(異聞録)56~58(オルクス) | ~トーラムメモ(オルクス兼)~

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【注意】
・主にシナリオの感想・考察・NPCまとめになるため、倒し方とかの攻略系は有りませぬm(_ _)m

※ネタバレ注意!







出口はこちら↓



56.そしてかつて聞いた声へ

侵蝕世界セタ=グリア島の開けた地から開始。
不思議な声の主によってアルタの魂の欠片は一つになったが、彼女の魂はまだ半分は魔王と繋がったままだ。
放っておけば再融合してしまうだろう。

不思議な声
「まおうは やみのまほうをあやつり
やみのまほうは ほとんどばんのう」

「だから かのじょをにがしきるには
せかいのほうそくの
めをぬすまないといけない。」

「いま このしゅんかんの
つづきのじかんじくすべては
きっと すべてきけん。」

「だから いまこのときではなく…」

「なおかつ いちばんしんようできるほどに
きみとえんぶかく
いちばんあんぜんな ばしょ」

「そんなところへ はこばないといけない。
じくうをこえて。」

クエスト受注。

ヴォイドゾーンからならそういった場所に繋がる可能性があるため、不思議な声はヴァルプルギスの杖に意識を移して一緒に探してくれる事になった。

開けた地からヴォイドゾーンを選択。
ヴォイドゾーンの開けた地を調べると、そこだけ外の世界と似た空気を感じた。

不思議な声
「このあたりがいいね。
それじゃあ えんをたどって
どこかのじかんの どこかのばしょへ
つながらないかためしてみる。」

空間に何かの紋様が描かれると、やがて紋様の中央にどこか遠くと思しき光景が浮かび上がった。

不思議な声
「かのじょとも きみとも えんがふかく
いまこのじかんの つづきではなく
あんぜんなばしょ
そんなばしょに
つながっているといいけれど」

浮かんだ光景は侵蝕世界のガレリア大平原に見える。
ア、これは…!!

不思議な声
「だれかいるね。
いや これは きみはしっている?」

???「ここはどこ?」

主人公自身の声に聞こえる。

侵蝕世界のガレリア大平原には、主人公と倒れたアルタがいる。

初めて侵蝕世界に迷い込んだ、あの日あの時の様子がそのまま浮かんでいるようだ。

あの日あの時聞いた不思議な声の言葉を、あの日あの時の主人公自身へ、今告げてあげるべきだろう。

???「何か声がする。あなたが私をここへ呼んだのか?」

主人公「あなたを呼んだ声の主はその娘だよ。私ではない。」

???「じゃあ、これはどういう状況?」

主人公「あなたは彼女から話を聞く必要がある。私は今だけ彼女を守って、目を覚まさせてやる事が出来る。ただ一つ条件がある。
今から手渡す光の球を安全な場所に隠して欲しい。君が元来た世界が良い。
どうだろう?何も分からないまま、元の世界に戻るよりはずっと有意義だと思うよ。」

???「…わかった。」

主人公「良かった。それならもう一つ良いことを教えよう。今から来る魔物を倒して落とす破片を大事に持っていると良いよ。」

不思議な声
「せつめいありがとう。
それじゃあ たましいのかけらを
むこうへおくるよ。
それと きぜつも なおしておくね。」

アルタの魂である光の玉がガレリア大平原の光景へ吸い込まれた瞬間、眩しい光を放ち、光が収まるとガレリア大平原の光景は見えなくなっていた。

不思議な声
「うまくいけば たましいのかけらを
むこうのきみが にがすことができているはず。」

「いや そのせいひを
そもそも いまのきみは
すでにしっているのかな?」

「どちらにしても このばしょに
ながいするのも きけんだから
いったん セタ=グリアへ戻ろう。」

異聞録で聞く不思議な声の正体は全部自分の声だったな(笑)
客観的に聞く自分の声って自分が思ってるのと結構違ったりするからなぁ
手軽な録音器が無いこの世界じゃ尚更…

END


57.可能性異世界演義終端

侵蝕世界セタ=グリア島沿岸部の開けた地から開始。

魔王の力が異空間化した事でこの世界の状態は収まっていくだろう。
不思議な声の主の意識もいずれ消えていくが、それまでの間はこの世界の安定化の為に出来る事をしていくようだ。

不思議な声
「きみは かのじょのたましいを
どこにしまったか おぼえている?」

「あとは たましいをあんていさせる
うつわがあればいいんだけれど
ひとつだけ おもいついたものがある。」

「『ディムエレメントの結晶片』
むかし なかまがもっているのを みたよ。」

「あのときは わからなかったけれど
いまならわかる」

「あれはじげんの あなに
どうかするのを ふせぐちからがある。」 

「もっていたのは レイナという
むかしのなかまだ。」

「いまももっていると いいのだけれど
きみはレイナに こころあたりがある?」

異空間に引き寄せられかねないアルタの魂を安定させる器には、ディムエレメントの結晶片が良いと。

クエスト受注。

不思議な声
「そうだとおもった。
レイナをよぼうとして きみがきたから。
なによりきみは たぶん」

「いや いい。
きみがだれかを まもろうとした
そのおかげで このせかいも
すこしだけ きぼうがみえてきた。
ありがとう。」

主人公は侵蝕世界ポリトウ=テロウスに戻り、同僚レイナに報告する。
ポリトウ=テロウスへの襲撃は主人公が戻る少し前から落ち着いて来ているらしい。

レイナ「封印されたはずの魔王と
魔王の存在が活性化させていた闇の勢力はひとまず落ち着いたはずだ、と?
にわかには信じがたいが…うん?
ディムエレメントの結晶片?それがあれば今度こそ探し人を連れ戻せる?
ふむ…今はそちらの方が大事な話かもしれないな。」

END


58.確かにそこにいる者

侵蝕世界ポリトウ=テロウスの同僚レイナから自動開始。

しかし、レイナはディムエレメントの結晶片とは何を指すのか知らないようだ。
不思議な声も魔王になる前は知らないようだったしな。

レイナ「…そうか。セタ=グリアに昔現れた次元を切り裂く精霊の末端。
そいつは子供が歌った歌で現れかけた、と。あぁ、そうか。これの事か!!」

レイナは道具袋から、奇妙な立方体の物質を取り出した。様々な角度から見るとそれぞれ別の色に見える。

レイナ「昔、孤児院に身を寄せていたことがあってな。年下の小さな娘が、何やら歌を歌って、魔物を呼んだとか呼ばなかったとかで、問題視されてな。
結局ポリトウへ連れていかれたはずだ。
彼女がその後どうなったのかは私は知らない。ただ、現場にこの欠片が落ちていた。誰に聞いても見た事がない物質だという。
だから少なくとも、何かが出たのは嘘ではないのだろう、と、少なくとも信じた。
これが必要なのか?なら持って行くといい。…いや、気にしなくていい。
これを捨てられずにいたのは、多分感傷みたいなものだ。
ポリトウへ来れば、あの娘と再会できるかもしれない、とは少しだけ思っていたが…
それも特に叶う事はない願いだったようだしな。」

クエスト受注。

主人公はディムエレメントの結晶片を受け取った。

レイナ「しかし、まさか必要な物を私が最初から持っていたとは。
奇妙な縁だ…いや始めからそうだったのかもしれないな。何にせよ、テロウスへ来てくれてよかった。」

レイナ「セタ=グリアで置いて行った仲間に、その代わりでもいいから多分誰かに…何かを返したかった。
…何にせよ、まだ君の探し人が君の元に戻ったわけではない。あと一息なら、その手で叶えてくるといい。」

元の世界ではセタ=グリアに置いて行く立場が逆だった二人だが…レイナさんは本当に仲間思いだったんだな(´・ω・`)

主人公は妖界アエテルヌムに移動。
商人見習いフランセスから「皆で集まる」を選択。
荷物置き場に隠していた壺の蓋を開け、ディムエレメントの結晶片を掲げた。

アルタの魂「私は…消えてない?助けて…くれたの?
そうだったんだね…ありがとう。
ごめんなさい。私、とても怖い何かだった。
ほとんど何もわからなかったけれど、でも恐ろしい何かが私の本当だった、って事だけは分かってしまった。
今は…何もなくなったから、もう怖いものは感じないけれど…
この体、ほとんど存在していないみたい。
少しだけ世界に引っかかっていられるけれど、本当にそれだけ。
他の人達に見えるかどうかは分からない。幽霊みたいな何かだよね。
それでも…それでも不思議だね。消えてしまってもよかったのに…今凄くほっとしてる。
こんなになっても、それでも、また世界を見たかった。
多分私はもうあの世界には戻れないけれど、それでも、どんな世界でも、手に届くところにあるっていう事が…
とてもうれしいの。きっとあなたもそうだったんだね。
あなたにとっては、人生の寄り道で、本当にしないといけない戦いは別にあるのかもしれない。
でも、私は、あの世界は、あなたにとって、少しでも意味がある存在でいられたんだと信じている。
だから、ありがとう。」

このアルタは今後本筋に絡んで来る事はあるんだろうか?今の状態は戦友システムみたいな感じなんかな?

END