私が乳がんになって、他人から言われて、とても傷ついた言葉があります。
婦人科の医師には「あやかさん、乳がん、軽くて良かったね」と。
そして、私の昔からの知人にも言われました。
(その知人には「まりちゃん」という乳がんのお友達がいるのですが、同じく乳がんで、リンパにがんが転移していて、抗癌剤をやってから、手術して、放射線治療の予定です)
「あやかちゃん、まりちゃんみたいに、がんが重くなくて、良かったね」と。
・・・婦人科の医師に言われた時には、なんだか悲しいというか、ガッカリ感が半端なかったです
私の乳がんは、非浸潤がんで、乳管にかろうじて止まっていてくれるがんでした。
そして、リンパ転移なしです。
だから、リンパの郭清もしていません。
でもでも。
「言われたこっち(私ですね)の身になってよ!」って思いました。
浸潤してなかったから、良かったって!?
あの辛い手術とリハビリ、耐えたの、私なんだよ!?って。
「どうして、お医者さんなのに、そんなこと、考えないの!?」って。
そう、思っちゃったんです
知人に関しては、恐らくはいわゆる「善意」で言ってるのかもしれませんが、昔からのお友達だったので、とても悲しかったです。
恐らく、まりちゃんと比較して言っていると思うのですが。
まりちゃんは、抗癌剤をやったので、脱毛しています。
でも彼女はとても前向きだそうで。
放射線治療も、なんと、100キロも離れた病院に車で通院するとの事。
対して、私はというと、過去ブログの記事にもしてありますが、放射線治療でめちゃめちゃ副作用が出て、毎日、ぐったりの状態で。
それを知人は知りません。
私も話してはいませんでした。(倦怠感の事です)
いのちの電話にも狂ったように、電話をかけていました。
夜、眠れず、食べられなくなりました。
そして、それがとても嫌で体重計を乗るのをやめました。
一体自分が何キロ痩せてしまったのか、計測するのが怖かったからです。。。
分かってはいるんです。
「あなたの事を思って言ってるのよ」っていうことは。
だけど。
言われたくはありませんでした。
婦人科の先生にも、知人にも。
あなたが「乳がん」と言われて、傷ついた言葉はありますか?