出口はこちら↓
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始まりの庭に主人公が落下して開始。
そこへ、一人の男性が駆けつける。
男性「ここに来る人たちは魂の状態のはず…え?グリーシア様に助けられて、身体ごとここへ?そりゃまた珍しい訪れ方ですね…」
主人公(そういう男性も人間の姿をしているが…)
男性「私も人間の姿じゃないかって?私はこの庭の雑務係ですから…ええ、デュンケリス様から任せていただいてるんです…ああ、申し遅れました。
フィダと申します。向こうの世界では商人をしてました。お見知りおきを…
ところで、何で上から降っていらしたんです?…エーケス様に投げられて?そりゃまた乱暴な…え?いえ、ここは戦士の揺籃じゃありません。
始まりの庭と言って、向こうの世界から戻って来た魂が次に生まれ変わるまでの間、休息する場所ですけど…
ええっ!?デュンケリス様がそんな事に!?それで、あなたが助けに…戦士の揺籃までの道、ですか?
うーん、分からなくはないんですが、勝手に案内は…許可をとろうにも、今は管理をされているヴァルセネ様がいらっしゃらないので…」
調べてみると、始まりの庭とヴァルセネさんは、イルーナのイベントストーリーで登場してるみたいですね(*´-`)
フィダ「ああ、ここに来られたばかりならご存じないですね。
本来ここは、デュンケリス様の副神であるヴァルセネ様が管理されているんですが、黒い結晶にとり憑かれた怪物の最初の襲撃でかなり深手を負われてしまい、それを癒すためご不在なんです…
とりあえず、今ここの番人をしていらっしゃる火の魔兵長、バーノス様に聞いてみましょう。この場所の中心になる転生の泉に行ってらっしゃるはずです。ご案内しますよ。」
イルーナのシナリオで登場したボスキャラのバーノスには、3回戦闘不能にさせられた苦い思い出が…(;´д`)
転生の泉へ移動する。
フィダ「気味の悪い森だったんですが、魂が生まれ変わる時に確実に向こうの世界に戻れる通り道になるよう、デュンケリス様が整備されたんだそうで…わっ!?」
この場所でさえ、変異戦士たちがうろついているようだ…
主人公とフィダは、バーノスに会うために転生の泉・最上部へ向かう。
フィダ「バーノス様ーっ。」
フィダ「あ、え、それどころじゃ…大丈夫ですか?かなりお疲れのような…」
バーノス「ああ、なんてこたねえ…と言いたいとこだが…黒い結晶にとり憑かれた連中め、この泉から向こうの世界へ出て行こうとしてんのは間違いねえな。
何度追っ払ってもこりずに襲って来やがる…正直な話、さすがに疲れてら…
あん?誰だ、こいつ?」
やっと、主人公の存在に気づく。
バーノス「あ?グリーシア様の頼みでデュンケリス様を助けに行くだぁ?てめえ、人間だろ、正気かよ?
戦士の揺籃への道?教えないこたないが、あそこは呪符がないと立ち入りは…」
その時、目の前に大きな怪物が現れる。
3つの頭…ケルベロス!
ちなみに、イルーナでもケルベロスは出てきてたらしいが、永久の迷宮でのモンスターだったので、私はお目にかかった事はない(/´△`\)
バーノス「けっ!しつこいってんだよ、この野郎!!」
バーノスはケルベロスに斬りかかるが、跳ね返されてしまう。
バーノス「ぐあっ!!」
それを見た主人公は、バーノスの横で武器を構える。
イルーナの時は敵同士だったバーノスとプレイヤー。今ここに、共闘が果たされる!
…みたいな。
ケルベロスを討伐。
バーノス「なんてこったい。昔、向こうの世界で人間に負けたのを思い出しちまったじゃねえか。あん時の奴みたいな人間がまだいたとはな…」
バーノスにとって、イルーナの主人公との戦いは苦い思い出らしい。
バーノス「でもま、今回はグリーシア様の頼みで来たんなら、心強い味方ってわけか…よろしくな。
デュンケリス様、ヴェーテンデス様を助けに行くっつってたが、見ての通り、俺はご不在のヴァルセネ様の代わりに、この泉を守んなきゃなんねえ…
お二人の事は頼んだぜ?あと、お二人以外にもヴェーテンデス様の兄君で俺たちの指揮官であるヘイリオス様と、風の魔兵長、ゾルバンの行方が分からなくなってる…
たぶん、どっかで捕らわれてるに違いねえ。そっちも助けてやってくんねえか?」
仕事が増える主人公…。主人公の体は、いつ分解するか知れないのに…
バーノス「おっと、すっかり忘れてた。戦士の揺籃にゃ、呪符を持ってないと入れないぜ?…あん?聞いてねえ?ったく!
と言いたいとこだが…まともな奴ぁみんな、怪物や怪闘士どもと戦うんで一杯一杯だからしょうがねえか…」
主人公(先へ進むためにも呪符を探さなければならないが…)
バーノス「あ?呪符はどこにある…って、てめえの目の前にあるじゃねえか。
ほれ、そこ…」
バーノスは、フィダを見る。
フィダ「えっ?呪符??わっ、私はそんなもの持ってませんし、お預かりした覚えも…」
そこでフィダは、自身の背中に呪符が貼られている事に気づく。
フィダ「えっ、ええええ~っ!?バッ、バーノス様、これってどういう事ですか!?」
闇の領域は人間の姿を保てない場所だし。
フィダ「そうだったんですかあ!?知りませんでしたよぉ、こんなの貼られてたなんて!」
バーノス「そりゃ知るはずねえさ。おまえが魂の状態で寝てる時にデュンケリス様が貼られたんだから。
俺が知ってる限り、呪符はそれ一枚だ…あ?はがして持ってくことはできるぜ?こいつは魂の状態に戻っちまうがな。」
フィダ「ちょちょちょ、ちょっと待ってください、それじゃ私、雑用ができなくなっちゃいますよぉ。」
バーノス「悩むこたねえ、こいつごと持ってきゃいいじゃねえか。
フィダ、てめえ荷物持ちくらいはできるだろ。てめえがいない間、俺と手下の闘士どもで、この泉も守りながら庭の雑用もやっといてやる。そいつの役に立ってこい。」
結果、フィダが雑用出来ない事に変わりはない…(^^;
フィダ「だ、大丈夫なんですか?泉を守って怪物どもと戦われるだけでも大変なのに…」
バーノス「てめ、誰に言ってんだよ!俺が大丈夫っつったら大丈夫なんだよ!!
妙な心配すんじゃねえ、とっとと行け!!」
フィダ「はっ、はいいい!じゃ、じゃあ、冒険者さん…で呼び方いいですか?…はい、よろしくお願いします。それじゃ行きましょう。」
ぺルルの次は、フィダが主人公と同行するようだ。
END
〈第5章〉3.干上がる闇の鏡
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メインシナリオ(まとめ)
◆もくじ◆