日本テレビ系列でドラマ化ということで、早速図書館にて予約をしてみて読んでみたのですが。。。
(以下はネタバレしない程度に感想を記事にしていきます)
澪が過去に○○○だったことは、ちょっとやっぱり物語の中盤まで引っ張った方が良かったかなぁと。(読んでみたら、分かると思います)
天才外科医・竜崎の過去はあれはあれで話の「キモ」となったかもしれませんが、あっさり禁止されていた手術を強行するところなんて「竜崎ならやりかねない」感が満載。
ちょっとそれでイライラしましたが、やっぱり再度イライラしたのは、感嘆符の無駄遣い。
で、澪はお金のことを「金」って言うし。
多分、女の子って、お金のことは「金」って言い切らないと思うんですよね。
そこが気になったかなぁ。(しかも、何度も「金、金」って言うし)
竜崎がいくら天才外科医で闇の営業(?)で手術をしていたとしても、最新のマシンとか揃えすぎ。
現実的にはあまりあり得ないかなぁと。
それをどうドラマ化で再現するのか、なんだか疑問点が満載です。
ドラマでは澪が竜崎に惹かれているような感じで描かれるようですが、小説では違って(反発し合っていた)ナースエイドの仲間達に裏切られる形にはなるのですが、それも結局、あっさり覆されて、また元のサヤに収まるようになっていて。
事件記者だった姉のことに関しても、もうちょっと引っ張れなかったのかなぁというのが感想です。
全体的にちょっと詰め込みすぎというか、院長の謎についても「これって「となりのナースエイド2」に話を持っていくんじゃない?」というのが見え見えというか、なんだか一冊では描ききれなかったエピソードが見え隠れ。
ラストは潔いのが良かったのですが(唯一の救いがそれだった)点数的には辛口の30点です。
まぁ、どんな風にドラマでは描かれているのか見てみる予定ではいるのですが。