っていた人物はカハツベエの事だったようだ。
カハツベエは、呪術的な品物の処分に困っていた所、主人公がイズモに来ていると聞き、対処出来るかもしれないと思いフランセスの後を尾行したという。

カハツベエ「処分に困っている呪術的な品…イドリス風の提燈に、彼女は何か覚えがあるようなそぶりを見せたのでな。
話しかけたのだが、元レーム王をお待たせしているのでと言って逃げてしまった故。」

フランセス「確かにランプも見てましたけど…妙に見覚えあって引っかかるんですけど、思い出せないというか…」

おや、フランセスは初見ではない…
呪術的でイドリス風のランプといえば某魔法のランプを想起させるが…
イドリスってジンが出てたりするし、街や人のモチーフも完全にそれだから本当に某魔法のランプを想像して良いのかもしれない。
ただ、提燈(ちょうちん)と呼ばれると何だかピンと来ない(笑)
ランプと言いながら注ぎ口から魔人あるいはカレーが出てくるのは想像できても、本来のオイルランプとして口に火が灯ってるのはあまり想像した事無いんよな…

更に話を聞くと、カハツベエは杖を持った子供も目撃していた。

カハツベエ「あの子供は恐らく鬼だろう。彼誰郷で偶然出くわしたのだが、この腕が反応してな。
子供は俺の腕に興味を持ち、腕の力を見せてと近づいて来た。
俺は無視しようとしたのだが、その子供は奇妙な杖を使って周囲の魔物を狂暴化させて襲わせてきたのだ。
反射的に腕を振るって魔物たちを倒したのだが、あの時子供が何か腕の力に干渉してきたのは感じたな。
そう、あの感覚は、ガシャドクロを呼んでしまった時と同じような感覚だった。
空間の隙間が開いた感覚だ。それに実際何かの隙間が開いたように見えた。
子供はその隙間を「過去に遡る穴」と呼んでな、その中に入って消えてしまった。
その時、子供はそのイドリス式の提燈を落としていったのだ。」

ゲヴォンか…確か最後に確したのはテロウスでのどさくさで、復讐にオルクス王子を刺してたっけ。オルクス王子に反撃されたとこで場面が切り替わったから、そっからどうなったかは謎だな。
テロウスが封印解放された時に一緒に解放されたんかな?

子供が入った隙間はもう閉じてしまったらしい。
カハツベエの腕はランプにも反応したため、放置すると害を成すかもしれないという事で、カハツベエは処分の方法を探していたようだ。

ギルモア「なるほど。つまりこの辺りでは強い人間は山ではなく野辺にいるのだな。」

フランセス「…この人、少しバルトロウスさんに似てると思うんですが、彼女はもうちょっと常識はありましたね。」

バルトロウスはまだ常識のあるバトルジャンキーだった。

カハツベエ「つ…強いかどうかは分からんが、俺は最近『封印解放彼誰郷』にいるのは確かだ。
この腕では先ほどの様に騒ぎになるからな。」

フランセス「あれは押し入ったのも悪かったですよ。」

むしろ押し入った事が原因のほぼ全てでは…
ともあれ例の子供が入った隙間をもう一度開くことができないか試してみるべきだろう。

イドリス風ランプの対処は事態が解決した後で魔女アルビナに頼むことに。
主人公とカハツベエは状況を再現するべく、彼誰郷に向かう。
ギルモアから「街を散策する」を選択、封印解放彼誰郷の「開けた地」で周囲を見回す。

あ、ギルモアも当然来てた(笑)

状況の再現について、ギルモアに作戦があるようだ。

ギルモア「まず魔物を狩る事で、我々の魔法の力を集める。本来なら狩る相手は我々…ニンゲンが良い。」

SPADE黒「周りに人っぽいモブ敵がいたのってそういう事…?」

カハツベエ「おい。」

ギルモア「が、この大陸は我々の力が濃いため、魔物もある程度我々の力を持っているようだ。
謎めいた同族の幼体は恐らくその力を利用したのだろう。
また幼体の言動から恐らく過去への扉を開いたはずだ。
であれば、我々の力をかき集めた状態で、お前が鬼の腕を使って空間を歪める。
そこにその者…(主人公)の持っているメダルと、俺の加速剣を組み合わせれば…過去へ遡るための穴を開くことができるかもしれない。」

メダルって、周囲の時間を一時的に止めるコインの事か。あれのギルモアの加速剣が合わされば時間が巻き戻るという…
ギルモア味方で良かったー

猪突猛進。
カハツベエの余計な一言でギルモアに火が付き、魔物退治競争する事になった主人公達。
三人でそれぞれ指定された魔物を倒し、開けた地のギルモアに報告。

ギルモア「勝負としては甲乙つけがたい…と言った所だろうな。」

カハツベエ「さて、確かに倒された魔物たちの禍々しい怨念の力は溜まっておるようではあるな。」

つまり主人公やカハツベエもギルモアと互角なんだ。
カハツベエ強ぇ。


END


37.三人の子供達ゲーム1

封印解放彼誰郷 開けた地の鬼人カハツベエからクエスト受注。

まず、主人公はメダルを指で弾いて空を舞わせた。
次に、カハツベエは鬼の腕でメダルの真下の空を切り裂いた。
間髪入れず、ギルモアが剣を抜いて同じ空を切り、まるで二人が腕と剣で切り結んだかのように見えた。
???に遷移。

どの辺の過去のどの船だろう?
というかゲヴォンは予想通りだけどカツユマル!?


ゲヴォン「おじいさん、テロウスのルーンキーパーだよね?」

カツユマル「はて…そうだったような、そうでなかったような…。」

ゲヴォン「本当ならテロウス地方にいないといけないんだろうけど、イズモに執着があるから心が近くまできちゃったんだね。
ま、僕にはどうでもいいけど。…いや、そうでもないかな?おじいさんは僕と遊んでくれる?」

カツユマル「おぉ、おぉ、何して遊ぶかね?」

ゲヴォン「やった。ずーっとだよ?そうだな…ここはね、十数年前のオート大陸とレヴァリア大陸の間の海なんだ。」

ほな主人公が乗って来た船と違うかぁ…

ゲヴォン「時間の狭間に誰かを閉じ込めれば永遠に誰かと遊べると思って道を開いたんだよ。
おじいさんがずっと遊んでくれるのはいいけど、子供が自分だけだと寂しいからさ、元々の予定通り増やしたいんだ。」

て事はカツユマルは意図せずここにいるのか…

ゲヴォン「折角だから、そのついでに一緒にゲームしよう。
実は十数年前この船に、僕もこっそり乗ってたんだ。勿論、パッと見てすぐわかるようにはしてないよ。
この船にはベアレ学術探検隊という人達が乗っている。
ガレリアとイドリスが学術交換調査を行い…
イドリスの遺跡で素敵な杖を見つけてガレリアへ持ち運ぶ途中で彼らはこの嵐に遭ったんだ。
探検隊に参加する親が連れてきた子供も三人いる。
でも、これから嵐でこの船から三人とも放り出される。」

ヴァルプルギスの杖は地下神殿で見つかったって第一章で語られてた時、てっきりガレリアの地下神殿の事だと思ってたけど、イドリスの方だったんか。
十数年前に杖は発見されて、そこから数年後にベアレはヤバい研究を始めると…
それにしても、ゲヴォンが十数年前にこんな場所の船にのっていたとは。
フォーゲンブルグにいたのはいつから?

場面はどこかの海岸に遷移する。

ゲヴォン「僕含めて子供たちは島へと打ち上げられた。
当時の僕がどれなのか当ててみて。当たったらこの船に載せてあったヴァルプルギスの杖を見せてあげる。
今ちょうどレプリカだけど持ってるから。」

乗せてかな?
レプリカの杖って…アルビナん所からいたずらで持ち出した子って君なのかい!
思いっきり身内っぽく話してたけど…
ゲヴォンの足取り謎…


ゲヴォン「本物ほど万能ではないけど、本物と違って僕にも魔法の力を少しだけ使えるようにしてくれるんだ。」

ふと、ゲヴォンは何かに気づいてこちらに歩み寄ってきた。

ゲヴォン「落としちゃったと思ってたけど、このランプこんな所にあったのか。」

カハツベエの足元には、ランプが落ちている。どうやら落としたようだ。

ゲヴォン「これは今から重要なものだから、ちゃんと元の位置に届けようね。」

ゲヴォンは、カハツベエや主人公達には気付くことなく、ランプを手に取った。
ゲヴォンに回収されとる(困惑)
元の位置とは?

???「ひとまず無事でよかった。」

???(考)「ここに流されたのは僕らだけみたいだ。」

???(船)「ねぇ、あそこのずーっと向こうの海岸に見える、イドリス風のランプ、あれ船にあった奴じゃないかな?」

それってさっきゲヴォンが言ってた元の位置ってやつ?未来から持ってきたランプなのかこの時間軸のランプなのか…

???「え、よく見えるなあ。」

???「あんなに遠いのに。」

船長の子「小さいころから、ちょくちょく船に乗せてもらってたから多分目は良い方かな?」

???「そういえば、親父さんあの船長さんだもんな。」

???(考)「そこのベアレ先生の所の子も、仕切るの上手かったし。」

あのベアレに子供いたの!?
そんな描写無かったが…まぁ、主人公が見てた手記は晩年のだったしなぁ。


船長の子「あなたも、何かあのランプの曰くみたいなの、説明してなかったっけ?あんまり聞いてなかったけど…」

???(考)「あの本物かは分からないけど、発掘された遺物?
あの中には魔法使いがいて、何でも三つ願いを叶えてくれるが代償を取るという伝説が、ずっとあった奴。
一度目の願いで記憶を奪い、二度目の願いでは三年間眠り続ける事になる。
三度目の願いで中の魔法使いと入れ替わってしまい、以降魔法の力を与えられ誰かの願いを三つ叶えるまで…ランプの中に閉じ込められる、ってさ。」

船長の子「ほら、完璧。お母さんが考古学者なだけある。」

イドリス風のランプはやはりイドリスで発掘された物か。
ベアレの子ってのははっきりしてるけど、考古学者と船長というのは今までで登場した事ある人かな、それとも特に重要ではないかな?

ベアレの子「…そのランプ、使ってこの島から出られないかな?」

考古学者の子「どうだろう。
普通に大人の人がこの島にいるかもしれないし、いなくても救助の人が来るかもしれないし。」

ベアレの子「なんか、海岸の近くに塔が立ってるし…
でも、あんまり近づきたくないな。うまく言えないけど、なんだか変な感じがする。」

考古学者の子「ランプが本物だったとしても、代償が大きいから、迂闊に使いたくないかな。」

船長の子「ちょっと島を探索してくる。それで考えよう。」

ここから三人の子供は別行動に。

ベアレの子はカツユマルを見据えた。
見えるんだ…

ベアレの子「おじいさんの幻覚が見える…。この島がおかしいせいかな?」

しかし、主人公の事は見えていない様子。

カツユマル「可哀想な子だ。尊いものに祈るといい。何か祈るためのものがあればよいのだが…」

ぶつぶつと呟きながら、カツユマルは今度は考古学者の子の方へ歩いていった。
カツユマルの姿はこちらの子にも見えている様子。

順応性高っ。

考古学者の子「船乗り達から聞いたけど、この島は奇妙な噂があるらしいんだよな…。
あの南側の建物に近づくと、これまた記憶が消えてしまうって。
綺麗な男の人が、綺麗な女の人を隠してて、それで近づく人の記憶を消すんだってさ。」

って事はこの島はマーグ・メルド島か!
十数年前ならまだ精霊童子と操られてるスヒメがいるじゃん。


考古学者の子「今の所入口が分からないから誰も近づいていないけど、このことを知ってるのは僕だけっぽいんだよ。
ランプを取りに海岸に近づくにはあの建物に近づくしかないけど…僕はさ…
父さんの事も母さんの事も忘れたくないから嫌だな。
誰かがランプを取りに行けば、その時点で記憶は消える。
じゃあ、そいつがランプに願えば実質代償なんてない。
だからランプを取りに行った奴が願えばいいんだよ。
でも僕はその役回りになるのは嫌だから、誰かがランプを取りに行くのを待ってるんだ…」

カツユマル「可哀想な子だ。尊いものに祈るといい。何か祈るためのものがあればよいのだが…」

カツユマルは船長の子の方へ歩いて行った。

船長の子「遭難すると幻覚を見るし、特に精神活動が活発な元気な時の方が見るとは聞いていたけど、本当だったなんて…
まぁいいか。考えをまとめるのに話相手が欲しかったし。
ねぇ…あの考古学者の子がランプを取りに行こうとしないって事はさ…
多分あの塔の方に近づいたら駄目な何かがあるんだと思う。だから様子見してる。
それより私はお父さんから習ってある程度天気が読めるんだけど、多分…もうすぐ雨が降りそうなんだ。
遭難した時に体を冷やすのって、一番いけない事。」

海に放り出されてたし海水で既に濡れてない?そっちは乾いたのかな。

船長の子「さっき、一応一人だけならどうにかひそめそうな洞窟は見つけたけど。もう少し掘り進めないと多分一人も入れないね、あれ。
雨が降るまでの時間を全て掘るのに使わないと間に合わない。
それでも一人分がギリギリだから、あの二人がこっちに気付くと困るけど…
ランプの事で夢中らしいから今の所大丈夫かな…って。」

カツユマル「可哀想な子だ。尊いものに祈るといい。何か祈るためのものがあればよいのだが…」

ぶつぶつと呟きながららカツユマルは立ち去った。

主人公はギルモア達の方へ戻る。

ギルモア「今の状態では出来る事はあまり多くなさそうだな。
あの成体の人間、この近辺をうろつくばかりで、ゲームに参加しているようには見えんな。」

カハツベエ「まぁ…年寄りが子供の遊びに付き合うのは、あぁいう感じにはなるだろう。」

しかしこちらも、干渉するための力が弱すぎるのか、子供達の姿すら曖昧にしか認識出来ていない。

ギルモア「もう少しこの時間軸にちゃんと存在できるだけの、媒介のような何かを見つけてくる必要がありそうだ。
一旦戻ろう。
…というか恐らくもう自動的に戻ってしまう頃合いだろう。干渉が弱ければ、じきに弾かれる。そら。」

封印解放彼誰郷に遷移。

END


38.首飾りと三人の町人

封印解放彼誰郷の開けた地にいる鬼人カハツベエから開始。
加速剣士ギルモアの見解によれば、ルーンキーパーであるカツユマルは先ほどの時代に強く存在出来ているため、彼に共鳴して近づけるよう、彼の思い入れが強そうな道具を持っていくのが有効だそう。
そこで主人公は、カツユマルがかつて作ったお堂に祀ってあった装飾具の事を思い出す。

クエスト受注。

封印解放黒鷲城下町に戻り、見習い鍛冶屋タタラに例の装飾具の行方を尋ねる。

タタラ「あの珍しい金属が使われていた装飾具?首から下げる形で、短刀より小さな刃物が付いてる奴だな?
それが売り手が捨ててしまったとかなんとかで買い取れなくなっちまった。
呪いの品じゃあ仕方ない、とさ。
変な噂を立てたせいで、かえって損をしたって事だ。どうにも欲をかくと良くないな…」

興行人アカキに話しかける。
アカキによると、試した人に貸したら返って来なくなってしまったと。
どうやら恋仲でもない相手に装飾具を送り付けて、気味悪がられたそうだ。
えぇ…

え、待って待ってΣ(゚◇゚;)
初対面の時のカツユマルさんにした所業の罪悪感どんどん増してく…


アカキ「小さいお孫さんもいたのに、可哀想にそれ以来、何かにつけてお祈りできる何かを探して縋(すが)っていたみたいなんだ。
そのおじいさんが大事にお堂に祀ってたものを、無下に扱ったのがいけなかったんだね。」

門番カスガイに話し掛ける。

カスガイ「あれ…です…か…。俺はただ彼女があれを身に着けた姿を見たかっただけだったんです。
だから、一時的にあの装飾具をアカキさんから少しだけお借りして彼女に贈ったのです。」

おい、贈ったら一時的に借りる事にならんだろうよ?(゚ω゚;)
カスガイはその装飾具に関する噂を知らなかったらしく、贈られた女性は怖がって捨ててしまったらしい。
彼誰郷に捨てた所、大きな沢山の武具を持った何者かが拾って彼誰郷の向こうの城へ持って行くのを女性は目撃していた。
センコウジか…装飾具には興味無いと思いきや、刃物が付いてたのでセンコウジの収集ジャンルだったみたい。
そんなんでもいいのか…


センコウジが黄昏城に装飾具を持って行ったと分かった主人公は、宿屋に戻り加速剣士ギルモアに報告。
しかし、ギルモアが戦いたがって余計な問題を起こさないようにセンコウジの事は伏せ、確実な情報ではないので単独で取りに向かうと伝えた。

ギルモア「…何か含みがある言い方ではなかったか?」

センコウジの事知ればこのバトルジャンキーは確実に戦いメインで行って、装飾具の回収どころじゃなくなる…

END


39.三人の武者

封印解放黒鷲城下町の加速剣士ギルモアから自動開始、クエスト受注。
ギルモアからミッション「封印解放黄昏城」を選択、ボス「魔族センコウジ」を討伐。
刃の首飾りを回収。
…そういえば、この黄昏城にウーラバから錨を下ろした時、クドラクの乱入で事態がややこしくなった記憶はあるのだが、その時にセンコウジはいなかったな。

封印解放彼誰郷に移動し、開けた地にて加速剣士ギルモアに報告。

ギルモア「ふむ、これがそうなのか?やはり戦闘に使うのには向いていなさそうだな。
まぁいい。こちらも丁度準備は終わった。」

センコウジもこれ収集の範疇に入るのか迷ったんじゃないかな(笑)

END


40.三人の子供達ゲーム2

封印解放彼誰郷の開けた地にいる鬼人カハツベエから開始。

カハツベエ「首にかける装飾具か…。イズモではあまり見かけんが、外国の物を真似て作ったのだろうな。」

加速剣士ギルモア「では、今一度あの時間軸に飛ぶとしようか。魔物は既に私が狩るだけ狩っている。」

カハツベエ「手際は良かった、とだけ言っておく。」

うん…それ以上聞くのも野暮だな。
主人公達は再び過去への道を開く。

おや、何か狭間の空間に出たぞ。
世話人カツユマルは主人公の持っている首飾りを見ると、目を見開いた。
手を伸ばし、首飾りを手に取る。

カツユマル「なくしたと思ったがこんな所にあったか…」

相変わらず主人公達の事は見えてなさそう。
カツユマルは首飾りを持って船長の子がいる方へと歩き出した。
風景が先ほど見た海岸に切り替わる。

船長の子「うわ…また幻覚見えてる。しかもなんか増えてる。まぁ、体力が減ると見えなくなるっていうから、まだマシかもだけど。
ねぇでも、せっかくだから話し相手代わりにしちゃおうか。
ここにきてあのランプの使い方と危険性を教えてくれたのはあの考古学者の子なんだけどね。
よく考えたら隠さないで全部話してくれたの、凄い事だと思う。
南の塔に近づくのは危険かもしれないけど、どんな危険かは話さないと分からないよね。
対策が立てられそうなら、みんなであそこに逃げ込むのが一番いいはず。
洞窟に隠れて一人だけ助かるのは諦めて、ちゃんと話しに行こうと思う。」

カツユマル「正しい事をする勇気が欲しいのなら、祈る相手があるのはいい事だ。」

カツユマルは船長の子に首飾りを手渡した。

船長の子「え、なにこれ、本物じゃないよね?幻覚だよね?」

カツユマルとうとう過去に物理的に干渉した(笑)
未来の品物あげちゃったよ…

カツユマルは踵を返して、考古学者の子の所へ歩き出した。

考古学者の子もこちらの姿が見えているらしく、船長の子と同じように話し始めた。

考古学者の子「ずっと考えてたんだけどさ…あの船長のとこの子、船で僕が落っこちた時、手をつかんで助けようとしてくれたんだ。
それにベアレ隊長のとこの子。あの子はあのランプの使い方を元々聞いてたから、取りに行って、船の上まで戻ってきて、僕らを助けようとしたんだ。
でもその時三人ともまとめてなみにさらわれた。
思い出は大事だけど、でも、あの二人を寂しがらせるのはいけないって、やっぱりそう思う。
だから…だからさ、やっぱり僕がランプを取りに行く。そうするべきだと思う。」

カツユマル「正しい事をする勇気が欲しいのなら、祈る相手があるのはいい事だ。」

カツユマルは考古学者の子に首飾りを手渡した。
……んー?(゚ω゚;)

鬼人カハツベエ「え、増えてないか、あの首飾り?」

ギルモア「時間軸が歪んでるのだから、そういう事もあるだろうな。」

ギルモア納得するのも速い。

困惑する考古学者の子をよそに、カツユマルはベアレの子の所へ歩き出した。

ベアレの子「…。この場所は何か変。今の状況も何か変だね。正直、あなたたちはただの幻覚と思えなくなってきてる…。
他二人は気付いてないようだけれど私には記憶がないんだよ。
多分あのランプは私が一度願いに使ったんだと思う。
三人そろって船から落ちたと聞いたけど、全員無事なのはおかしいから、多分命が助かるように願ったんだろうな。
…あのランプ、勝手に取っていいのか、それをしてしまうのが良くないのか…少ない情報からだと判断がつかないから、様子見してる。
でも、もしかしたら取りに行った方がいいのかもしれないね。」

確かに、ベアレの子だけ島に来てから知識的な事は何も言ってなかったな。
親のベアレの事も忘れちゃったか。
まさかベアレが聖人と呼ばれるくらい分け隔てなく人々を病や怪我から救うようになったのって、この子供を失ったのがきっかけだったり…?

カツユマル「正しい事をする勇気を持っている子なのだから、それをまた思い出せるようこれを持っていると良い。」

カツユマルはベアレの子に首飾りを手渡した。
計3個に増えた(笑)もしかするとカツユマル自身もまた持ってて計4つになってるかも(笑)
ふと気付くと、カツユマルの姿はどこかへと消えていた。

そして、各々行動した三人の子供は再び合流する。
どうやら自分達の事をそれぞれ話しているようだ。

船長の子「つまりあなたたち二人とも記憶がないんだね?
それでランプがここにある、って事は、多分南の方へ行くと記憶が消えちゃう、って事だったのかな。」

考古学者の子「そう…なのかな?気付いたら持ってた。」

考古学者の子、自分だけが唯一塔の曰くを知ってたのに他二人に話す前にランプ取りに行ったから、塔の影響については推測するしかなくなった…

船長の子はベアレの子に、次にランプを使えば昏倒するかもしれない事を指摘。
そして、今後の行動について話し始める。

船長の子「多分だけどね、これから雨が降ると思う。
気温はそこそこだけど、暖かいとまでは言えない時期だから、体を冷やすのは多分よくない。
だからね、あの南の塔…あそこの入り口がさっき見えたから、あの中に入り込もうと思う。
体を冷やして衰弱死よりはましだもの。
ただ、雨が降るまでの残された時間で、私の事と私が知る限りの貴方達の事とこのランプの事をメモに書き留めたいんだ。
これから生き残るためにね。
あなたのお母さんは考古学者で、あなたは手帳と鉛筆を持っていてお母さんの記録係をたまにしてたから…メモの道具があるはず。
貸して。後ろの方に書き足すね。
書くだけ書いたら三人で南の塔へ行こう。書くことはまず最初に…そう名前。
それから…。」

塔の中に遷移。

やっぱりマーグ・メルド島。
自分達もメモを覗き見てみるが、名前を書いてある部分が上手く見えない。
この時代のゲヴォンを当てるゲームをしているため、答えが分かってしまうような事は見えなくなるようゲヴォンに干渉されているのかもしれない。

更にカツユマルがいない今、主人公達の姿も子供達には見えなくなっているようだ。
そのカツユマルもゲヴォンが誰か当てようとする気配が無い。

ギルモア「次に現れた時に、さっさと我々であの老人を正解の前に連れて行って、答えとして示した方がいいかもしれんな。」

三人の内から一人を選び、カツユマルを連れて行ってゲヴォンかどうか尋ねる。
三人の誰を選んでも進行に変化はない。

→ベアレの子を選んだ場合。
ベアレの子「…違うよ。手帳に書いてあった名前はレナータ。他の二人は考古学者の子のケリーと船長の子のフランセス。ゲヴォンなんて名前には、覚えがないよ。」

この三人ってケリー達だったんΣ( ゚Д゚)顔見たかった…
というかレナータさんがベアレの子って事は…計らずもガレリアに戻ってきてたんだね…
その時、ゲヴォンが姿を現す。

ゲヴォン「おじいさん、駄目だよ変なことしちゃ。ただでさえあの三人は、この後力を合わせてランプを使わず狼煙を上げ続ける。
それで、救出されちゃうからずっとここにいてくれないんだ。
でも少し手順を変えれば、永遠にここにいて僕と遊んでくれるはずだから、頑張らないと。
それにしてもプレイヤーが急に増えるのはマナー違反だよ。
答えも外したみたいだし、そっちの人達は出て行ってね。」

ゲヴォンはヴァルプルギスの杖によく似た杖を、こちらに向けたふるった。

封印解放彼誰郷に遷移。
開けた地から封印解放黒鷲城下町に戻り、ギルモアから皆で集まるを選択、フランセスに報告する。

フランセスは孤児院に行く前の事は憶えていないらしく、ケリーとレナータと一緒に島で遭難した事も分からないようだ。
て事は、あの塔でメモを見た後更に記憶を失ってるのか…