アカデミア・プッチーニ・フェスティバルに合格! | メゾソプラノ藤田 彩歌OfficialBlog

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【アカデミア・プッチーニ・フェスティバル】
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プッチーニ・フェスティバルのアカデミアに合格し、先月からフェスティバルの劇場があるトーレ・デル・ラーゴにおります(ピサの斜塔の近く)。
プッチーニはメゾ・ソプラノが嫌いだったんじゃないかと思う程、他の作曲家に比べて大役が少ないけれど、私はカーザ"ヴェルディ"に住んでいても、実はプッチーニの音楽が大好きなので、プッチーニ漬けになれることはとても幸せです。

トーレ・デル・ラーゴの湖の畔にプッチーニの家、そこから車で30分程のルッカという町に生家があります。湖畔のお家は、プッチーニの御子息が「父の家を生前の姿のまま残したい」とそのまま残してくれたお陰で、書きかけの楽譜、開いたままのピアノ、大好きだった狩猟の道具やブーツなどがそのまま並び、待っていたらプッチーニが帰ってきそうな気さえしました。プッチーニは、ヴェルディ音楽院の大先輩なので、当時の音楽院の試験課題などもとってあり、彼も音楽院の"学生"だったんだな~と身近に感じました。
ヴェルディやプッチーニなど、大作曲家を"歴史の中の人物"ではなく、生身の人間として身近に感じる度に、作品が更に愛おしくなります。
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↑先日スカラ座で観たプッチーニ作曲「西武の娘」
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↑プッチーニ直筆の手紙
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↑ラ・ボエームの直筆譜
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↑トスカのリブレットの原本
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↑蝶々夫人初演時のゴロウ役。なんだかかわいい!
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↑トスカーナ州は食べ物が安くて美味しい。手前の片足広げているのが鶏肉で、隣が牛タン。形がそのまますぎる…
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↑トーレ・デル・ラーゴに行く途中に通ったピサの斜塔。ミラノ⇄ピサは安いバスがあります。

アカデミア頑張ります!