(第七章)41~45(オルクス) | ~トーラムメモ(オルクス兼)~

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【注意】
・主にシナリオの感想・考察・NPCまとめになるため、倒し方とかの攻略系は有りませぬm(_ _)m

※ネタバレ注意!




41.人でなくなった者の証言

クエスト受注。
主人公は武器を構え、呪術師イシクォヴァは渇望者クドラクにワディを開いた目的を尋ねる。
クドラクは、妖界に繋がった場所を探すために高い場所を探してここを通りかかっただけだと答える。

都合良く地形を変える力を持っていた事に不信感を訴えるイシクォヴァに対し、クドラクは先程会った通り魔と同じ事を言われたという。
クドラクの言う通り魔とはヴァルヴァスの事のようだ。
イシクォヴァは、見たものを信じるヴァルヴァスが不信感を持ったのならやはり危険人物だと主張する。
それを聞いたクドラクは気の毒だと答える。
今さらだが、右上の吹き出しマークをタップするとこんな風に過去ログを確認出来る。
精霊の顔を見たのはかなりマズイ事らしい。
クドラクの日記はエリシア区背徳者の通路に落ちてるぞ。

無視したら体をヒビだらけにされたので、指示通り差し出された手帳のエルフ文字を読んでやるとどこかへ行ったそうだ。
イシクォヴァに確認しても、ヴァルヴァスは生き物の体を割る力など持っていなかったはずだ。
エルフ文字が書かれた手帳をどこで入手したのか気になるけど、クドラクってエルフ文字読めたんだ?

クドラクによると、土の精霊は存在が狂ったヴァルヴァスを排除するべく山を変え始めている。しかし、ヴァルヴァスも無自覚に対抗して山を飲み込み返しているという。
クドラクの体は土の精霊と半ば共鳴しているため、ヴァルヴァスによる山への攻撃に影響されているらしい。
クドラクの体は精霊に飲まれかけているが、ヴァルヴァスは逆だという。

万物は精霊から生まれたため、人間意外の全ては精霊の一部だと言える。つまり精霊の顔を見るという事は鏡も無しに己の顔を見る事と同意。
クドラクは、万物の源の顔を見た者は人間を除いて破滅するしかないと言い残し、アンナを探しに行くと言って姿を消した。
あんなアンナに固執してたのに、魔王復活の時一緒に落ちた後見失ったん?

その時、イシクォヴァは山道の遠くにヴァルヴァスの影が通るのを見つけ、「ワディ山脈」へと駆け出していってしまった。
主人公も慌てて後を追い、山道の途中で立ち止まったイシクォヴァに話し掛ける。
イシクォヴァはヴァルヴァスの姿を見失ってしまったようだ。

END
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42.人ならざる目撃者2

クエスト受注。
ヴァルヴァスを探すため、再び魔物に聞き込みする事にした。
イシクォヴァは、以前にヴァルヴァスと主人公が使った能力を共有する薬の残りを渡し、主人公も一緒に魔物の声を聞く事になった。

主人公とイシクォヴァは再び静かそうな魔物に声をかけ、自分以外で通り掛かった獣人について尋ねた。
魔物によると、その獣人は山に拒絶されており、朝来た時は少し変わっただけだったがワディと共にどんどん獣人ではないものに変わっていったという。しかし、最初から変だったかとしれないともいう。

主人公とイシクォヴァは魔物の証言を頼りに、ヴァルヴァスが地面を掘り返していたという北東へ向かった。
骨は獣人のもので、イシクォヴァが今まで登った時には見なかった石が立っていた。
大人しそうな魔物に尋ねると、地形か変わった時にその石が露出し、朝に獣人(ヴァルヴァス)がそれを見つけて近づき、エルフが文字を書き付ける紙束を拾っていったという。
しばらくすると様子がおかしくなった獣人が戻ってきて土を掘り起こし、南の方へ向かったそうだ。
クドラクが読まされたのはこの紙束には、何が書かれていたんだろ…

開けた地1に向かい、周囲を見渡す。
主人公は石陰で手帳を拾った。

END
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43.人の如き目撃者

拾った手帳はヴァルヴァスが拾った物かもしれない。
イシクォヴァは、主人公に読めるか尋ねる。
中を確認すると、普通に人間が使うのと同じ文字だった。
だからクドラクも読めたのね(*´-`)
そも人間が使ってる文字の出所考えたら不思議ではない…?

クエスト受注。

イシクォヴァに頼まれて、主人公は手帳の内容を読み上げる。

「この日記も4冊目だ。文字はエルフから教わったものの中でも、剣の次に興味深いと思う。
後の者達の役に立つ。剣の捌き方すら、伝えられるやも知れない。
次に書き終えて、この手帳を置く地はどこになるか、それは旅の行方次第、足の向くまま、なのだろう。」
エルフから教わったという事は、書いたのはエルフではない?

内容を聞いたイシクォヴァは、ワディの事が記されているであろう後ろの方を読むように言った。

「獣人の里へ繋がるという山まで来た。
滅多な事では山に上ってくる獣人はいない、と聞いていたため、ふもとに下りるまで誰にも会うことはないと思っていたが…
偶然にもその日、山を登っていた獣人と出会えた。運が良かった。いつも通り死の宣告をした。
どちらかが死ぬまで逃すつもりはない、この俺の剣の勝負への執着を理解するものは少ない。
理解しないまま皆死ぬ。エルフは道具を使うものとして俺達を定義した。
しかし、俺は俺を剣に使われる道具だと考え始めている。
しかし獣人は、今まで会った中でも特に理解の深い文化を持っていたようだ。奴は己もまた探求の道具である、と俺に言った。
更に獣人は元々全員が多かれ少なかれ狩りをする者であるため、不意の戦いで命を落とす必定もまた受け入れている、と。
だからここで出会った運命に従おう、と覚悟と共に果たし合ってくれた。実に充実した戦いであった。
いくつもの発見があった。この加速剣が目指すべき高みへ、大いに近づいたと確信した。
そんな相手だから、叶う限り今際の言葉を伝えたい。
奴は果たし合う前、己が負けた場合に果たして欲しいと言う、いくつかの頼みをしていた。
まず死体は山道から見えない場所に隠して欲しい、と。またイヴライ以外の場所に咲く花の種を定期的にイヴライへ送って欲しいと。差出人は示さずに良い。定期的にブッフォの商隊がイヴライには行くから、彼らに頼め、と言った。
ひとまず山道から離れた場所に墓を作ろうと考えている。」
加速剣という事は…もしや、これ加速剣士ギルモアが書いたのかな?名前は第三章のデュナンや、第五章の正義の象徴が口にしているぞ。
精霊を切ったという四人の内の一人だ。

どうやら先程見つけた獣人の骨はインゴニャマのものだったようだ。
旅立った直後辺りで既に亡くなってた…

その時地面がうなり音を上げ、二、三度大きく揺れた。
音が特に大きかった平たい地を調べると、地面が歪んで一部隆起したり沈んだりしている。
ふとイシクォヴァは視線を上げた。
SPADE黒「あー、確かによく見ると…いや誰。」

ヴァルヴァスの足元は時折揺れているが、心ここにあらずといった様子で立っている。
イシクォヴァが話し掛けるが、ヴァルヴァスはこちらが誰か認識出来ていないようだ。

ヴァルヴァス?「精霊の顔を…見た。精霊もまた、俺の顔を…あれは…あれは…来る。壊しに来る。」

すると地面が大きく揺れ、少し離れた場所では溶岩が噴き出し始めている。

ヴァルヴァス?「精霊がやったせいか。俺がそれにあらがったせいか。同じだ…いや、俺は精霊の一部ではないのか。怒りに触れた。いや、そもそも俺が見るまでもなかったのだ。
元々ワディにニンゲンが入り込んでいた。そのせいで、獣人全員が汚染されかけていた。
すでに…俺達は…外に行かなければ。インゴニャマ兄さんに、言わなければ。精霊の顔を俺は見た。」

イシクォヴァはヴァルヴァスに村へ戻ろうと言うが、聞く耳を持たない。

ヴァルヴァス?「違う…そうだ、インゴニャマ兄さんは、外の世界に行けなかった。分かっているんだろう。石の下にあった骨は…あれは…インゴニャマ兄さんワディを越えられなかった。
つまらぬ辻斬りまがいにこの山で斬られた。
俺は越えなければ…あの時みた外の世界へ…」

地面の裂け目が次々と広がり、山全体が大きく揺れた。揺れはどんどん大きくなり、あちこちで地面が裂ける音が響く。
するとそこに酋長インヨカが現れ、何か複数の白い石をヴァルヴァスに投げつけた。動物の牙か骨に見える石は空気に溶けて煙になり、ヴァルヴァスが怯むと同時に地面の揺れも収まった。

酋長インヨカの指示に従い、主人公達はイヴライ側入山口まで退避する。
インヨカによると、先程投げた物は村からニンゲンを遠ざけるために張った封印の呪いと同じものだという。
それが効いたという事は、ヴァルヴァスはニンゲンと同じものになりかけているかもしれない。

主人公達はひとまず獣人の里イヴライに退避し、そこで酋長インヨカにヴァルヴァスの状況について分かった事を話した。

獣人の魂は元々他の生き物と混ざりやすい。そしてワディは精霊から生じたその魂が生まれるために最後に通る道のため、ワディにニンゲンが入り込めば、生まれてくる獣人にはニンゲンの部分が混ざる可能性がある。
そうなれば死後の獣人の魂も精霊に還る事が出来なくなるだろう。

インヨカ「英雄になり得る者はまた、怪物にもなり得る。そういうものさね。」

END
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44.山頂にたたずむ者


ワディの異変を押さえるために、獣人達はインヨカの指示で先程ヴァルヴァスに使ったのと同じ封印を施して回っていた。
しかし戻って来た間借り者ダグベによると、封印が解けるのは時間の問題なようだ。

現在、変化しつつあるヴァルヴァスと精霊がワディの支配権を巡ってせめぎ合っており、そのせいでワディが荒れている状態。
更にダグベによれば地割れがワディの外にまで広がっている場所があり、このままでは溶岩の被害も広がるだろう。
ヴァルヴァスはウクズラズラ森林帯へ向かおうとしており、そこへ繋がる道では特に封印の負荷が高くなっているという。
ヴァルヴァスは洞窟の先に外の世界がある事に気づいているのかもしれない。

何度か封じ直しているが、骨と牙を集めるのも間に合わないそうだ。
そこにあるのは行き止まりの洞窟のみだが、インヨカによればそこは死後に獣人の魂が精霊に還る前に最初に流れ着く場所だという。

酋長インヨカは、ヴァルヴァスをワディと一体化させて強制的に精霊と同じ側に戻す事で、ワディを止める案を出す。大地への魂の回帰の呪いと、後天的に動物を取り込み能力を得る呪いを組み合わせれば可能だという。
精霊はニンゲンを見る事自体を嫌うが、ワディと一体化したヴァルヴァスはニンゲンを認識するため、ニンゲンはワディに潜り込む隙がなくなる。

しかしこのままではヴァルヴァスがワディを出てウクズラズラ森林帯に向かってしまう。
精霊と拮抗する力を持つ今の彼が、もし世界の境界を越えれば何が起こるか予測もつかないため、呪いが完成するまでの間、主人公はヴァルヴァスをワディに抑え込む事にした。

クエスト受注。

酋長インヨカからミッション「神の山ワディ」を選択、ボス「魔剣士ヴァルヴァス」を討伐。
“魔剣士”ね……

酋長インヨカに報告。

END
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45.魔剣士

酋長インヨカによると、主人公が戦っている間に呪いは完成し、後は効果が現れるのを待つだけのようだ。

クエスト受注。

しかし戻って来た間借り人ダグベの報告によると、ウクズラズラ森林帯側の封印が解けかけているという。
ヴァルヴァスは未だ山頂に留まっているが、ワディの外に出られると呪いが失敗に終わるため、更なる足止めが必要だろう。

間借り人ダグベは、かつて自分の村で使われていた、燃やした煙を吸うと酔っぱらう花を提案した。事前にその花の根を噛んでおけばしばらくこちらが酔う事はないという。
そういえばダグベは育てる術で故郷の村の花を復活させてたな…

現在のヴァルヴァスが酔うかは定かでないが、ダグベは出来るだけヴァルヴァスを傷付ける事は避けたいようだ。
酋長インヨカは、他の方法で足止めするために人員はあまり割けないと言う。
夕方までに戻らなければ失敗と捉えるという条件のもと、ダグベと主人公の二人でワディに向かう事になった。
呪術師イシクォヴァはショックが大きいのか、同行出来ないようだ。

神の山ワディに遷移。

ヴァルヴァスの姿は見えなかったが、ひとまず花の根を噛んだ後に例の花を溶岩の上にまいた。
花の煙の奇妙な匂いが漂い始めた時、不意に魔剣士ヴァルヴァスが姿を現した。
最初は記憶が曖昧だったようだが、徐々に先ほど主人公と戦った時の事を思い出し、呼応するように地面が揺れ出した。

ヴァルヴァス「俺は見たのだ。見ねば信じれぬから、俺は精霊を見たが、精霊は…己を見た者を信じない。
精霊が俺の顔を見てしまった。俺は、この顔を引き剥がさねば、この顔を、精霊が覚えている。
あぁ…精霊の声が魔剣士と俺を罵る…」

ヴァルヴァスは先ほど戦った相手が主人公だと思い出し攻撃を仕掛けるが、ダグベの助力で主人公はこれをかわす。

ヴァルヴァス「そうか、やっとわかった。あの世界は、ニンゲンの世界。お前はあの世界から来た…ニンゲ…」
とうとう主人公が人間って事にまで気付いちゃったよ((((;゜Д゜)))

その時、呪術師イシクォヴァが現れ、時間を計る石をヴァルヴァスに見せ、これが何か分かるかと問う。
ヴァルヴァスはインゴニャマ兄さんから貰った大事な石だと答えるが、イシクォヴァは石が帰る時間を示しているのだと答える。
ヴァルヴァスが村に戻ろうとした時、イシクォヴァは石を手放し、石は溶岩へと落ちていった。
ヴァルヴァスは咄嗟に石を追いかけようとしたが、花の作用で酩酊状態になっていたのか、そのまま溶岩へと落ちていった。

イシクォヴァ「あぁ…子供の頃夢に見た通りの光景だ。夢に見た。ワディに立つ怪物がいる。それは、まるで獣人のようで…」

ヴァルヴァスは溶岩をも操り始めていたため、溶岩に落ちても死ぬ事は無いが、すぐに上がって来る事は無いだろう。

間借り人ダグベは、イシクォヴァがウムホリになると聞いた時は、誰がなるか曖昧なものならウムホリなど意味が無いと思っていたが、今回のイシクォヴァの行動を見て、イシクォヴァは村やヴァルヴァスを救ったウムホリとして認めたようだ。

獣人の里イヴライに遷移。

END
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