41.ランプ巡らす因果1
商人見習いフランセスから自動受注。
フランセスは主人公が話した島での出来事について思い出そうとするが、孤児院に入るあたりの前から全く記憶が無い事に違和感を感じている様子。
そこへ、ふいに時の魔女アルビナが姿を現した。
演算結果によると、杖のレプリカ探しは一旦保留にして、今ある魂の歪みを正常化させればルーンナイトに出来る存在がいるという。
まず、ポリトウ=テロウスにあるルーンを、そのルーンキーパーであるカツユマルがイズモに移し、この場所でイドリスと同じように人間の魂が移住する異世界を作れば良いとの事。
ルーンをここに移せばテロウスでは同じ事が出来なくなるが、テロウスの人間の魂は既に大半が魔王に吸収されているため、テロウスで同じ事をしても望みは薄いだろう。
アルビナは主人公の力を借りてルーンを移転させるため、黒鷲城の大蛇の間に来るように指示する。
門番カスガイに話し掛ける。
カスガイ「うん?あなたは元レーム王…様ですと?…。あーーーーー。お、思い出しました。失礼を。もう何年も前の事でしたから。」
もう何年も前の事なんだな…
スヒメに全然会えてない。
黒鷲城に入り、カスガイに話し掛ける。
カスガイ「ここに何かがある、という事でしょうか?あれ以来、しばらくして大蛇は弱って消えたようですが、また何かあるようでしたら…きっと我々の手には負えぬでしょうから。うん?」
その時、アルビナが姿を姿を現した。
カスガイは突然現れたアルビナに驚いているようだ。
アルビナ「すみません、私は怪しい者では…怪しいですね。すぐに終わりますから。
以前原始大陸に、こちらの大陸の土地を寄せようとした事は憶えていますか?
私達がこれからする事は、あれをもう少し簡単にしたものです。
今回引っ張ってくるのはルーンだけですし、同じ世界の内側ですからそう難しくはありません。
あなたが位置を見定めて、私の力だけで引っ張ってこれます。どの道残りの二人とは、今連絡がつかない状態で、力は借りられませんが。」
主人公は空間の歪みを探し、アルビナに伝える。
アルビナ「そこですね。分かりました。視線をそこから外さないでください。
あなたの瞳にはフォイルニスの水晶の力があります。その力で、ルーンが来る未来を観て確定させます。」
目の奥が何かちかちかする感覚がある。
不意に目の前にルーンが現れたのが見えた。
マティア・コスモスに遷移。
過去を見ているのだろうか?
後ろでレナータとケリーの声が聞こえて来た。
あの時のレナータとケリーの会話の続きかな?
レナータ「そうですねぇ…使えるアイテムはあらかた使いましたし、後はもう…これくらいですかねぇ?」
レナータは袋から、見覚えのあるランプと手帳を取り出した。
ほらぁ!やっぱりレナータさん何か持ってた!コインでは無かったけど!
レナータ「この手帳に使い方書いてます。一度でも使うと危なそうな記述だったんで使えるか検証したことないんですよね。
今一番最悪なのは、その手帳に書かれてることが嘘で、役立たずってオチですが。」
ケリーは手帳を開いて内容を確認する。
ケリー「なんか…書いた覚えてねーのに、筆跡が俺に似てて気持ち悪いんだが…。
えーっと…願いが叶う…1つ目の願いで記憶が消えるペナルティ…2つ目の願いで一年眠る…注釈あるな。
『すでに一つ目の願いは使っている。』
『二つ目、これ一年飲み食いできなくて死ぬ罠では?』」
ハッΣ( ゚Д゚)
2つ目の代償言われてみれば確かに…!
SAOのプレイヤーみたく病院で生命維持出来れば何とか…
商人見習いフランセスから自動受注。
フランセスは主人公が話した島での出来事について思い出そうとするが、孤児院に入るあたりの前から全く記憶が無い事に違和感を感じている様子。
そこへ、ふいに時の魔女アルビナが姿を現した。
まず、ポリトウ=テロウスにあるルーンを、そのルーンキーパーであるカツユマルがイズモに移し、この場所でイドリスと同じように人間の魂が移住する異世界を作れば良いとの事。
ルーンをここに移せばテロウスでは同じ事が出来なくなるが、テロウスの人間の魂は既に大半が魔王に吸収されているため、テロウスで同じ事をしても望みは薄いだろう。
アルビナは主人公の力を借りてルーンを移転させるため、黒鷲城の大蛇の間に来るように指示する。
門番カスガイに話し掛ける。
カスガイ「うん?あなたは元レーム王…様ですと?…。あーーーーー。お、思い出しました。失礼を。もう何年も前の事でしたから。」
もう何年も前の事なんだな…
黒鷲城に入り、カスガイに話し掛ける。
カスガイ「ここに何かがある、という事でしょうか?あれ以来、しばらくして大蛇は弱って消えたようですが、また何かあるようでしたら…きっと我々の手には負えぬでしょうから。うん?」
その時、アルビナが姿を姿を現した。
カスガイは突然現れたアルビナに驚いているようだ。
アルビナ「すみません、私は怪しい者では…怪しいですね。すぐに終わりますから。
以前原始大陸に、こちらの大陸の土地を寄せようとした事は憶えていますか?
私達がこれからする事は、あれをもう少し簡単にしたものです。
今回引っ張ってくるのはルーンだけですし、同じ世界の内側ですからそう難しくはありません。
あなたが位置を見定めて、私の力だけで引っ張ってこれます。どの道残りの二人とは、今連絡がつかない状態で、力は借りられませんが。」
主人公は空間の歪みを探し、アルビナに伝える。
あなたの瞳にはフォイルニスの水晶の力があります。その力で、ルーンが来る未来を観て確定させます。」
目の奥が何かちかちかする感覚がある。
不意に目の前にルーンが現れたのが見えた。
マティア・コスモスに遷移。
後ろでレナータとケリーの声が聞こえて来た。
レナータ「そうですねぇ…使えるアイテムはあらかた使いましたし、後はもう…これくらいですかねぇ?」
レナータは袋から、見覚えのあるランプと手帳を取り出した。
ほらぁ!やっぱりレナータさん何か持ってた!コインでは無かったけど!
レナータ「この手帳に使い方書いてます。一度でも使うと危なそうな記述だったんで使えるか検証したことないんですよね。
今一番最悪なのは、その手帳に書かれてることが嘘で、役立たずってオチですが。」
ケリーは手帳を開いて内容を確認する。
ケリー「なんか…書いた覚えてねーのに、筆跡が俺に似てて気持ち悪いんだが…。
えーっと…願いが叶う…1つ目の願いで記憶が消えるペナルティ…2つ目の願いで一年眠る…注釈あるな。
『すでに一つ目の願いは使っている。』
『二つ目、これ一年飲み食いできなくて死ぬ罠では?』」
ハッΣ( ゚Д゚)
2つ目の代償言われてみれば確かに…!
SAOのプレイヤーみたく病院で生命維持出来れば何とか…
というか、島の時は三年って書かれてたけどな…
後の展開的にはどっちでもいけるというか、これ以降はずっと一年の計算で物語が進んでいくので、多分三年の方が誤植かな。
考えた末、レナータはランプに願いを言い始めた。
レナータ「…よし、まとまりました。
『この願いのペナルティを今から指定する三つ目の願いの願い手に、三つ目の願いのペナルティと同時に適用してください。』
これが願いです。
三つ目の願いの願い手とは。
『今この島の近辺で、生きてはいるが安全ではない状況にある人全員』です。」
ランプから煙が出る。
ケリー「な…なんかややこしい事願ってないか、大丈夫か?
えーっと、3つ目のペナルティ…ランプの中に閉じ込められて、次に誰かが願いを3つ叶えるための存在になる?
え?これヤバくないか?」
ウィクロス(無印)で同じような循環システムあったな(゚ω゚;)
後は世にもの13番目の客だったか…あれは理髪店の12人の店員になって店から出られなくなる話だけど。
レナータ「次はえーっと…あ、しまった。
これだと、悪い人も三つ目の願いの願い手に含まれてしまって、後で困るかもしれませんね。
あと考慮しておいた方がいいのは…。無人島に出てしまうと、これもまずいですね。」
悪い人…そういえばあの時の騒動でオルクス王子の近くにはゲヴォンもいたが、あの子も願い手の対象に入るんだろうか?一応人の範疇でいいのかな。
ケリー「ペナルティへの対処もどうするんだよ。」
レナータ「多分なんですけどもね。
ランプに閉じ込められている存在が、願いを叶える仕組みである以上…。
ランプに閉じ込められている間は多分何年飲まず食わずでも死なないのでは?」
ケリー「いやでも、俺達が上手く使った所でこんなもん、未来永劫繰り返す仕組みな以上…
いずれ馬鹿の手に渡って酷い目に遭うに決まって――」
レナータ「よし、決まりました。
『今から一年以上たった後』
『全員脱出出来る安全圏で』
『私達を保護する意思を持てる誰かの手にランプがたどり着いた時』
『邪悪な者を除いて』
『ランプに閉じ込められている人達を全員脱出させなさい』」
ケリー「そ、そうだな、脱出しちまえば仕組み自体が終わる。
『その時にランプをからっぽにして、この仕組み自体を終わりにしてくれ』」
レナータ「え、ちょっとそれは矛盾が――」
SPADE黒「あっケリー余計な事を…もしゲヴォンが悪い子でランプの保護対象に入ってたら、ランプに残されるから空っぽにするの無理なんだが…」
…いや、ゲヴォン今外にいるし彼がランプ落としてったんだし、ランプの中には入ってなかったか。
どうやってあの場所から逃げ延びたのかは分からんが…
それにこの全員脱出には、願いを叶える側のランプの中にいるであろう人も対象に入るのだろうか?
ランプから煙が出て二人の姿をかき消した――
封印解放マールケン港に遷移。
ビナちゃんとミルラさんって事は…
マップ名は封印解放ver.だけど、テロウスの大惨事より前の時系列か。
ミルラ「この裏の家の子が持っていたランプを気づかれないように、こっそり少しだけ借りてきたの。
いえ、この裏の家の子、と言うのは変かしらね。10日前、マーグメルド島から助け出された、身元不明の子が一時的に預けられているだけのようだから。
すぐ元の場所に戻すわ。それより、あなた特有の力である時間移動は、ちゃんと安定しているみたいね。少し離れても壊れなかった。
後は私の演算結果で解放する必要があると出た子を解放するだけ。」
この2人はどの辺の未来から来たんだろ?当時だとビナちゃんまだ生まれてもないだろうし。
ミルラは鳥に何かを命じてランプに魔法をかけている様子だ―
ミルラ「いつのテロウスかしら?」
ゲヴォン「え、いつって…闇の魔法が溢れかえってる時だよ?」
ビナ「あ、あのテロウス崩壊の時の!?あなたもあそこにいたんだね。」
て事はこのランプはやっぱり未来から持ち込まれたランプで、中にはケリー達も入ってる?
ん?でもゲヴォンが入ったランプをゲヴォンが持ち込んだ?
ビナちゃん達はテロウス崩壊後の時間からここに来てるみたい。
ミルラ「そう、それならここはあなたから見れば十数年前のマールケンよ。
私の演算では、あなたをこの時代、ランプの中から解放する事で、闇の魔法の矛盾が解消される。」
ゲヴォン「闇の魔法の矛盾?僕にそんな変なのかけたの誰?」
ケリー…
ミルラ「さぁ?そこまでは演算してないわ。」
ゲヴォン「そんなどこの誰が作ったのかも分からない矛盾を、なんでお姉さんたちが解消してるの?」
ミルラ「私達魔女は、そういう機能でもあるから。闇の魔法そのもの。闇の魔法というシステムの一部。」
ゲヴォン「魔女!?魔女だったんだ!!ふーん…この子も?」
ビナ「私は、これからなるから、練習してるの。」
ゲヴォン「…。」
何かリアクションを(^^;
ミルラ「さぁ、解放した以上は私達は関与しないわ。普通の人間なら、過去に放り出されれば困るでしょうけど、あなたはそうではないもの。」
ゲヴォン「本当に困らない?僕が過去に戻った以上、今いる僕に会いに行けば、矛盾が生まれるんじゃないの?」
ミルラ「あなたがそうしたら、また魔女がその矛盾を解消しに行くでしょうね。多分マギあたりかしら?」
この時代のゲヴォンに会いに行くとなればフォーゲンブルグに行く事になるからね。
ゲヴォン「ふーん…関与しないんだよね?じゃあさ、僕、この子についてくよ。
遊び相手がいなくてつまんないし。魔女がどうやって出来るのかも見たいし。」
ミルラ「好きにするといいわ。そろそろ、奇界へ戻りましょうか。ランプを元の場所に戻して。」
一瞬ミルラと目が合った―
視界が黒鷲城に戻って来る。
ルーンの転移も成功しているようだ。
主人公は先ほど見た光景をアルビナに話した。
アルビナ「そうでしたか…憶えてます。あの後、私、あの子と一緒に過ごして修行したんです。
私は大人になって、魔女になったけれど、あの子はその後も子供のまま。
昔みたいに遊べなくなって、あの子が拗ねて、それでヴァルプルギスの杖のレプリカを持って行ってしまって…」
で未来のランプも過去に持ち込んだ?
じゃあ船にあった発掘されたばかりのランプはどこに…?
それよりもアルビナはテロウス崩壊時のケリーとレナータの会話で矛盾の正体が分かった様子。
レナータの願いにより邪悪な者はランプから出られない。しかしケリーの願いにより最後ランプは空にならなければならない。
アルビナ「きっとその矛盾を解消するために、ゲヴォンは『過去のランプに閉じ込められた』んです。」
…んん?過去のランプ?
じゃあ未来からランプが持ち込まれたんじゃなくて、当時のランプに未来のゲヴォンだけが飛ばされて来た?おお?
アルビナ「そしてあの時伯母様は、将来あの姉弟がランプを使う前に…ゲヴォンをランプから出す事でもう一つの矛盾を解消したんでしょう。
あのランプは一度でも誰かが願いを3つ使い切れば…その時点で次の願いを叶え切るまでランプの中に閉じ込められる。本来なら、常にランプには前の願いを叶えてもらった誰かが入っているはずなんですが…一番最初だけは例外で誰もいないんだと思います。
そしてあのランプは、太古の昔に作られて発掘されて今に至るまで、恐らくずっと使われてこなかった。
だからあの時のテロウスで、3つ目の願いを叶えた時に誰も出てこないのはおかしくない。
けれど、あの時ゲヴォンが出てきてしまうとおかしくなります。
ゲヴォンはランプに閉じ込めるべき対象であると同時に、 出すべき対象になってしまう。
だから、それより前にあの子を出す必要があったんでしょうね。」
END
42.墓石から天仰ぐ蛞蝓(なめくじ)
時の魔女アルビナから自動開始。
今ならゲヴォンの謎の答えを突きつけられるかもしれない。
クエスト受注。
アルビナにゲヴォンの謎かけについて説明する。
アルビナはすぐに過去のマーグメルド島に飛ぼうとするが、ゲヴォンが警戒して杖の力で結界を張っているのか、行く事が出来ないようだ。
そこで、アルビナは主人公の道具袋に白い羽根を入れて、そこまで警戒されていない主人公を跳ばす事に。
アルビナちゃんちょっとオコだね( ´ー`)
過去のマーグメルド島の塔内に遷移。
今回は主人公の事が幻覚として見えている様子。
さすが魔女の力。
フランセス「何の話してたっけ?」
レナータ「私はあなたたちが何でもめてたか知らない。とにかく、私が灯台の灯りで出してた救難信号に、応える灯りの明滅をする船があったんだから、船来る前に…
何持って外に出るか決めないと、って言いに来ただけ。
塔の外に出る時に、多分また記憶がなくなるから、手紙に書いておく事他になかったか最終確認も要るよ。」
フランセスとケリーは、ランプをここに置いていくかどうかもめているようだ。
ケリーは救助された後、船が再び嵐にあったり船に悪人が乗ってた時の最終手段として持って行くべきだと主張。
フランセスはペナルティがあるのでどのみち使う余地も無く、悪人がいたとすれば悪用されないように置いていくべきだと主張。
それを聞いたレナータは、自分が持って行くと言う。
レナータ「メモによると、私はこれを一度嵐の時に使ってるはず。
多分、ペナルティがあっても、私は構わず使う方。」
確かに、テロウス崩壊の時もどんどん決めて願い事言ってたもんな。
しかしそれを聞いたケリーは、レナータだけ良い物を持っているようでズルいと言い出す。
レナータ「あのさー、どうせこの後記憶がなくなっても、また同じようにすぐ三人で仕事を分け合ったり…
今みたいに喧嘩したりするようになるんだから、誰が持ってても一緒でしょ。
今は急がないと。」
ケリー「また同じ関係になるの前提なのが。」
フランセス「今度は2対1とかになったりする可能性あるかもじゃない。」
レナータ「そんなガチガチの関係作れるほど殊勝な人格者いないでしょ、私達に。
三人いる時点で喧嘩したら、2対1になんかならないで、誰か一人が総取りするようなのばっかり。」
スヒメと精霊童子の時も似たような事言ってたなー
ケリー「数日の付き合いで酷い言われよう…」
レナータ「ま、その分誰か二人が駄目になっても、残り一人がなんとか面倒見るでしょ。
ここまで依存せず、助け合う事は出来たわけだし。」
フランセス「その何とかする一人の側になったら面倒すぎて嫌…って、そろそろ本当に船がつくから、覚悟決めて外に出よう。」
まさに今のフランセス。
3人の子供達は外に出ようとドアの方に移動。しかし、先ほどまで開いていたドアが開かなくなっている。
すると少年ゲヴォンと世話人カツユマルが出現。
ん?ゲヴォン状況分かってる?
ゲヴォン「久しぶり…ってうわ、また介入してきてるのがいる!!
どうやって入ってきたのかな。邪魔しないでよ。」
ゲヴォンが杖を振ると、急に体が動かなくなった。視線や指先はわずかに動くようだが…
一方のゲヴォンは、3人の子供達が外に出ないようにしたいようだ。
ゲヴォン「君たちが外に出る必要なんてないよ。ここでは飢える事も乾く事もないのは、この数日で分かったでしょ?
ここは光の魔法の始祖が、ここにいる者にエルフに近い形を維持させる魔法をかけている。
エルフの体は基本的には人間の体と同じ。だからここに居続ける限り、人の体は損なわれず失われず歳も取らない。
ずーっとずーっとここにいればいいって事。」
スヒメのための魔法だな…。
しかし3人とも、怪しい話に警戒している。
レナータは主人公の方を見つめる。
レナータ「前にあなたたちが現れた時、ゲームをしてると言ってた。
この子が今どこにいるか、そこのおじいさんに当てさせるゲーム。
あってる?あなたは、あの子が今どこにいるかを知ってる?」
レナータさん流石すげぇ。
主人公は視線を動かし、レナータが握りしめているランプを見つめた。
レナータはうなずき、カツユマルにランプを差し出した。
カツユマル「ここに…坊やが閉じ込められているんだね。そりゃあ寂しかったろうな…」
ゲヴォン「しまった。」
その瞬間、主人公の拘束は解かれ、アルビナの姿が現れた。アルビナを拒絶する結界も消えたようだ。
アルビナ「まったくもう。こんな悪戯して。
分かっていると思うけど、その杖は闇の眷属に近い存在であれば、だれでも少しは古代魔法を使えるようにしてくれる。
でも、条件がある。何らかの宣誓をして、魔法を他者が解体しうる余地を作らないといけない。
あなたはその制約として、このゲームをしたんでしょ。
マールケンであなたをランプから出した時…このランプを持っている子は10日前にマーグメルド島から救助されたって伯母様は言ってた。
そしてその時あなたは眠ってはいなかった。
つまり、あの時から一年以上前の時間軸に飛ばされていた。
この時間軸があの時から10日前なら、当然ランプの中にはまだあなたがいた。」
ゲヴォン「せっかくずっと遊んでくれそうな人達を捕まえられそうだったのに。」
アルビナ「カツユマルさんにはルーンキーパーとしての大事な仕事があるの。
あなたは人足先に、奇界に戻ってもらうからね。さて、カツユマルさん。
光の指す方へ進んでください。そうすれば、一番会いたかった人達に、きっと会えますから。」
カツユマル「一番会いたかった…。…そう…かい…そうだったのかい。」
カツユマルの姿がゆっくりと掻き消える。
アルビナ「さて、この時間軸に別の時間軸の人間を招く結界自体がそろそろ切れますので、何もしなくても戻れるはずです。
…あぁ、そうでした。一つだけ。もしあなたたちがそのランプの中に閉じ込められたとして…。
もし一時的には安全でも長期的には動乱の時代にすぐ出てくるのがいいか、ずっとずーっと後の時代になるでしょうが…安全な時代に出てくるのがいいか、選べるとしたらどちらにしますか?」
あ、そういえばレナータさんの条件だと安全の定義が曖昧だし、下手すると数百年後もあり得るのか。
レナータ達は長々とランプの中に入っているのは嫌だと答える。
アルビナ「でも、ランプの中にいる間、あなたたち喧嘩もしない、永遠に近い時を過ごす、まるで一つのような存在でいられますよ?」
ケリー「要らない要らない。」
レナータ「喧嘩ぐらいで何かが減るもんじゃないけど、そっちは何か別のものが減りそうだから。」
それを聞き届けたアルビナは少し微笑むと、やがてその姿が掻き消えた。
子供達には、まだ主人公の事が見えているようだ。
レナータ「あの…幻覚さん、ありがとう。私達、多分あなたに助けられたのだと思うから。」
フランセス「あ、扉、開けられたよ。」
その時、ケリーはカツユマルから貰った首飾りが白い石になっている事に気づく。
三人が身に着けている首飾りの石は、ルーンのように見える。
え、じゃあエリシア区で皆で目印として分け合ったルーンの石ってカツユマル産だったのかΣ( ゚Д゚)
カツユマルに会う前からカツユマルに助けられてたのか…
3人は不思議に感じながらも、怖いとは思っていないようだ。
レナータ「とりあえず一人一個ずつあってよかった。次にまた姉弟になった時、分け分でもめずに済むからね。」
ケリー「ランプは確実にもめるけど。」
記憶が無くなっても、きっと同じようなやりとりでレナータさんの所におさまったんだろうなぁ。
テロウス崩壊の時もレナータさんが持ってたし。
結界の魔法が解け、主人公も黒鷲城に戻って来る。
巨大ルーンの下には、見覚えのあるランプが落ちていた。
ゲヴォンが一瞬呆けてたのは謎だけど、そういえば主人公の事見ても元レーム王だとか何も言わなかったな。
解放されてからずっと奇界にいるうちに主人公の顔忘れちゃった?
考えた末、レナータはランプに願いを言い始めた。
レナータ「…よし、まとまりました。
『この願いのペナルティを今から指定する三つ目の願いの願い手に、三つ目の願いのペナルティと同時に適用してください。』
これが願いです。
三つ目の願いの願い手とは。
『今この島の近辺で、生きてはいるが安全ではない状況にある人全員』です。」
ランプから煙が出る。
ケリー「な…なんかややこしい事願ってないか、大丈夫か?
えーっと、3つ目のペナルティ…ランプの中に閉じ込められて、次に誰かが願いを3つ叶えるための存在になる?
え?これヤバくないか?」
ウィクロス(無印)で同じような循環システムあったな(゚ω゚;)
後は世にもの13番目の客だったか…あれは理髪店の12人の店員になって店から出られなくなる話だけど。
レナータ「次はえーっと…あ、しまった。
これだと、悪い人も三つ目の願いの願い手に含まれてしまって、後で困るかもしれませんね。
あと考慮しておいた方がいいのは…。無人島に出てしまうと、これもまずいですね。」
悪い人…そういえばあの時の騒動でオルクス王子の近くにはゲヴォンもいたが、あの子も願い手の対象に入るんだろうか?一応人の範疇でいいのかな。
ケリー「ペナルティへの対処もどうするんだよ。」
レナータ「多分なんですけどもね。
ランプに閉じ込められている存在が、願いを叶える仕組みである以上…。
ランプに閉じ込められている間は多分何年飲まず食わずでも死なないのでは?」
ケリー「いやでも、俺達が上手く使った所でこんなもん、未来永劫繰り返す仕組みな以上…
いずれ馬鹿の手に渡って酷い目に遭うに決まって――」
レナータ「よし、決まりました。
『今から一年以上たった後』
『全員脱出出来る安全圏で』
『私達を保護する意思を持てる誰かの手にランプがたどり着いた時』
『邪悪な者を除いて』
『ランプに閉じ込められている人達を全員脱出させなさい』」
ケリー「そ、そうだな、脱出しちまえば仕組み自体が終わる。
『その時にランプをからっぽにして、この仕組み自体を終わりにしてくれ』」
レナータ「え、ちょっとそれは矛盾が――」
SPADE黒「あっケリー余計な事を…もしゲヴォンが悪い子でランプの保護対象に入ってたら、ランプに残されるから空っぽにするの無理なんだが…」
…いや、ゲヴォン今外にいるし彼がランプ落としてったんだし、ランプの中には入ってなかったか。
どうやってあの場所から逃げ延びたのかは分からんが…
それにこの全員脱出には、願いを叶える側のランプの中にいるであろう人も対象に入るのだろうか?
ランプから煙が出て二人の姿をかき消した――
封印解放マールケン港に遷移。
マップ名は封印解放ver.だけど、テロウスの大惨事より前の時系列か。
ミルラ「この裏の家の子が持っていたランプを気づかれないように、こっそり少しだけ借りてきたの。
いえ、この裏の家の子、と言うのは変かしらね。10日前、マーグメルド島から助け出された、身元不明の子が一時的に預けられているだけのようだから。
すぐ元の場所に戻すわ。それより、あなた特有の力である時間移動は、ちゃんと安定しているみたいね。少し離れても壊れなかった。
後は私の演算結果で解放する必要があると出た子を解放するだけ。」
この2人はどの辺の未来から来たんだろ?当時だとビナちゃんまだ生まれてもないだろうし。
ミルラは鳥に何かを命じてランプに魔法をかけている様子だ―
ゲヴォン「え、いつって…闇の魔法が溢れかえってる時だよ?」
ビナ「あ、あのテロウス崩壊の時の!?あなたもあそこにいたんだね。」
て事はこのランプはやっぱり未来から持ち込まれたランプで、中にはケリー達も入ってる?
ん?でもゲヴォンが入ったランプをゲヴォンが持ち込んだ?
ビナちゃん達はテロウス崩壊後の時間からここに来てるみたい。
ミルラ「そう、それならここはあなたから見れば十数年前のマールケンよ。
私の演算では、あなたをこの時代、ランプの中から解放する事で、闇の魔法の矛盾が解消される。」
ゲヴォン「闇の魔法の矛盾?僕にそんな変なのかけたの誰?」
ケリー…
ミルラ「さぁ?そこまでは演算してないわ。」
ゲヴォン「そんなどこの誰が作ったのかも分からない矛盾を、なんでお姉さんたちが解消してるの?」
ミルラ「私達魔女は、そういう機能でもあるから。闇の魔法そのもの。闇の魔法というシステムの一部。」
ゲヴォン「魔女!?魔女だったんだ!!ふーん…この子も?」
ビナ「私は、これからなるから、練習してるの。」
ゲヴォン「…。」
何かリアクションを(^^;
ミルラ「さぁ、解放した以上は私達は関与しないわ。普通の人間なら、過去に放り出されれば困るでしょうけど、あなたはそうではないもの。」
ゲヴォン「本当に困らない?僕が過去に戻った以上、今いる僕に会いに行けば、矛盾が生まれるんじゃないの?」
ミルラ「あなたがそうしたら、また魔女がその矛盾を解消しに行くでしょうね。多分マギあたりかしら?」
この時代のゲヴォンに会いに行くとなればフォーゲンブルグに行く事になるからね。
ゲヴォン「ふーん…関与しないんだよね?じゃあさ、僕、この子についてくよ。
遊び相手がいなくてつまんないし。魔女がどうやって出来るのかも見たいし。」
ミルラ「好きにするといいわ。そろそろ、奇界へ戻りましょうか。ランプを元の場所に戻して。」
一瞬ミルラと目が合った―
視界が黒鷲城に戻って来る。
ルーンの転移も成功しているようだ。
主人公は先ほど見た光景をアルビナに話した。
アルビナ「そうでしたか…憶えてます。あの後、私、あの子と一緒に過ごして修行したんです。
私は大人になって、魔女になったけれど、あの子はその後も子供のまま。
昔みたいに遊べなくなって、あの子が拗ねて、それでヴァルプルギスの杖のレプリカを持って行ってしまって…」
で未来のランプも過去に持ち込んだ?
じゃあ船にあった発掘されたばかりのランプはどこに…?
それよりもアルビナはテロウス崩壊時のケリーとレナータの会話で矛盾の正体が分かった様子。
レナータの願いにより邪悪な者はランプから出られない。しかしケリーの願いにより最後ランプは空にならなければならない。
アルビナ「きっとその矛盾を解消するために、ゲヴォンは『過去のランプに閉じ込められた』んです。」
…んん?過去のランプ?
じゃあ未来からランプが持ち込まれたんじゃなくて、当時のランプに未来のゲヴォンだけが飛ばされて来た?おお?
アルビナ「そしてあの時伯母様は、将来あの姉弟がランプを使う前に…ゲヴォンをランプから出す事でもう一つの矛盾を解消したんでしょう。
あのランプは一度でも誰かが願いを3つ使い切れば…その時点で次の願いを叶え切るまでランプの中に閉じ込められる。本来なら、常にランプには前の願いを叶えてもらった誰かが入っているはずなんですが…一番最初だけは例外で誰もいないんだと思います。
そしてあのランプは、太古の昔に作られて発掘されて今に至るまで、恐らくずっと使われてこなかった。
だからあの時のテロウスで、3つ目の願いを叶えた時に誰も出てこないのはおかしくない。
けれど、あの時ゲヴォンが出てきてしまうとおかしくなります。
ゲヴォンはランプに閉じ込めるべき対象であると同時に、 出すべき対象になってしまう。
だから、それより前にあの子を出す必要があったんでしょうね。」
END
42.墓石から天仰ぐ蛞蝓(なめくじ)
時の魔女アルビナから自動開始。
今ならゲヴォンの謎の答えを突きつけられるかもしれない。
クエスト受注。
アルビナにゲヴォンの謎かけについて説明する。
アルビナはすぐに過去のマーグメルド島に飛ぼうとするが、ゲヴォンが警戒して杖の力で結界を張っているのか、行く事が出来ないようだ。
そこで、アルビナは主人公の道具袋に白い羽根を入れて、そこまで警戒されていない主人公を跳ばす事に。
過去のマーグメルド島の塔内に遷移。
今回は主人公の事が幻覚として見えている様子。
さすが魔女の力。
フランセス「何の話してたっけ?」
レナータ「私はあなたたちが何でもめてたか知らない。とにかく、私が灯台の灯りで出してた救難信号に、応える灯りの明滅をする船があったんだから、船来る前に…
何持って外に出るか決めないと、って言いに来ただけ。
塔の外に出る時に、多分また記憶がなくなるから、手紙に書いておく事他になかったか最終確認も要るよ。」
フランセスとケリーは、ランプをここに置いていくかどうかもめているようだ。
ケリーは救助された後、船が再び嵐にあったり船に悪人が乗ってた時の最終手段として持って行くべきだと主張。
フランセスはペナルティがあるのでどのみち使う余地も無く、悪人がいたとすれば悪用されないように置いていくべきだと主張。
それを聞いたレナータは、自分が持って行くと言う。
レナータ「メモによると、私はこれを一度嵐の時に使ってるはず。
多分、ペナルティがあっても、私は構わず使う方。」
確かに、テロウス崩壊の時もどんどん決めて願い事言ってたもんな。
しかしそれを聞いたケリーは、レナータだけ良い物を持っているようでズルいと言い出す。
レナータ「あのさー、どうせこの後記憶がなくなっても、また同じようにすぐ三人で仕事を分け合ったり…
今みたいに喧嘩したりするようになるんだから、誰が持ってても一緒でしょ。
今は急がないと。」
ケリー「また同じ関係になるの前提なのが。」
フランセス「今度は2対1とかになったりする可能性あるかもじゃない。」
レナータ「そんなガチガチの関係作れるほど殊勝な人格者いないでしょ、私達に。
三人いる時点で喧嘩したら、2対1になんかならないで、誰か一人が総取りするようなのばっかり。」
スヒメと精霊童子の時も似たような事言ってたなー
ケリー「数日の付き合いで酷い言われよう…」
レナータ「ま、その分誰か二人が駄目になっても、残り一人がなんとか面倒見るでしょ。
ここまで依存せず、助け合う事は出来たわけだし。」
フランセス「その何とかする一人の側になったら面倒すぎて嫌…って、そろそろ本当に船がつくから、覚悟決めて外に出よう。」
まさに今のフランセス。
3人の子供達は外に出ようとドアの方に移動。しかし、先ほどまで開いていたドアが開かなくなっている。
すると少年ゲヴォンと世話人カツユマルが出現。
ゲヴォン「久しぶり…ってうわ、また介入してきてるのがいる!!
どうやって入ってきたのかな。邪魔しないでよ。」
ゲヴォンが杖を振ると、急に体が動かなくなった。視線や指先はわずかに動くようだが…
一方のゲヴォンは、3人の子供達が外に出ないようにしたいようだ。
ゲヴォン「君たちが外に出る必要なんてないよ。ここでは飢える事も乾く事もないのは、この数日で分かったでしょ?
ここは光の魔法の始祖が、ここにいる者にエルフに近い形を維持させる魔法をかけている。
エルフの体は基本的には人間の体と同じ。だからここに居続ける限り、人の体は損なわれず失われず歳も取らない。
ずーっとずーっとここにいればいいって事。」
スヒメのための魔法だな…。
しかし3人とも、怪しい話に警戒している。
レナータは主人公の方を見つめる。
レナータ「前にあなたたちが現れた時、ゲームをしてると言ってた。
この子が今どこにいるか、そこのおじいさんに当てさせるゲーム。
あってる?あなたは、あの子が今どこにいるかを知ってる?」
レナータさん流石すげぇ。
主人公は視線を動かし、レナータが握りしめているランプを見つめた。
レナータはうなずき、カツユマルにランプを差し出した。
カツユマル「ここに…坊やが閉じ込められているんだね。そりゃあ寂しかったろうな…」
ゲヴォン「しまった。」
その瞬間、主人公の拘束は解かれ、アルビナの姿が現れた。アルビナを拒絶する結界も消えたようだ。
アルビナ「まったくもう。こんな悪戯して。
分かっていると思うけど、その杖は闇の眷属に近い存在であれば、だれでも少しは古代魔法を使えるようにしてくれる。
でも、条件がある。何らかの宣誓をして、魔法を他者が解体しうる余地を作らないといけない。
あなたはその制約として、このゲームをしたんでしょ。
マールケンであなたをランプから出した時…このランプを持っている子は10日前にマーグメルド島から救助されたって伯母様は言ってた。
そしてその時あなたは眠ってはいなかった。
つまり、あの時から一年以上前の時間軸に飛ばされていた。
この時間軸があの時から10日前なら、当然ランプの中にはまだあなたがいた。」
ゲヴォン「せっかくずっと遊んでくれそうな人達を捕まえられそうだったのに。」
アルビナ「カツユマルさんにはルーンキーパーとしての大事な仕事があるの。
あなたは人足先に、奇界に戻ってもらうからね。さて、カツユマルさん。
光の指す方へ進んでください。そうすれば、一番会いたかった人達に、きっと会えますから。」
カツユマル「一番会いたかった…。…そう…かい…そうだったのかい。」
カツユマルの姿がゆっくりと掻き消える。
アルビナ「さて、この時間軸に別の時間軸の人間を招く結界自体がそろそろ切れますので、何もしなくても戻れるはずです。
…あぁ、そうでした。一つだけ。もしあなたたちがそのランプの中に閉じ込められたとして…。
もし一時的には安全でも長期的には動乱の時代にすぐ出てくるのがいいか、ずっとずーっと後の時代になるでしょうが…安全な時代に出てくるのがいいか、選べるとしたらどちらにしますか?」
あ、そういえばレナータさんの条件だと安全の定義が曖昧だし、下手すると数百年後もあり得るのか。
レナータ達は長々とランプの中に入っているのは嫌だと答える。
アルビナ「でも、ランプの中にいる間、あなたたち喧嘩もしない、永遠に近い時を過ごす、まるで一つのような存在でいられますよ?」
ケリー「要らない要らない。」
レナータ「喧嘩ぐらいで何かが減るもんじゃないけど、そっちは何か別のものが減りそうだから。」
それを聞き届けたアルビナは少し微笑むと、やがてその姿が掻き消えた。
子供達には、まだ主人公の事が見えているようだ。
レナータ「あの…幻覚さん、ありがとう。私達、多分あなたに助けられたのだと思うから。」
フランセス「あ、扉、開けられたよ。」
その時、ケリーはカツユマルから貰った首飾りが白い石になっている事に気づく。
三人が身に着けている首飾りの石は、ルーンのように見える。
え、じゃあエリシア区で皆で目印として分け合ったルーンの石ってカツユマル産だったのかΣ( ゚Д゚)
カツユマルに会う前からカツユマルに助けられてたのか…
3人は不思議に感じながらも、怖いとは思っていないようだ。
レナータ「とりあえず一人一個ずつあってよかった。次にまた姉弟になった時、分け分でもめずに済むからね。」
ケリー「ランプは確実にもめるけど。」
記憶が無くなっても、きっと同じようなやりとりでレナータさんの所におさまったんだろうなぁ。
テロウス崩壊の時もレナータさんが持ってたし。
結界の魔法が解け、主人公も黒鷲城に戻って来る。
巨大ルーンの下には、見覚えのあるランプが落ちていた。
ゲヴォンが一瞬呆けてたのは謎だけど、そういえば主人公の事見ても元レーム王だとか何も言わなかったな。
解放されてからずっと奇界にいるうちに主人公の顔忘れちゃった?