11月1日。みなさんにとっては、
「ハロウィーンの次の日」「月はじめの日」
という程度かもしれませんが、
私にとっては大事な大事な
アンソニー・キーディスの誕生日です。
 
 
アンソニー、お誕生日おめでとう!!
 
 
・・・って誰やねん!!!
 

という方も多いのではないかと思いますが、

あの「レッチリ」、Red Hot Chili Peppersの
ボーカルといえば、わかっていただけますでしょうか。
 
 
初めて聞いた時の衝撃は忘れられません。
 

中学時代、夏休みのホームステイ先のテキサスで、
ホストブラザーが聴かせてくれた、
「Around the World」。
 

フリーのキャッチーなベースリフに、
跳ねるようなアンソニーのボーカルがのっかって、
チャドのドラムがしっかり締めていくあの感じ。
 

衝撃でした。
 
 
それからというもの、
中学高校大学と、青春時代を
レッチリにたくさん彩ってもらいました。
 
 
ギターは割とコロコロ変わりますが、
やんちゃが過ぎた時代を経て
いまも主要な3人が仲良しなところも微笑ましい。
 
アンソニーがいなかったらレッチリはなかったんですよねー。
 

というわけで今日、11月1日は、アンソニー生誕祭。
 
 
 
動画はこちらです。
 

そして、私にとって、11月1日はもう1つ。
 

「アベプラ」を担当するようになって、ちょうど1か月になるんです。
 

3歩進んで2歩下がる毎日。
 

あらゆるジャンルの、あらゆるベクトルに
手を伸ばしては探り、掴もうとする、
「千手観音」のなりそこないのような気分で過ごした、
激動の1か月でした。
 
 
そんな区切りを迎えようという
昨日のオンエア前、
今片足を突っ込んでいるはずの場所に初めて乗り込んできました。
 
 
AbemaTVの母体である、
サイバーエージェント。です。
 

AbemaTVに関わるスタッフが出席する
10月の総括を行う会議にお邪魔してきました。
 
 
なんだかね。30分くらいいましたけどね。
 

ちょこっと挨拶なんかもさせていただいたんですが。
 
 
 
 
落ち着かないんですよ。まったく。
 
 
だって、300人くらい集まっていたんですが、
20代30代、せいぜい40代前半くらいまでの
「若者」しかいないんです。
 

あんなに大勢の「同世代」に囲まれたの、
大学生以来なんじゃないかってくらいで。
 

「おじさんと固定電話の姿がない職場」は、
あまりにも新鮮でした。
 

普段いる職場と違いすぎて、そわそわ。
 

はわはわ。
 
 
すてきだったのは、
女性が多いな、と感じられたこと。

3人に1人くらいでしたが、
明確に「多い」と感じたんです。
 
 
以前「報道ステーション」のセクハラ関連企画で
政治学者の三浦まりさんのインタビューを放送したことがあるのですが、
その中で、
いわゆる少数派が発言力を持ち活躍できるようになるのは
その人数が全体の3割を超えたとき、という、
「クリティカルマス(決定的多数)」理論をもとに、
政治の世界で女性の割合を増やす意義を
語ってくださったんですね。
 
 
昨日のサイバーの会議でも、男性のほうが当然多くはありますが、
それでも「女性多いな」という感覚をもったそのとき、
「クリティカルマス」という理論が
なんだか身をもって理解できた気がしました。
 
 
そういえば最近めっきり、ニュースでも
「女性活躍」や「セクハラ」というワードを聞かなくなりましたね。
 

「アベプラ」でも折をみて、
現状に関する企画を放送できたらと、勝手に思ってます。
 
 
小川彩佳