ドイツや欧州の惨状から何を学ぶか | 「言葉のノート♪」フルート奏者 塚本絢加の音楽日記

「言葉のノート♪」フルート奏者 塚本絢加の音楽日記

„Noten“ ノーテンはドイツ語で音符、楽譜の意味があります。残り少ないヨーロッパでの海外生活の様子や、日々思うことを、“言葉の楽譜“として気の向くままに書いていきたいと思います♪
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今週、レーゲンスブルクは30度近い夏日が続いています。

クーラーがなく、室内の密閉度が高いので、30度でも限界に近い😅

バスの中が地獄です。。


今日は今からベートーヴェンの第九。1ヶ月ぶりの合唱との本番で楽しみ。暑さにバテず頑張ろうと思います!



さて、またもや選挙の話にはなるのですが、

6月上旬、ヨーロッパ議会選挙では、
最大野党の保守、キリスト教民主社会同盟が30%で第1党、右派政党の「ドイツのための選択肢」AfDが15.9%の支持を獲得し、第2政党に躍進しました。

ショルツ首相率いる連立与党の社会民主党は、13.9パーセントで大敗したのです。

AfDは難民排斥を第一にかかげており、
経済の低迷や治安悪化、移民政策への国民の不満から支持を拡大しています。

自分が移民である立場なので、
当初はかなり危機感を抱いていたのですが、今のドイツの状況を見ていると致し方ないのかと思います。


移民受け入れによって、各大都市の移民局はパンク状態、治安は悪化する一方です。


移民、難民よりドイツ人を優先する事は当然だと思うし、日本の政治を動かす人たちにも、やっぱり日本人を最優先に考えて欲しいというのが本音です。



ドイツにしても、日本にしても、
自国民が払っている税金は自国民のために使われるのが当然だと思うのです。

ドイツの大学は留学生の学費に対しても多くの税金が使用されています。ただ、学費が低額である事からヨーロッパを中心に、世界中から優秀な人材が集まり、高度な教育を受けた彼らが卒業後もドイツで働き続けてくれるケースが多いのです。


日本でも同じ事ができるのでは?

という意見もありますが、まず、ドイツのようにそもそもの自国民が払う学費を下げるのが先ではないでしょうか。

それをせずに留学生にだけ支援金をというのはおかしな話です。




技術的な移民や留学生はさておき、

問題なのは、自国が貧し過ぎて低賃金で働きたくない、ドイツで難民申請すると働かなくてもお金を貰えて楽に暮らせる、と思ってやってくる主に中東系の人たちです。

全てがそうとは言い切れないのですが、実際、本当に生活に困っている人たちの多くはなかなか国を出る事はできません。

難民でも支援費を元に真面目に暮らし、仕事を得る人も多いのですが、問題なのは、ドイツの法律や文化に従う気がない人たち。

母国語を話す独自のコミュニティと地域の中で暮らし、その2世や3世による犯罪が大きな社会問題になっている事です。


ドイツとしては、ドイツ語教育や生活支援などできるだけの援助はしていると思うのですが、そもそも移民側にドイツ社会に融合する気持ちがないのです。

それくらい、イスラム教圏とキリスト教圏というのは文化が違い、根本的に融和できないものだと思うのです。


実は以前、ザルツブルクのシェアアパートで、
シリア系クルド人の青年と一緒に暮らしていた時期があり、その事を実感しました。

(その当時の正直な気持ちを、今後どこかでまとめておきたいと思います。)
私にとっても、イスラム圏の文化や彼らの考え方はなかなか理解し難いものでした。しかし、それが根本となっているのですから、変えようがありません。

もちろん相手を尊重はしますが、そうしたいが故に一定の距離をとりたいと思うのです。


日本の埼玉県川口市で問題になっているクルド人の件も起こるべくして起こったというか、当然の結果だと改めて思います。


今ここで手を打たなければドイツや他の欧州の国の二の舞になる事は火を見るより明らかです。

私個人は、
移民への生活保護は廃止すべきだと思うし、難民申請が不認定なら即時強制送還すべきだという考えから保守派の立場です。


都知事選含め、日本の政治を担う方々には、
移民政策について本当に良く考えて欲しいです。。