最近、もっぱら、NHKの朝ドラにどっぷりハマっている私。
で、先週は「大空の弟」という回でしたね。
スズ子の弟の六郎が戦死した、という一報をお父ちゃんから聞いたスズ子は、ショックを受け、一時期、歌が歌えなくなっていました。(それもそうだとは思ってはいたのですが)
一種のPTSDだったのかもしれません。
楽団の皆も心配していたけれども、スズ子は「ワテなら大丈夫!」と言い、茨目りつ子との合同コンサートへと挑みます。
(なぜ、合同コンサートにしたのかといえば、スズ子の歌もりつ子の歌も「反戦歌だ!」と警察に目をつけられ、それを目の当たりにしていた羽鳥が彼女たちのことを思い、自分がきっかけとなって、合同コンサートをしてみては?と提案したからです)
お客さん、入るかなぁと思っていたら、なんと満員御礼状態。
きっと国民は軍部からの締め付けを嫌っていたんでしょうね。
で、最初にりつ子が歌って(歌った歌のタイトル、よく分かりませんでした)次にスズ子が羽鳥が作った「大空の弟」を歌ったのですが、ラスト、〇〇○日に亡くなった(確か、こんな感じでした)という歌詞の内容で、スズ子はうずくまり、歌えなくなります。
羽鳥が「福来くん!」と叱咤激励(?)の意味をこめて名前を呼ぶのですが、スズ子の目線の先にいたのは、なんと六郎のありし日の姿でした。(亀の帽子をかぶっていました)
そこだけがスポットライトがまるでついているようにぼんやりと光っていて。
「姉やん、俺はもう大丈夫や」(大丈夫と言っても戦死しているのですが)って言っているようで、もうテレビを見ながら、号泣の嵐。
お父ちゃんも「スズ子!」って叫んでして。
六郎の姿を見た鈴子は「ラッパと娘」を歌い出します。
スズ子役の趣里ちゃん、よくこれを演技したなぁとしみじみ思い、彼女の演技の根性を垣間見た回となりました。
今週は、「ワテより10も年下や」というとある学生と出会います。
その彼は六郎を思わせる人物でした。
スズ子は一瞬、六郎を思い出し、彼のことが気になっていましたが。。。という回になっていました。
さてさて、どうなることやら。