〈第6章〉8.生命冒とく工場 | ~トーラムメモ(オルクス兼)~

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【注意】
・主にシナリオの感想・考察・NPCまとめになるため、倒し方とかの攻略系は有りませぬm(_ _)m

※ネタバレ注意!




出口はこちら↓

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エル・スカーロ・仮王宮から開始。

遺跡にあった謎の物体が、恐ろしい魔法兵器、ウィザード砲であった事をエルバーノ王に報告する…

エルバーノ王「何という事だ…そんな恐ろしいものが発掘され、発射できるまでに復元されていたとは…いったい何者がそのようなものを…」

ぺルル「ウィザード砲を動くようにしたのはコエヌビアって奴みたい。どんな奴かはわからないけど…
とりあえず巨大クリスタ工場をぶっ壊して、おっきいクリスタが作れなくなったから、ウィザード砲は発射できないでしょ。」

エルバーノ王「うむ、重大な危機を未然に防いでくれた事、感謝する。しかし別な危機の萌芽(ほうが)が報告されていてな…」

SPADE黒「長時間労働(T▽T;)」

エルバーノ王「エル・スカーロ郊外、パクス・テクニスタの領域と境を接する場所辺りで、旅人が襲撃される事件が頻発しているというのだが、心当たりはないか?」

ぺルル「王様、それって、こないだ報告したデミマキナのしわざじゃ…」

エルバーノ王「デミマキナ!?あの神をも恐れぬ所業の産物か!!」

SPADE黒「王様激おこ(笑)」

エルバーノ王「リュアーク派め…これほどの速さでエル・スカーロに迫るとは…
ならば我々は、パクス派やパルチザンの皆と連携し、そのデミマキナなる人造怪物の排除にエル・スカーロをあげて動こうではないか!!
そなたたち、戻ったばかりで悪いのだが、そのデミマキナの製造場所を突き止め、可能ならば破壊してほしい。受けてくれるか?」

ぺルル「ふぃ~…そなたたち、ってあたいも頭数に入れられちゃってるのね…あんたも安請け合いしちゃって、結構な大仕事だわよこれ…
グダグダ言っててもしょうがない。とりあえずシュレアに、王様がパルチザンへ協力を頼みたがってる事、伝えに行きましょ。とっとと行くわよ!!」

主人公たちは一体、いつ寝てるんだろうか。
主人公とぺルルはクラスペ・スラムへ向かう。

そこでは、シュレアとモケローが沢山のデミマキナに襲われて戦闘していた。
主人公も応援に入るが…

デミマキナの数が多すぎる!!

ぺルル「どどどどうするのよ~!?」

すると、バルフトが駆けつけてきた。
ここの登場シーン格好いい…(*´-`)
SPADE黒「えぇー…」

デミマキナ10体を討伐。

ぺルル「ご苦労様~。れ?トリエルさんの姿が見えないけど…どしたの、いつも一緒なのに?」

バルフト「え?あ、お、おう、今は別行動をとっているんだ…なんだよ、いいだろ?兄妹でもたまにゃ別行動したって!」

ぺルル「べ、別に悪いなんて言ってないじゃん。それより、何で助けに来てくれたのよ?」

バルフト「さっきの連中の襲撃に悩まされてるアインクランの住人に頼まれて、奴らの本拠地を探しにシンゴラレ遺跡の先にあるペリグロ廃棄原まで行ってたんだ。」

ぺルル「で、何か見つかったの?」

バルフト「ああ、見事に予想的中だ。廃棄物の山の中に奇妙な建物ができてたのさ。
さっきの連中みたいなのが付近をガードしていたから、中に何があるかわからなかったが…」

バルフトが見つけたと言う奇妙な建物が、デミマキナの製造場所に違いない!

バルフト「案内?しない事もないが…なんだ、お前たちもさっきの連中を叩きに行くつもりだったのか。よし!それなら乗り込むとするか!!」

シュレア「それならあたしも一緒に行くよ。奴らはパルチザンにとっても脅威だからね。早く叩いておかなくちゃ。」

しかし、主人公は首を横に振る。

シュレア「何で!?あたしたちじゃ不足って言うのかい!?」

ぺルル「いきなり戦いになっちゃったから言えなかったんだけど、あんたたちパルチザンのとこほへレジストル派のエルバーノ王からお使いの人が来ることになってんのよ。」

シュレア「へ?お、王様からのお使い!?」

ぺルル 「そ。でぇ、あんたにはパルチザンのリーダーとしてお使いの人と話し合った上で、レジストル派との共闘の計画を立ててほしいのよ。」

シュレア「ええええっ!?あ、あたしがそんな大切な役目を!?ど、どどどどうしよう…」

ぺルル「だ~い丈夫よぉ、今までパルチザンを束ねて来たんでしょ?
王様もその手腕(しゅわん)を認めてお使いの人を送る事にしたんだから、ドーンと構えてりゃいいの!!」

SPADE黒「最初に出会った時は、ぼくらの物資を盗ろうとしてたのにね。」

シュレア「そ、そうかな…ん、わかった。パルチザンのみんなと一緒に会う事にするよ。でも…そっちは大丈夫?」

バルフト「心配はいらん。俺と冒険者がいれば大丈夫だ。さっきの連中が二度と攻めて来られないくらい、徹底的に叩いて来てやる!」

シュレア「わかった。王様との共闘の話は任せてよ。気をつけてね。」

バルフト「よし!じゃあ、ついて来てくれ。こっちだ!!」

一行はペリグロ廃棄原に移動する。

周りにあるものから異様な臭気が発生している。何かはわからないが、ひどい臭いだ…

ぺルル「ぐえっへっへっ、ゲホッゲホッ!何ぃこの臭いはぁ!?気が遠くなりそうだわよ…」
そんな気はしてた。

ぺルル「あんたたちがくさいって言ってる臭いは、あたいたちにとっちゃ死亡レベルなの!ぐあああっ、我慢できない~っ!!」

それでも一行は廃棄原を進んでいく。
小型デミマキナ製造工場に到着。

工場内は外を上回る悪臭が漂っている。

デミマキナは人の体で造られてると…ではこの臭いはまさか…?
SPADE黒「なぜついてきたのか。」

バルフト「おい、大丈夫か!?俺たちでも耐えがたい臭いだ。無理もないが…ちょっと待ってろ。
…よし、見てくれは悪いが、臭いはだいぶましになったろ?」

ぺルル「う、うん…って、何よこれェ!」

ぺルルの鼻の穴に小さな円柱状の木がねじ込まれている…

SPADE黒「なんてこと。」

バルフト「空になった薬ビンの栓だ。ちょうどいい大きさだったな。」

ぺルル「あのねぇ、女の子の鼻になんてことすんのよ!!」

バルフト「じゃあ外すか?」

ぺルル「う~…背に腹は変えらんないわを先急ぎましょ。」

小型デミマキナ製造工場・エリア3に着くと、怪しい人影が…
フェリエン「お久しぶりね、バルフト。いえ、今は黒騎士って呼ばれる方が多いのかしら?人々を助ける正義の戦士と呼ばれる気分はいかが?」

ぺルル「え?え?ど、どゆこと??」

するとバルフトは、瞬時にして黒騎士に姿を変えた!
SPADE黒「わー、びっくりー(棒読み)」

フェリエン「どうしてこんなところにいるのかしら?いつも一緒のお嬢様はどうしたの?」

ぺルル「え?え?お、お知り合い?」

バルフト「それはこっちのセリフだ、フェリエン。精鋭部隊の黒騎士がこんな薄汚い場所の警備とはな…」

フェリエン「黙って!命令だから仕方なくいるだけよ!!
ここで作られているデミマキナは、兵器とも呼びたくない醜い物体よ!
ここは工場なんかじゃない、屠殺(とさつ)場よりも醜く薄汚い、人間の生命の尊厳を冒とくする場所だわ。戦場でもないのに、血なまぐさい臭いが澱んでいる…」
スクショミスって武器が映ってないΣ(´□`;)
でもこの抜刀モーションって、やっぱりこの人抜刀剣じゃなかろうか…
しかしフェリエンは、すぐに武器を納める。

フェリエン「まあ、いいわ。こんな場所、守るに値しないと思っていたところだったし…それに、あなたたちが破壊してくれれば守る必要もなくなるものね…

そう言うと、フェリエンは立ち去っていこうとする。
主人公は、破壊する方法を尋ねる。

フェリエン「どうやって?簡単よ、この奥のどこかに爆破スイッチがあるから…あとは勝手にどうぞ。」

フェリエンが去った後、ぺルルによるバルフトへの追求が始まる。

ぺルル「ねえちょっと、どーゆーこと!?説明してくれるわよね?」

バルフト「やれやれ、参ったな…
いろいろ世話になってるおまえたちに、これ以上黙っているのも悪いか…
俺はフェリエンたちと同じ…リュアーク・テクニスタの黒騎士部隊の一人だ…」

ぺルル「じゃ、じゃあ、敵って事!?今まで旅してたのは、他の国をスパイするためだったの!?」

バルフト「落ち着け、スパイなら行く先々で度々出会うおまえたちをとっくに始末している…」

確かに不自然なほどよく会うもんな(^^;

バルフト「もともと黒騎士部隊の一人ではあるが、今は部隊を離れてある役目のために動いているんだ。」

ぺルル「ある役目ってあによ?」

バルフト「それは…今は言うわけにはいかんのだ。先も急ぐので説明している暇もないしな。すまん…
おまえたちはリュアークに来るのだろう?無事に来て、俺と出会えたら教えてやる。気をつけて来い…
…リュアークの中では敵として出会うことになるのかって?…さあな…
それよりも先に、帝国領内は簡単に入る事ができん。まず、どうやって入るかを考える事だ…それじゃあな…」

そういうなり、バルフトは去っていった。

ぺルル「あによ…世話になったって思ってんのなら、潜入手伝ってくれたっていいじゃん…
だ~っ!何かモヤモヤする!!腹が立つから、さっきの女騎士が言ってた爆破スイッチ探して、派手にドーンとやっちゃいましょ!行くわよ?」

小型デミマキナ製造工場・中枢部に入ると、テュランマキナが立ちはだかる!

ぺルル「ね、ねえ、これ、もしかしなくてもヤバくない?
ぎゃーっ!やっぱりー!」

主人公はテュランマキナを討伐。
ぺルルがサークルの上でジャンプすると、サークルが赤色に変わる。
どうやらこれが爆破スイッチのようだ。

ぺルル「この分じゃ他にもいくつかあるんじゃない?全部押さないと爆発しないようになってんだと思うわ。探しましょ?」

スイッチを押して回るミッションが始まるのかと思ったが、全部ぺルルが押したようだ。

ぺルル「自動装置が動き出したみたいね…そんじゃ、逃げるわよ~っ!!」

主人公とぺルルは急いで退避。
それと同時に、小型デミマキナ製造工場は爆発した…

デミマキナ製造工場の爆破に成功した!

ぺルル「…いろいろあったけど、デミマキナの工場はぶっ飛ばせたから良しとしましょ。ほれ、とりあえず王様へ報告に戻るわよ。」

END
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以下、感想。
長いので注意。

ついに、バルフトさんの正体が明らかになりましたね(*´-`)
トリエルさんは今回登場してなかったですが、何かあったのか…
単に危険な場所に連れていくわけにはいかない等の理由もありますが、その正体も気になりますね…
バルフトさんが正体を明かしたので、トリエルさんも何かしら明かしてくれるでしょうか。
そして彼らのその目的も、気になるところ。

そして、この間は敵として立ちはだかった女騎士フェリエン…帝国のやり方には賛同しかねているようですね。
こうなると、他の黒騎士二人も完全に悪い奴…ではないのかも?
黒騎士に対して見張りの仕事を命令する帝国にも、何か起こっているのでしょうか…
デルマさんも逃げてハーデ岐丘で暮らしてますし。

そして、今回爆破したのは小型デミマキナ製造工場。
小型ってことは、大型とかあるのでしょうか…少なくとも、デミマキナの工場がこれ一つとは思えませんね…

次の章からは、本格的にリュアーク・テクニスタの都市国家、アルティメアに潜入していく…のでしょうか?
ヨークの仇、コエヌビアについても気になるところです(ノ‥)ノ

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