〈主人公の持ち物〉
・樹神の宝刃 (刀身のみ)
・炎をかたどった紋章 (炎竜の落し物)
・神の護符 (水神からの貰い物)
・炎の宝石 (灼竜の落し物)
・ラーナの腕輪(隠避のラーナ族からの貰い物)
・銀の塊×5 (欺竜と悪竜と楽竜と楽竜と尉竜の落し物)
シウダ・アーグアから開始。
(今回は会話イベントのみ。)
街へ入った主人公達。
街の住人全てがほとんど同じ容姿をしていることに驚きを隠せないペルル。
ペルル「て…てっきり双子かと思ってたんだけど…
こ、これ、どゆこと?」
とはいえ、その前に会ってた竜人もわりと容姿同じだったけどな。
街人1「これはマーレ様!気づくのが遅れたとはいえ、失礼いたしました。戦士団長の任務、ご苦労様でございます。」
マーレ「いや、構わん。ねぎらい感謝する。お客人をお連れした。見かけたらよろしく頼む。」
街人1「かしこまりました。」
マーレ「評議会へ向かう前に街を一通り案内しよう。ついて来てくれ…」
ペルル「ねえ、マーレさん…だっけ?街の人があれだけ敬ってるって事は、あなた、とっても位の高い人じゃないの?例えば王様とか…」
マーレ「まさか!私はこのシウダ・アーグアを守る戦士団の一人に過ぎん。
にもかかわらず、街を守っているからと言う理由だけで、人々は我々に敬意を払ってくれる。ありがたいことだ…さあ、こっちだ。」
ペルル「ねえ、あそこは何で光ってんの?」
マーレ「あそこには内部に恵みの祠と呼ばれる場所があって水温や環境を一定に保つ役割をしているのだ。」
SPADE黒「竜人の要みたいに襲撃されないといいけど。」
ペルル「へえー、いろいろ変わってるわね~。」
マーレ「他にも気になることがあったら聞くといい。可能な限りお答えしよう。」
→【改めてラーナについて】
マーレ「自らの事を説明するのは難しいが、『森のヒト』と呼ばれるユマーノに対し『水の民』と呼ばれ、
陸と水中の両方で生活している両生人類の事…と言えばよいか。
先述した通り、見た目の個体差がないのも特徴と言えるかもしれん。もちろん、ラーナ同士では区別がついているのだが…」
ペルル「ん~、そりゃあまあ…おんなじ種族同士で区別つかないってなったらまずいわよね。」
ダチョウ「」
ムティ「僕たちは、間違えないように名前と特徴を覚えて、失礼のないようにする必要がありますね…」
SPADE黒「いっそ名札付けてくれない?」
→【ゴタ・デ・アーグアについて】
マーレ「トーラム上空に浮かぶ、我々ラーナが居住する巨大な水滴の事だ。我々の街であるシウダ・アーグアも中にある。
トーラムが形を成した時から存在していたらしいが、我々ラーナの祖先が移り住んだのはその少し後らしい。」
つまりラーナの起源はここではないと…
マーレ「水滴の外側には強い表面張力がはたらいており侵入者を防ぐのにも役立っているのだが、最近、ものともせずに侵入してくる者が増えていて悩ましい事だ…」
ペルル「あの強力な水面の反発力を突き通って来る奴って相当なもんよね。気をつけないとヤバいかも…」
→【敵対勢力について】
マーレ「我々はゴタ・デ・アーグアの外に出ることが少ないため、他の勢力と対立することはあまりない。
この世界を席巻するコエヌビアも水を苦手とするから、対峙することはあまりなかったのだが、
トーラム本土が別な世界と衝突して以降は、別な世界から流れてきた竜がたびたび侵入してくるようになった。
また、最近はゴタ・デ・アーグアの周辺でコエヌビアが目撃されるようになっていて、予断を許さぬ状況になりつつある。」
ペルル「水が大量にあるおかげでコエヌビアの侵略に遭わずに済んできたってわけね…
ただ、水に耐性のついたコエヌビアが現れてきてるから気をつけた方がいいわよ?」
マーレ「その噂は聞こえてきている。現に数件の侵入例が報告もされているので、我々としても対抗手段を講じようとしているところだ。」
→【特に質問はない】
ムティ「ユマーノとラーナで対コエヌビアの同盟を結びたいと考えるのですが、その依頼をするため、長か代表となる方のところへ案内願えないでしょうか?」
アーガ「ラーナには長となる人物がいるわけではなく、複数の評議員で構成される評議会が立法、行政を行っているのです。」
ユマーノとの同盟を依頼するため、講事堂への案内を頼む…
アーガ「マ、マーレ様…」
マーレ「問題ない。こっちだ…」
講事堂に案内された主人公達。
メーラ「マーレ!」
マーレ「姉のメーラだ。評議員をしている…」
メーラ「どうしてここへ?」
ペルル「二人が竜に襲われているところを助けたの。で、ラーナと同盟を結びたいって言ったらここへ案内してくれて…」
メーラ「竜に襲われた!?マーレッ!!
危険な事は止めて、私の仕事を手伝いなさいとあれほど…」
マーレ「戦士としての誇りを捨てて評議員になった者の手伝いなどできるか!」
マーレは講事堂を立ち去ってしまう。
メーラ「お見苦しいところをお見せしました…評議会の方々にご紹介いたします。どうぞこちらへ…」
評議員はカラフルなので区別つきそう!
赤色はメーラさん。
SPADE黒「こいつら“君もラーナにならないか?”とか言ってきそうな顔してるな。」
評議員2「我々は異なる民族、しかも一人一人姿かたちが違う者を信用し難いのだ。」
ペルル「ほんと失礼だわね。まあ、わかんなくはないけど、それじゃ話が進まないじゃん。どうすりゃ信用してくれるのよ?」
評議員1「そうだな…最近、廃棄区画となった都市ドームに何者かが侵入した形跡がある…」
評議員2「その侵入者を排除してくれれば、検討しないことも…」
メーラ「我々に協力的かどうか見極めるため、ラーナの戦士をつけさせていただきます。
一人も欠けさせることなく、侵入者を排除して戻って来られたなら同盟を締結したいと考えますが、いかがですか?」
ペルル「いいわよ、上等じゃない。是が非でも同盟を結ばせたげるから!」
メーラ「それでは、戦士を選抜しますので、しばらく待機していてください…」
言われた通りに待機していると、マーレとアーガが戻ってきた。
マーレ「先ほどは見苦しいところを見せた…」
ペルル「あまり兄弟仲良くないみたいね?」
そこへメーラがやって来る。
メーラ「ちょうどいいところに。この方たちに随行して廃棄区画へ向かいなさい。これは評議会の決定です。」
アーガ「なぜ!?なぜです!?妹君であるマーレ様になぜ、そのような危険な事を!?」
ペルル「そーよそーよ、さっきは危ない事すんなって叱っといて、今度は危険なとこへ行かせるなんて…え”、危険!?」
SPADE黒「ぼくらも危険なとこへ行かせられるんだよね。」
マーレ「了解、これよりこの者たちに随行して廃棄区画へ向かう。」
ペルル「あの~…あたいら水の中だと息できないんだけど、どうすりゃいいかしらん?」
メーラ「え?あ、ああ、それなら…」
メーラは主人公とペルルに石を渡す。
メーラ「この石はオキシストーンと呼ばれています。身体の周囲を酸素で覆い、水の中でも呼吸ができるようにしてくれるのです。どうぞ…」
酸素の概念があるのかこの世界。
ちなみにリアルでダイビングする時に背負ってるのは一般的には純酸素ではなく空気を圧縮したボンベ。
酸素中毒とか窒素中毒がどうとかあった気がする。
SPADE黒「陸仕様の身体だからね、仕方ないね。」
メーラ「マーレとアーガの事を…よろしくお願いいたします。」
ムティ「お任せください!できる限りお守りします!」
ペルル「マーレさんたちを無事に連れて帰らなきゃ同盟結んでくれないんでしょ?意地でも傷一つなく連れて帰って来るから心配せずに待ってなさい!!」
SPADE黒「ペルルまじ主人公してるなー」