「一橋アウティング事件」。


皆さん、耳にしたことはあるでしょうか。
2015年8月24日、
一橋大学法科大学院に通っていた男子学生が
校舎から転落死しました。


彼は、亡くなる2ヶ月前、
自身が同性愛であることを
同級生に暴露されていました。


ご遺族は暴露した同級生と、
適切に対応してこなかったとして大学側を相手取り、裁判を起こします。


男子学生がされた
「本人の了承を得ずに性自認や性的指向等の
セクシュアリティを第三者が暴露する行為」
を「アウティング」ということから、
一橋アウティング事件、と
呼ばれているんですね。


ご遺族はその後、暴露した同級生とは
去年の7月に和解していますが、
大学側とは係争を続け、
事件から3年半。


明日、2月27日(水)、
東京地裁の判決を迎えます。


判決の日を前に、
今夜の「AbemaPrime」では
この一橋アウティング事件について
考えます。


実は去年、「報道ステーション」時代に
この事件を取材していたのです。

その後卒業することとなったので
「報ステ」では残念ながら
放送に辿り着けなかったのですが、
番組をまたいで明日放送できることとなり、
適切な言葉ではないかもしれませんが、
なんだかしみじみ。
そして身の引き締まる思いです。


亡くなった男子学生に寄り添うとともに、
思いを馳せたいのは彼を取り巻く人たち、
環境。


自分が同級生だったら。
友人だったら。
大学側だったら。
親だったら。
兄弟だったら。

誰だって当事者になりうるんですよね。


当事者になったそのとき、
どうしたら。
どう向き合えば、いいのか。


1人でも多くの方に、
一緒に考えてほしいのです。


こちらからご覧ください。



衣装です。


2/11
スタイリストさん私物


2/12
CHONO


2/13
CHONO


2/14
ブラウス
BOSCH
スカート
RE SYU RYU


2/15
VIVIENNE TAM


2/18
WaccA


2/19
divka




小川彩佳