超高難易度イベント…一回でもクリアすれば雫玉1個貰えるのです(*´-`)
貴重な雫玉はやっぱり欲しいので、バフアイテムとライフポーションでHPを可能な限り増やして…
野良PTに入れてもらいました。
更に持ってるジェムも全て投げて…
使った復活の雫は実に15個。
PTの中でも断トツの回数でした(笑)
かなりのお荷物感がありましたが、それでもなんとか1討伐をクリア( ;∀;)
PTメンには感謝です…
あとはごるどんのドロップ服を買うために、
リバイタを大量生産しに行きます(*゜ー゜)ゞ
――さて、では二次創作の話を。
アルクはイリスと下校中。
しかしイリスの顔はうかないようで…
今回も安定の妄想でゆきます(^^ゞ
アオ「開幕します(*´-`)」
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第15話〈不穏〉
帰り道。
アルクの隣にはイリスがいた。
しかし、いつもは小うるさいくらいに話し掛けてくるはずが、今日に限ってはいっこうに話し出そうとしない。
アルク(もしや、まだあの生徒の言葉を気にして…)
するとイリスは、そんなアルクの思考を読んだかのように首を振った。
イリス「…今日の事、気にしてないって言ったら嘘になるわ。あなたの成績が落ちた原因は、やっぱり私にもあると思うの。
それでね?私、ここからは自力で頑張ろうと思うの。もう十分に教えてもらったし、借りた参考書も書き写したから大丈夫よ。
どうしても分からないところは学校で聞くかもしれないけど…
だから、アルクも自分のために頑張って欲しいの。」
アルクは少し考えた後、「ふぅ」とため息をついた。
アルク「イリスとは思えない謙虚さだなぁ。まるで闘牛が牧場の牛になったみたいだ。」
イリス「な、なんですって!?」
イリスは牛に例えられたのが不服だったのか、顔を真っ赤にして眉間にしわを寄せる。
イリス「と、とにかく!あなたも頑張るのよ、アルク。じゃあまたね!」
そう言い残し、イリスは風のように走っていった。
残されたアルクはやれわれと頭をかいた。
アルク「自分のために頑張って…か。
まぁ、俺が毎日徹夜して何をしてるかなんて、言ったらよけいに心配するだろうし…」
アルクはきびすを返すと、家へ続く路地へと入っていった。
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街の大通りは明るく、様々な人々が行き交い活気づいている。
しかし裏路地へと入ると雰囲気は一転、薄暗く落ち着いた空間へと変わる。
アルクが家への道を歩いていると、どこからか誰かの小声が聞こえてきた。
「―でさ、イリスの事なんだけど…」
アルク(ん、イリス?)
アルクは思わず立ち止まる。
こういった人気のない場所での会話は、大っぴらに出来ないようなものも多い。
しかし世の中、壁に耳あり障子に目あり。
どこで誰が聞いているか分からない。
そう、ちょうど今のアルクのように。
アルクは物陰に隠れ、会話に耳をそばだてた。
戦術学の首席もあって、隠密行動には多少の心得がある。
声の感じから、話しているのは学院の女子生徒のようだ。
「正直あそこまで成績上げるとは思ってなかったよね…」
「そだね。でもその分、可哀想になってきちゃった。あたしも最初はイリスが厚かましくて嫌だったけどさ。
どんなに頑張ってもイリスは役人にはなれないもんね…」
「流石に現職のやる事を私達がどうこうできるものじゃないし…」
その内、その生徒達はどこかへと歩いていってしまった。
誰もいなくなった路地に、アルクは物陰からソロソロと出てくる。
アルク(現職のやる事?どう頑張ってもイリスは役人になれない…?
一体、何が起こっているんだ。)
見えないところで悪意を持った何かが確実に動いている。
その首謀者が誰なのか、何をしようとしているのか分からない。
アルク(しかし、俺のする事は一つ。)
アルクは拳を堅く握りしめる。
――俺が、イリスを守って見せる。
To be continued...
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不穏な会話を聞いてしまったアルク。
一体、裏では何が動いているのでしょうか…
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