〈第12章〉1.天井のある空 | ~トーラムメモ(オルクス兼)~

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【注意】
・主にシナリオの感想・考察・NPCまとめになるため、倒し方とかの攻略系は有りませぬm(_ _)m

※ネタバレ注意!







出口はこちら↓



竜人の喉から開始。

ジアンガ「おーい、へばってないかい?おいらたちの街、ジョカ・ジリまでもうちょいだから頑張ってくれよ。」

ペルル「ふぇ~っ、空に天井がついてるみたい…こんな風景見たことないわ。」

ジアンガ「この岩の塊は、不思議な推進機関を持っていて、自由に移動することができるんだぜ?」

ムティ「森って自然に浮遊して動いてるんじゃないのか!?」

え?ムティ前回の話聞いてなかった?

ジアンガ「おいおい、それじゃ周りに浮いてる岩の塊とぶつかっちゃうだろ?微妙に角度を調整しながら、衝突しないように移動してるんだよ。」

ペルル「き…聞けば聞くほど話がとんでもなくて、頭ン中に入り切んないわ…」

移動する森の正体は下の岩塊が推進機関を持っていたから。
そういえば、推進機関の動力となる力が竜人の要から送られてくる…と言っていたが、それは一体何なのだろうか?

SPADE黒「え、道中そんな話してたの?ぼーっと歩いてたから聞いてなかったや(´-ω-`;)ゞ」

ジアンガ「竜人の要?あれの事だよ…」

ペルル「あによ、あれ?」

ムティ「何か特別なもの?」

ジアンガ「んー…一言で説明するの難しいや。今から行くから、族長のじいちゃんに聞いてみてよ。来な。」

街に向かって進む一行。
すると道の向こうに…

ペルル「あ、あれは!?ゴッ、ゴーレムゥ!?」

地下世界にも竜いるんだ…

ペルル「ふぇ~っ…すごいわね、こんなもんまで作れるなんて…へ?」

ジアンガ「ふふん、こいつ作ったの、俺!」

ペルル「うそーん!!」

ジアンガ「おいおい、おいらたち竜人を原始人なんかみたく思ってね?元の世界にいた時からいろんな技術を覚えて利用してんだ。これくらいなんてことないよ。
こいつはその昔、元の世界でドラフブルグって街を守って戦ってくれた冒険者と同じくらいの強さを持たせてあるんだ。あんた、手合わせしてみるかい?」

伝説級の強さを再現出来るの凄ない?
断る主人公。



ジアンガ「そっか、あんた今は疲れてるもんな。ごめんごめん。」

ペルル「そんなことより、早いとこ街行かない?あたいも疲れちゃった~。」

ジアンガ「わかったわかった、今連れてくから…まあ、気が向いたらここへ来なよ。いつでも相手になってくれるから。もちろん侵入者がいない時な。」

ジアンガ「じゃあ、しっかり番しててくれよ?」

ジアンガは、主人公たちを族長の所へ連れて行く。

ジアンガ「じいちゃん、今戻った。他の世界からお客が来てたんで連れてきたぜ。軽くケガしてたりする奴もいるから、ちょっと診てやってくれないか?」

やっぱりアトゥ長老いた!
イルーナ時代では幼かったとはいえ、やっぱり竜人は長生きだ(*´-`)

ジアンガ「じいちゃんって言ってるけど、正確には俺のじいちゃんの弟…大叔父っていうんだっけ?医者で、竜人族の族長も務めてるんだ。」

やはり、ジアンガはアンガ二世なのか。

アトゥ「おお、珍しい元の世界の人間の方々ではないか…ケガを応急処置はしてあるようじゃが…きちんと治療しとく方がよかろう、診せてみい。」

治療してもらうムティ。

アトゥ「さてさて、挨拶が遅れて申し訳ない。こちらは、ユマーノの若き戦士じゃな。そして…
これは驚いた!リグシーの生き残りというだけでも珍しいと言うに、珍種とは…」

ペルル「ちょとおっ!あたいのどこがリグシーに見えるってのよ!?長老って事は元の世界にいたんでしょ!?
キュール族に会った事ないなんて言わせないわよ!!」

アトゥ「む?おお、キュール族!おったのう、人間の中でも小さいのに面の皮だけ突っ張った種族が。
我ら竜人とは接点が少なかったゆえ、失念しておった。許してくだされ。とにかく、よう来られた。ささ、ゆっくりなさるがよい。」

SPADE黒「…ん?さらっと流されたけどぼく珍種って言われたよね?れ?リグシーの中の珍種って事?」

ジアンガ「じいちゃんの言う通り、コエヌビアが侵入してきてたよ。侵入してくるのは、火口からだけじゃないみたいだ…」

アトゥ「コエヌビアめ…上の岩塊をうろつきおるうちに、こちらの岩塊の存在に気がついたか…
連中はおそらくこの岩塊にある推進機関、そしてそれ以上にもう1か所、竜人の要を狙って来るに違いあるまい…」

ここで選択肢。
色んな事をアトゥ長老に質問出来るぞ。

→竜人の要について
ペルル「竜人の要…って、あの外に浮いてるおっきな塊のことよね?いったい、あれってなんなのよ?」

アトゥ「竜人の要とは、新たな王竜が眠る繭の事でな。ユマーノたちの住む岩塊を乗せて移動する、この竜人の領域を維持しておるだけでなく、
ここで生きる竜人の身体をこの世界の環境に適応させる波動を放っておる…」

新たな王竜…
αテストの時カイザーさん崩竜になってたもんな。
まさか意味があったとは…

ペルル「そ、それって結構どころかすんごく重要なもの…って事よね?」

アトゥ「うむ。さらにこの波動は、竜人の領域を動かす推進機関の動力源でもある。
だから、コエヌビアの手に渡れば間違いなくユマーノの世界、竜人の世界、両方が破滅してしまう…それゆえ、我ら竜人たちが必死に守って来たのだ。」


→推進機関について
ペルル「そういや、ここの推進機関って竜人族が作ったって言ってたけど、元の世界にいた時からこういう技術を持ってたの?
とっても失礼なんだけど、あたいらが聞いた事のある竜人って、とてもそうには見えなかったって…」

アトゥ「はっはっは、無理もない。人間から見れば我らは知性の欠片も持ち合わせているようには見えんだろうし、
人間の住む場所へ出て行った竜人は、ほとんどが野蛮な輩ばかりだったからな。
だが、多くの竜人は元の世界にいた時から、人間をはじめ様々な技術を吸収して高度な文明を築いていたのだ…
まあ、独自に新たな技術を開発することが得意ではないのだがな…我らは竜人たちが元の世界で学んだ、
ダルカンの魔法技術、スルビニアの科学技術にこの世界の技術を組み合わせてできたのが、この岩塊を動かしている推進機関なのだ…」


→リグシーについて
ペルル「さっき、あたいの事をリグシーっつってたけど、どういう種族なの?」

アトゥ「推進機関を作る際、我ら竜人たちが元の世界で学んだ技術だけでは完成させることができず行きづまってしまってな…
そんな時、この世界で最も技術が発達しており、魔法も使える種族が技術供与を申し出てくれた…それがリグシーだったのだ…」

ペルル「へーっ、すごい種族なのね。アノノも記憶が戻ったらすごい頭の持ち主なのかしらん?」

SPADE黒「まさか、ぼくより後に登場したアノノの方が先に記憶を取り戻す…?」

アトゥ「…しかし、それは数百年前の話で、今の世界にリグシーはおらぬ。
種族ごとコエヌビアに吸収されてしまったからな…彼らはコエヌビアの先兵として、様々な場所の侵略に送り込まれたという話だ。」


→特に質問はない
ジアンガ「じいちゃん、俺、お客を連れて竜人の要へ行ってみようと思うんだけど?」

アトゥ「うむ、コエヌビアは間違いなく竜人の要を狙ってくるだろうからな…
お客人には悪いのだが、竜人の要を守る手伝いをしていただくわけには参らんか?」

ペルル「あたいらもコエヌビアと戦うからには、この世界の事をもっと知っときたいしね。いいわよ、一緒に行きましょ!」

アトゥ「ああ、しばし待たれよ…これを持って行くかれるがよい。竜人の要へ向かうのに必ずや役に立つじゃろう…」

アトゥ長老から竜人の手形を受け取った!


主人公の持ち物、随分と増えてきたなぁ