「お邪魔しまーす…」
あれ…?返事がない。
今日は一人暮らしの彼の家でダラダラ過ごす予定の日。
だから彼の家に来たのだけれど…
「やっぱり。」
そう言って私は微笑む。
寝顔可愛いー…
「んー…、○○…?」
寝ぼけた声で彼が私の名前を呼ぶ。
まだ目を瞑って寝ている彼の側に寄る。
「そうだよーき、た、よー」
耳元で小さく声を掛ける。
ピクッ
彼が少し反応する。
わー…
私の口角が上がる。
「起きてー…
そう、言い終わる前に私は腕を引っ張られて彼の腕の中にいた。
「なっ…」
突然のことでびっくりした私は腕の中で少し硬くなる。
「んー…、○○ー…」
そう、私の名前を呼びながら彼が私の鼻にキスをした。
「…!」
いつもと違って少し積極的になった彼にドキドキする。
いやいやいや。
寝ぼけてるだけ寝ぼけてるだけ。
起きたらいつも通り。
…うるさいくらい、鳴る心臓の音に飲み込まれそうだ。
「今、めっちゃドキドキしてるっしょ。」
いつの間にか、彼は目を開けて私を見ていた。
「伝わるよ」
そう言った瞬間、私の唇と彼の唇が触れ合う。
チュッ
小さなリップ音。
今日はなんだか調子が狂う。
「いつもより…積極的だね…」
小さく呟く私を見て彼は優しく微笑む。
「たまには甘えたいじゃん。」
そう言ってまた、同じようなキスを3回。
「ん…」
君とのキスは初めてじゃないのに今日のキスは違う。
「どれが一番好き?」
そう言って、君は色んなキスをする。
初めは、鼻をくっつけて見つめ合う。
軽く、唇を触れてから
上唇と下唇を滑らすように重ねる。
それに合わせて私も同じように返す。
君が顎を引いたら、私は顎を上げて、君が顎を上げたら、私は顎を下げて。
君の下唇を優しく噛んで、少しだけ顔を左右に動かす。
「○○だって、今日積極的じゃーん」
にやにやする君。
「…自分が先にしてきたんじゃん。」
ムスッとした顔を見せようとするけど、どうやらうまくいってないみたいだ。
それか、気持ち読み取られてる…
きっと後者だ。
だめ、にやけちゃう。
「にやにやしてるのも可愛い」
そう言ってまた軽くキスをする。
今度はお互い。
お互いを求め合って。
「ずっとキスできちゃうね。」
おかしくなって、笑いながら私が言う。
そんな私を見て頷きながら彼も笑う。
幸せな、休日の朝。
後で君と一緒にあの曲を聴こう。
━─━─━─━─━─
今日の友だちからののろけ話でそのまま妄想してみた。
笑
こんな青春ください。
にしても、好きな人との待ち合わせ場所に向かう女の子の背中ってかわいいね。
それだけでエビピラフ5杯はいける。