以前の担当医に「2020年から、HBOCが疑われるなどの条件を満たす方を対象に、遺伝子カウンセリングや遺伝子検査が保険適用となりました」(SBI損保のHPより一部抜粋)というので、遺伝子検査をもし受けられるのであれば、私も対象になるのでは?と思って、外科の担当医に言ったら、すげなく「あやかさんの場合は保険適用にはそもそもは可能性が大きいですよ」と言われ、その話が頓挫してしまっている状態です
保険適用の条件としては
☆45才以下で、乳がんと診断された
☆60才以下でトリプルネガティブ乳がんだと診断された
☆2個以上の原発性の乳がん
☆男性乳がん
☆卵巣がん・卵管がん・腹膜がん
☆3親等以内に乳がん・卵巣がんを発症した血縁者がいる
こうした要件に1つでも当てはまる場合です。
健康保険が適用されれば、遺伝学的検査を6万円程度で受けることができます(3割負担の場合)。
乳がんと診断されていない場合は、保険の適用にはなりません。
(NHK健康chより)
私はこのうちの一番下の「3親等以内に乳がん」になった血縁者がいる、に当てはまります。
それと、もう片方の乳房が良性とはいえ、線維腺腫にすでになっていて、手術もしています。(とどのつまりは結局のところ、最後まで乳がんの可能性が大きいと言われていましたが、結局、違っていました)
ちなみに、アメリカの基準だと、45才以下ではなくって、50才以下に乳がんになった者となっています。
遺伝的に血縁者が乳がんになっていると、5〜10%が遺伝子に何らかの変化があり、乳がんになる、とのことでした。
なので、私の方から、遺伝子検査が保険適用にもなったし、遺伝子検査を受けたいと言い出した訳です。
でもでも。
私が手術をする前に、血縁者で乳がんになった者がいないかどうかをしつこく担当医が聞いていた割に、あっさりと、遺伝子検査の可能性を拒否られました
遺伝子検査をする前には必ず「遺伝子カウンセリング」というものをします。
それは、血縁者を辿って、自分が果たして、遺伝的に乳がんになったかどうかを探って、そこで初めて可能性があるとしたら、遺伝子検査を受けられる、というもののようです。
私の血縁者のうち、一人は40台で亡くなっています。
私はそういう後悔をしたくはないのです。
(もちろん、残った家族のことも思っているのですが)
母は毎年、乳がんの検診を受けるものの、グレー判断が続いています。(私が乳がんになったため、2年に1度ではなく、1年に1度、マンモグラフィーの検査を受けているのです)
なのになのに。
遺伝子検査、拒否られた〜
こうなれば、遺伝子カウンセリングを受けられないかどうかだけでも、また聞いてみます。(ピンクリボンアドバイザー上級の資格を持っている、私のブロ友のいしさんに、それとなく相談してみました)
私が住んでいるのは北海道。
で、遺伝子カウンセリングをしているのは、限られた病院だけ。
しかも、家から遠いんです(涙)
もし遺伝子カウンセリングをするのであれば、もっと先の話で仕事の休みをとって病院に行かなくちゃいけません。
ま、相談だけは保険適用で受けられるそうなので、そこはほっとしているのですが。(ちなみに、下で紹介しているのは、ガイドラインですが、2019年版なので、2020年の遺伝子検査が保険適用のことは載っていないと思ったなぁ。。。ただ、もう既に3年が経とうとするので、次の新しいガイドラインが発刊されるかも、です)