ただただ鳴り響くアラーム音...。
アンビューでの人工換気に大人の力の心臓マッサージ...。
心肺蘇生を止めてもらった時に結愛の顔はやや浮腫んでいました。
結愛...、ごめんね...。頑張ったね...。
私も母(ばぁば)も変わり果てた結愛に寄り添って泣きました。
救急の看護師の数名も一緒に泣いてくれました。
医師の死亡確認後、自宅で亡くなった為、警察が介入しました。
結愛の亡骸は警察署で一時預かりとなり自宅で現場検証と事情聴取がおこなわれました。
幸いにも担当してくださった警察官の方が事件性がないとわかると少しでも早く自宅に帰れるように手配してくれた為、亡くなった当日の夜に警察署にお迎えに行くことができました。
警察官も小さなお子さんが居るそうで、同じ親として少しでも早くと思ったと言っていました。
警察署の霊安室は薄暗くとても寒くて寂しい部屋でした。
冷たい硬いベッドに小さな小さな結愛がポツンと横たわっていました。
こんな寂しいところで1人ぼっちで居たと思うとさらに泣けて泣けて、謝りながら結愛を抱きしめました。
冷たくなってしまった結愛をいつも使っていた毛布で包み、大切に大切に抱いて自宅へ帰りました。
2017年1月8日…結愛は生後11ヶ月6日で天使になりました。