中side


「もうちょっと」

「シテあげようか」

「どういう風に」
思わず聞く

そろそろ限界だ

ズルッと

音をたて

離れる

りょうの女だ


こいつ(上くん)は

わかってはいても

体が


反応してしまう

気持ちいいものが欲しい

熟れた器が目の前に

つばきのようなもの

たとえば。

手に入らない

幻を追いかけて

狂ったように

俺を

扱う
つばきに

「フラれたと言う事か」
中くんは言う

「違う」

「遊ばれたんでしょ」
上くんは

ひと言

何で

そんなに

キツイのか

中くんは

上くんを見つめる

「慰めてあげようか」
お色気

ムンムン

「違うって」

「ヤりたいわけじゃない」

お色気を放つ

上くんをどかす

「素直になりな」

「欲しいんでしょ」

「女が」

「ちげーよ」
本気でキレる中くん

「りょう泣かすような事言うんじゃねー」

「お堅い人」
上くんは

ヒヤヒヤと

呟いて去る
コミside


マッキーに

「どうして‥」

「一緒になれないのかな」

あんなに

深い所までいったのに

あんなに


愛し合ったのに


何かが

ずれてる

すれ違ってしまった