席替えの日ってドキドキする。

好きな人と近づけるかもしれない1ヶ月が決まる日だから。

先生が作ってきたクジを引いてみんなで一斉に開く。

「4番だ!あんた何番だった!?」

「…11」

「わ!同じ班じゃんやった!」

友達との会話が頭に入ってこないくらい

君のこと意識してる。

(何番かなあ…)

「お前2班かよ~!」

(あっ…私…1班だ…)

ちょっと落ち込む。

隣の子、可愛いあの子だったらやだなあとか思いながら...

「隣だね!」
「えっ。」
「なんか、班の境目だって、俺ら。」
そう言って笑う君がいる。

「そ、そうなんだ!よろしく…!」

心の中で100回くらいガッツポーズしながら席に着く。

毎日君の声が聞けるんだ。

毎日君の笑った顔が見れるんだ。

毎日毎日君と…





こんな青春が欲しかった。