何年かぶりに、間近で見ることが出来ました。
ドンッ、ドンドンッ、と直接心臓に届いてくる爆発音。
苦しくなるのに、どうしてこんなにも綺麗なのでしょうか。
宇宙にまで届いたのでしょうか。
愛しい人たちにも届いたのでしょうか。
今夜の花火は、苦しいほどにわたしを愛でました。
浴衣を着付けてくれた姉さまに感謝します。
混み合う人々のなか、手を繋いでいてくれた姉さまに感謝します。
随分とならんで買ったじゃがバターも、焼き鳥も、サザエも、ホタテも。
わたしと姉さまを満たしてくれた。
夏と花火のにおい。
人混みを通り抜けた先に、二人の満ちた笑顔がありました。
今年はひとつ、克服できたのではないだろうか。
今年限りかもしれないけれど。
多くの人の幸せが、わたしの幸せと重なることだってあるということ。
そして、隣で笑う姉さまの幸せにもなるということ。
諦めずに、面倒がらずに、逃げることもせずに、ただまっすぐに歩いて行けたことが、とても嬉しかった。
ひと夏のしあわせを感じました。
はな