(第七章)21~25(オルクス) | ~トーラムメモ(オルクス兼)~

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【注意】
・主にシナリオの感想・考察・NPCまとめになるため、倒し方とかの攻略系は有りませぬm(_ _)m

※ネタバレ注意!



21.警告の意味

クシルワの領分 開けた地1の狩人ヴァルヴァスからクエスト受注。

呪術師イシクォヴァによると、精霊が普通の世界で見えないのは生きている領域が少しだけ違うからだという。
夜の王も精霊の末端であるため、巣となる領土もまたこの世界からずれた所にあるのだろう。
そしてこの辺りで頻繁に出没する事とコオロギが消えた位置からしてその領域は近くにあるに違いない。

その時、先ほど現れた祖霊らしきものが再び一瞬だけ現れた。
やはり狩人ヴァルヴァスには見えなかったようだ。
声は聞こえなかったが、非難するような顔つきで止めるような事を言っていたように見えた。

呪術師イシクォヴァは夜の王の領土について話を再開する。
それによると、コオロギは夜の始まりを告げる虫であるため、伝承で夜の見張り番とされている夜の王は、コオロギを配下として操って餌を運ばせていたのだろうという。
コオロギは夜を告げる歌を歌う事で夜の王の領土へと入ったようだ。

それを聞いた狩人ヴァルヴァスは、夜の王が不可視なのは独自の領土へ入る力の応用であるため、自分達が夜の王の領土に入る事が出来れば、夜の王は不可視ではなくなり、触れる事も狩ることも出来るのではと考える。

呪術師イシクォヴァは肯定しつつ、先ほど現れた祖霊は夜の王を狩る事を止めようとしているのではないかと気がかりなようだ。
狩人ヴァルヴァスは見えていないのもあり祖霊が見える事には否定的だが、非難がましく見ていたのなら、簡単な事にも気づかない子孫達を焦らせているのだと解釈する。

夜の王の領土に入る方法として、呪術師イシクォヴァは何か提案があるらしい。
それにはダグベの管理物が必要だとして、主人公達は霧の奈落に移動した。
END
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22.朝を告げるもの

霧の奈落 呪術師イシクォヴァからクエスト受注。

呪術師イシクォヴァは、雄鶏を数羽貰いたいという。しかし上手く行けば返せるそうだ。

以前にニワトリを「インダウォ・エボンヴ」に置いていたところ、朝になる前に全て殺されてしまったという。
そのため、ダグベは村のニワトリ全てを預かって「インダウォ・エボンヴ」から離れた場所で育てているという。
ニワトリはコオロギと逆で朝を告げる者であるため、その鳴き声は領土そのものをこちらの世界に暴き出す力があるかもしれない。
呪術師イシクォヴァが考えた方法は、朝までニワトリを夜の王に食われないよう守り、夜の王の領土で鳴かせる事で、夜の王の領土への入り口を開くというもの。

雄鶏を上手く守れなければ、その分の肉を狩人ヴァルヴァスが狩って来るという条件で、間借り人ダグベから雄鶏を借りる事になった。
ダグベは放し飼いしていたニワトリを手際よく捕まえ、近くに置いてあった籠に入れて主人公達に一つずつ渡した。

主人公達はインダウォ・エボンヴの開けた地1に戻った。ここならコオロギが消えた位置から可能な限り離れており、かつ雄鶏の鳴き声が届く距離だ。

しかし次の瞬間、大きな羽音が鳴り響き、籠を持った手に強い衝撃が走った。
見てみると、三人とも籠は無傷で中のニワトリだけが巨大な爪のような何かでずたずたに引き裂かれていた。

END
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23.二つの道筋

インダウォ・エボンヴ 開けた地1の狩人ヴァルヴァスからクエスト受注。
まだ夜の王が近くにいる可能性が高いため、三人はその場を離れようとする。
しかし次の瞬間、見えない何かに攻撃され体に強い衝撃が走った。何度も体に衝撃が走り、目の前が暗くなってくる。

意識を取り戻すと、目の前には同じく目を覚ました呪術師イシクォヴァの姿があった。
ふと足元を見ると、何か魔法がかけられていると思しき輝く石が規則的に並べられていた。
呪術師イシクォヴァによると、これは隠れ身の呪術だという。

不意にすぐ近くに今まで気付かなかった気配を感じ、見てみると以前見かけた獣人が立っていた。
呪術師イシクォヴァは狩人ヴァルヴァスの居場所を尋ねるが、奇妙な獣人は黙ったまま動かない。
イシクォヴァは精霊の末端を害するべきではないと伝えているのかと尋ねると、奇妙な獣人は肯定するように表情を幾分か和らげた。

イシクォヴァ「わかっては…いるのです。そもそも半年も待てば、夜の王の羽は勝手に落ちる。
それに我々は全て精霊より生じ、精霊へと還る。その循環にある以上、精霊に害成せばいずれは我々に跳ね返って来る。
あなた方が止めようとするのは道理だ。
だがその循環の例外が恐らくニンゲンなのだ。
アレは精霊から生じたものではないという。アレがもたらし得る災厄に、普通の方法では対処しきれないかもしれない。
ヴァルヴァスは祖霊をないがしろにし過ぎるが…そうでなければ救えない事態というのも確かだと思う。それにきっと、ウムホリは我々を救ってくれる。だからどうかヴァルヴァスを戻してください。
それと、出来れば教えてください。私達は雄鶏をむざむざ獲られてしまった。これからどうするべきか…」

奇妙な獣人は一度主人公をじっと見て、しばらくうつむいて考え込んだ後、ウクズラスラ森林帯の方角を指差した。
もしかするとゴブリンシャーマンが雄鶏を持っているかもしれない。

奇妙な獣人は口元に微笑を浮かべて消えていった。
呪術師イシクォヴァは狩人ヴァルヴァスに、祖霊が夜の王の攻撃から守ってくれた事と、雄鶏を新たに入手できる場所を教えてくれた事を伝える。
しかし呪術師イシクォヴァはウクズラスラ森林帯にいるゴブリンシャーマンが苦手らしく、雄鶏の受け取りには主人公と狩人ヴァルヴァスの二人で向かう事にした。
そのゴブリンシャーマンは範囲はわきまえているとはいえ、村で管理していない呪術で場をいじり回しているので、イシクォヴァにとっては迷惑であり苦手なんだそう。
狩人ヴァルヴァスとも面識があり、四、五ヶ月くらい前に手伝いをしていたそう。

END
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24.饗宴のため

狩人ヴァルヴァスは辺境者コロクルに、雄鶏を譲るように頼む。
しかし雄鶏は呪術用であり、肉も客人の歓迎に必要な料理にするため渡せないという。
代わりになる料理の材料と呪具を持ってくるなら渡しても良いという事で、ヴァルヴァスは肉を、主人公は呪具になりそうなウムントの骨を集めて来る事にした。

指定モンスターを討伐。

依頼品を渡すと、辺境者コロクルは雄鶏を何羽か渡してくれた。
コロクルといい、フォーゲルブルグに向かう道中にいたホレッヘといい、ゴブリンシャーマンっていい奴だな。

END
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25.朝を篭める檻

ウクズラスラ森林帯の狩人ヴァルヴァスから開始。
辺境者コロクルから雄鶏を貰ったは良いが、このまま「クシルワの領分」へ持って行っても同じ事になりかねない。
その近辺でありながら夜の王に手出しされない場所にニワトリを置く必要がある。

クエスト受注。

主人公は試してみたい場所があると言い、ニワトリのうち一羽を連れて「インダウォ・エボンヴ」開けた地2に向かった。
主人公は、以前ヴァルヴァスがしたのと同じ手順で檻を開け、ニワトリを放り込んで閉めた。

主人公はウクズラスラ森林帯に戻り、辺境者コロクルから皆で集まり、狩人ヴァルヴァスに報告する。
イブベシの血を塗った檻の中なら夜の王も手出し出来ず、コオロギが来ても問題にはならないだろう。
それを聞いた狩人ヴァルヴァスは残りのニワトリも同じ檻に篭めに行く事にして、その間に主人公には呪術師イシクォヴァにこの事を説明して、村で落ち合う事にした。

インダウォ・エボンヴ 開けた地1に移動。

呪術師イシクォヴァにこれまでの経緯を説明して、安全のために獣人の里イヴライへ戻った。
ヴァルヴァスが戻って来るのを待ち、夜明けにニワトリの鳴き声が聞こえたら確かめに行く事にした。

END
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