超高難易度イベントであのゴルドゥーンが来ましたね(*´-`)
シナリオの時は結構余裕でいけたので、もしかして私と相性良いのか!?
と思って、傭兵入れて突撃してみたら…
入ったら見事に瞬殺されました( ´-ω-)
まあ…四人PT推奨ですし、超高難易度ですからね。
普段から高難易度で戦い慣れている人にとっては物足りないと言う人もいるみたいですが、
私からみたごるどんは勝てる気しないです(笑)
女帝の時の方がまだ戦闘不能になるまでの時間が長かった気がします(倒せるとは言ってない)。
火力の無いSPADE黒では超高難易度のPTには入りづらいので、静かにロア部屋へ戻ろうとしました。
しかし!
ごるどんのドロップ服「ロードクロース」…
見た目がドストライクΣ(´□`;)
昨日は一晩中「ア"ア"ア"ア"ア"ッ」と心の中で叫んでました(笑)
どうしようかな…(/´△`\)
さて、では二次創作の方を進めます!
イリスに勉強を教えることになったアルク。
そんな夏休みのある日、アルクは父親に呼び出されます…
今回も安定の妄想でゆきます(^^ゞ
アカ「開幕やで!」
────────────────────
第13話〈本懐〉
夏休みのある日。
アルクは父の書斎に呼ばれた。
コンコン、とドアを静かにノックして中に入る。
書斎のカーテンは閉め切られ、薄暗い部屋に机のランプだけが灯っている。
アルクの父はその机で書類に何やら書き込みをしていた。
アルク「…父さん、何の用で呼び出したんですか?何もないなら勉強に戻りたいんですが――」
父「最近、お前の本棚から数十冊の本が一度になくなる事があるが…説明してくれるか。」
父の視線は書類に向けたまま、淡々とした口調でアルクに尋ねる。
部屋全体がキリキリとした雰囲気だ。
アルクはその問いで、父が何を言いたいのかを察した。
イリスが頻繁に家を出入りしている事だ。
アルク「勉強会を開いているんですよ。
お互いに問題を解き合うことで学力の向上を期待しています。
参考書を貸しているのもその一貫ですが、何か問題でも?」
父「そのイリスという人は学院で度々トラブルを起こしている、という噂を聞いている。
それが原因でヴェルト君は監獄送りになったとも…。ヴェルト君はそれがきっかけで家から勘当されたようだがね。」
おそらくあの事件の噂は役人の間にも知れ渡っているのだろう。
何ら不思議な事ではない。役人の子供の大半があの学院に通っているのだから。
それにしても、ヴェルトが勘当されたのは初耳だ。
父は手を止め、ゆっくりと顔を上げてアルクの顔を見た。
感情の見えない冷えた表情に、アルクは一歩後ずさる。
父「私は心配しているんだ。あの娘が原因で、アルクまで役人の道から脱落するのではないか、と。」
アルク(――イリスのせいで?俺が?)
アルクはその瞬間、あの日のイリスとの出来事を思い出した。
確かにあの事件によって、ヴェルトの役人への道は潰えた。
だがその原因がイリスだと言い切る事は、今のアルクには出来なくなっていた。
イリスはただ真っ直ぐに、役人になって街を豊かにするという夢を追いかけているだけだ。
そしてイリスが目指す道は、紛れもなくヴェルトが繋いだ道でもある。
アルク(あの真っ直ぐさは愚かに見えても恥ずべき事じゃない。
むしろ実際にやるのは難しい事だ。
俺も一度は諦めたくらいだからな。
そうだろう?――父さん。)
父はアルクの思考が読めないのか、首を傾げている。
その父を見て、アルクはにんまりと微笑んだ。
アルク「そういう事なら心配しなくていいですよ。勉強に関してだけの仲なんで。
そういえば、狩りに使っていたあの弓はどうするんですか?もう長い間使ってないですけど。」
アルクは部屋のすみに視線を向ける。
父もつられるように書斎の奥へ視線を向ける。
そこには、ほこりを被った弓が壁のすみに立て掛けられていた。
父「ああ、あれはもう使い物にならないだろう。万が一の護身用にと置いていたが、手入れしていなかったからな。
狩りもしないことだし処分しておいてくれ。
用は済んだ。戻っていいぞ。」
アルク「…そう…ですか。」
アルクのは弓を見つめたまま静かに返事をした。
**********
ガチャン、と無機質な音と共にドアか閉まる。
アルクの手にはほこりを被ってすっかり劣化した弓が握られている。
不意に風を感じて振り返ると、開いた窓から西日が差し込んでいた。
アルクは弓を壁に立て掛け、窓のふちに肘を置いて外を眺めた。
日は街の外壁の向こうへとゆっくり沈んでいく。
アルク(父さんだって、昔は楽しそうにしていたのにな。特に、俺と狩りに行くときは活き活きしていた。
いつから――俺は父さんの笑った顔を見てないんだろう…)
アルク「―っと。なぁにたそがれちゃってんだよ、俺は!
ほら、俺にはやる事いっぱいあるだろ!しゃんとしろ!」
アルクは自分に言い聞かせるように手でパンパンッと頬を叩くと、立て掛けてあった弓を持って自室へと戻っていった。
窓の外からはヒグラシの鳴き声が聞こえてくる。
夏の終わりは、すぐそこまで来ていた。
To be continued...
────────────────────
夢を追うことを思い出したアルクの意思は固いようです(*´-`)
────────────────────