アプデで実装された、経験値獲得ボーナス。
自分とのレベル差が少ない敵ほど高い経験値が手に入るというアレです♪
最大10倍以上になるみたいです!
悪夢と同様、PT推奨ですね(人によってはソロが難しくなるし、一回当たりの討伐時間が短い方が効率もUP♪)
かくいう私もソロは厳しい(^^;
特に今カンスト出来ていないHEART白はボス戦向きじゃないので、生産パラと一緒に悪夢でレベル上げですかねー。
いや…そもそも収集クエ以外でレベル上げ出来るようになったなら、HEART白のスキルとステも収集特化から変えて良いのかな( ´-ω-)?
レベル帯によって狩り場を変えた方が良いので、人が分散してPT組みにくくなるんじゃ…とソロな私の個人的不安もありますが(笑)
さて、では二次創作を進めます!
今回も安定の妄想でゆきます(^^ゞ
夏休みも明け、街には秋がやって来ました。
アルク達の通う学院にもイベントが…?
アルク「無いな。開幕…( ;∀;)」
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第14話〈前進〉
夏休みも明け、季節はすっかり秋に変わった。
街はハロウィンと称されるイベントで派閥の関係なく盛り上がっている。
しかし、学院の受験生だけは違った。
ある意味こちらも「盛り上り」を見せてはいるが。
廊下には実力テストの上位100人の名前が貼り出されており、
アルクとイリスはこの夏の成果を確かめるため、ランキング表に目を通していた。
すると、隣から聞き覚えのある声が。
「おやおや、誰かと思えば生徒を不幸に陥れるイリスさんじゃないですかぁ~。」
イリス「――っあ。」
振り返るとそこには忘れるはずもない、例の事件の発端となった男子生徒がふんぞり返っていた。
相変わらずえり元には彼の家の紋章が光っている。
「あなた懲りずにまだ役人を目指してるんですか?順位が100位すれすれなのに、役人になれるとか思い上がりもひどくありません?」
イリス「こっ…これでもかなり順位は上がったほ」
そこまで言いかけたとき、アルクは無言でイリス制して前に立った。
アルク「…君も、無駄口叩く暇があったら勉強した方が有意義だろうに。
君、もしかして一周回ってイリスの事が好きなんじゃないか?」
煽るアルクに、その生徒は余裕そうに笑った。
「ああ、アルクさんですか。あなたもイリスとは関わらない方が良い。
現に、今回のあなたの成績。がた落ちも良いところじゃないですか?」
イリス「えっ…!」
イリスはハッとして順位表に目を通す。
5位、6位、7位…
アルクの名前があったのは13位だった。
成績が良い事に変わりはないが、いつも5位付近をキープしていたアルクとは思えない順位だ。
イリス「もしかして私に勉強を教える分、アルクの勉強時間が減って…?」
アルク「勘違いするな、イリス。これは俺自身の問題だから。」
しかしイリスの表情は晴れないままだ。
「ふん、せいぜい頑張る事ですね。どの道イリスが役人になるなんて無理に決まってますけど!」
イリス「決めつけるなんてそんな」
アルク「やめとけ、イリス。」
反論しようとするイリスを再びアルクが制止する。
一方の生徒は勝ち誇ったかのように大声で笑いながら廊下を歩いていった。
例の生徒が見えなくなったところで、イリスは悔しそうに地団駄を踏む。
イリス「アルク!どうして反論させてくれないの!これじゃ言われっぱなしじゃない!」
アルク「そ、そりゃあ、あいつに何を言っても無意味だからだよ。」
イリスに詰め寄られ、アルクは後退しつつ壁の順位表を指差した。
アルク「ほら、あいつの名前がどの順位にあるか探してみろよ。」
イリス「順位?」
イリスは改めて順位表に目を通していく。
1位、2位、3位…
…23位、24位、25位…
…97位、98位、99位…
とうとう、あの生徒の名前は見つからなかった。
イリス「って事はまさか…圏外なの?
あんな言い方しておいて!?」
アルクはこくりと頷く。
アルク「他人を引きずり落とす事ばかり考えていた末路だろ。以前は順位表にも名前が載っていたけど…
完全に逆転したな、イリス。」
とたんに、イリスの顔はパアアッと輝きを取り戻す。
この夏のイリスの成長ぶりはアルクも驚くほどだった。
何よりも集中力が凄い。このままいけば役人試験の頃には…
そう思案していると、突然イリスに背中を叩かれた。
イリス「ありがとう、アルク。あなたのおかげよ。これで役人になる夢も手に届くところまで来たわ!」
アルク「そ、そうか。でもまだ油断はするなよ。むしろこれからが勝負なんだからな。」
イリス「勿論!」
アルクは、教室へ歩いていくイリスの背中を見つめながら、先程の生徒の言葉が妙に引っ掛かっていた。
To be continued...
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順調に成績を上げるイリス。
しかし、アルクには何か引っ掛かるようで…?
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