Love in Palace ~星の行方~ -9ページ目

Love in Palace ~星の行方~

韓国ドラマ 宮 Love in Palace にはまりすぎて
日々の妄想を書き綴ったサイトです。

「妃宮様、本当にお上手になられましたね」
「本当! すごく素敵です!」
「そうかな?」
「チェ尚宮様から習われたんですか?」


そうやってお姉さん達から褒めれられるとなんだか照れくさいな


シン君から貰ったお花をせっかくだから綺麗に活けようと思ってお姉さん達と格闘中


以前の私達なら花瓶に刺して終わりだったけれど今の私は少し違う


「あのね、マカオでお世話になった領事館の館長さんの奥様がねフラワーアレンジメントの先生をしてるの。その方に習ったんだ」
「へぇ~。すごく綺麗です、お花が生き生きしている感じ。きっと殿下も喜んでくださいますよ!」
「そお? エヘヘッ、そう言えばねその方には色々な事を教えてもらったのよ。
色々な花の花言葉や誕生花ってあるでしょ?私誕生花って月ごとに違うものだと思ってたんだけど日によって違うんですって! 私の誕生日にも、シン君の誕生日にもそれぞれ365日違う花があるの。びっくりよね」
「そうなんですか? すごいわぁ。妃宮様の誕生花は何なんですか?」
「私のはね4月19日だから『キショウブ』っていうお花よ」
「なるほどぉ~。来年の妃宮様のお誕生日にはそのお花沢山プレゼントさせていただきますね!」
「本当に?! うれしいなぁ~」


そう、この誕生花の話を聞いた時、私はまだマカオでの生活に慣れていなくて寂しさからよく涙を流していた頃


この話を聞いてとっても心が温かくなったのを覚えてる


私の誕生花キショウブの花言葉は『幸せをつかむ』


(妃宮様はどんな逆境におかれても必ず幸せを掴む事ができますよ)


その言葉がマカオでの生活の私の支えの一つになった


もちろん今でも


シン君と一緒ならどんな幸せも掴めるような気がするわ


「ところで、殿下からいただいたお花はなんていう花言葉なんですか?」


うふふ


「それは内緒よ! 私の心に大事に閉まっておくんだから」
「「 そんなあ~ 」」


ふふふ


その花のお話はまた別の機会にね!






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今日は退院後初めての公務。
あの日お祖母様のお部屋ではこれからの事、私の体調を気遣ってくれて色々と配慮しつつも出来るだけ早く公務に復帰した方が良いだろうという結論がでた。
国民にあの件を公表するのは時期を待つ、その為にもなるべくいらぬ騒ぎが起こらぬよう早い段階での復帰が望ましいだろうという判断だった。
だから今日はシン君と二人、フランス大使に招かれて演奏会に来ているの。

この演奏会は以前にも来た事があるけどあの時は眠くて眠くてろくに聞いていられなかった。
今日も私の苦手なクラシックではあるけれど、しっかりと 『目を見開いて』 聞かなくちゃ。
シン君のお妃様として恥ずかしくないようにしっかりとしなくちゃね。

演奏も終盤にさしかかってきた時、シン君がそっと耳打ちしてきた。


「今日は寝ないんだな」
「皇太弟妃がそんな事するわけないでしょ……必死なんだからっ」
「ははっ、えらいえらい」


そう言って頬をそっとなでてくれる。
もう、シン君たらまだ演奏中なのに気が散っちゃうわ。
でも、どうやら今回は居眠りしなくて済みそうだわ。
後は帰りにきっと記者達が押しかけてるから少しインタビューに答えるくらいね。
そうだ!


「シン君、前みたいに記者の前でいきなりあんな事やめてよね」
「あんな事って?」
「ほらっ……その……」


私が言葉に困っているとそれを楽しんでいるように笑うシン君。
小さく笑い声まで聞こえてきた。


「もぅ! 分かってるんでしょ! 恥ずかしいんだからっ」
「しっ! 声がでかいぞ!」


一瞬にして回りがざわつくのが分かる。
肩をすぼませてお辞儀をするしかない私は助けを求めるようにシン君を見ると、
いつものように呆れかえった顔で首を横に振っていた。
もう、誰のせいよっ!
しっかり起きていても良い事はなかったわ……。


なんとか演奏会を終え記者会見へと向かう私達。
退院後、公けの場に出るのは初めてとあって記者の数もいつもより多く感じる。
まだ慣れないフラッシュの波に目を細めてしまうけれどもこの笑顔だけは崩さなかった。


「妃殿下、ご退院後初めてのご公務はいかがでしたか?」


自分で答えようか迷っていたけれど、シン君を見ると好きに答えろて顔をしているので構わず自分の口で応えた。


「こうして皆さんに元気な姿をお見せする事ができてとても嬉しく思っています。国民の皆さんにはご心配ばかりお掛けしておりましたが、これからは殿下と一緒に務めを果たして行きたいと思っております」
「はい、妃宮の言う通りまだ幼かった私達は多くの過ちを犯してしまいましたが、これからは二人で共に歩んで行きたいと思います。どうぞ見守っていてください」
「妃宮様がお戻りになられてから国民の間ではお世継ぎを期待する声も聞かれますが、そのあたりは?」
「…………それは……」
「それは、天が決める事ですので、私達も皆さんに良い知らせが出来る日を心待ちにしております」


なんて答えていいか分からない私の代わりにシン君が答えてくれた。
良い知らせが出来る日……来るのかな?

…………。

いかんいかん、弱気にならないって決めたもんね!


するとふっと記者達の向こうからなんだかすごく冷たい視線を感じた。
シン君もそれに気づいているみたい、記者の質問に答えながらも視線は何かを探している。
なんだろう……。
押しかける記者の合間からではよく見えないけれど、その視線の先に見えたのは二人の影……。
私達に気づいたのかすぐさま立ち去ってしまった二人は後姿しか見ることができなかった。
なんだかひどく胸騒ぎがする。
気のせいである事を願うけれど……。



沢山の花に囲まれてむせかえる程の香り
花の美しさに惑わされるとそこにある棘には気づかない


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Next → Ep8の①




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二人で宮殿を抜け出して夏の離宮までやってきた


チェギョンからあんな台詞が出た記念なんて理由を付けたが……


本当はただ、二人きりでゆっくりと過ごしたかったのかもしれない


離宮につくなりお腹が空いたと言うチェギョン


本当にこいつは……


色気も雰囲気もあったもんじゃない……がそれがチェギョンらしいか


二人肩を並べて鍋の味をみる


……うん、チェギョンにしてはうまくできてるな


こうやって過ごしているといつかのチェギョンの家でみた両親の姿を思い出す


朝から仲良く二人でご飯を作る姿に初めは驚きもしたがこれが温かな家庭の姿なんだと微笑ましかった


自分には一生経験するような事はないと思っていたが


チェギョンと一緒ならどんな事も叶えられそうな気がした


「なぁ、ずっと一緒にいよう」


自分でも驚くほど素直にそんな言葉が出ていた


ずっと一緒に……


もしこの先皇太子の座を降りる事があったとしてもチェギョンと一緒なら悪くない


毎日二人で食事を囲んで、週末には一緒に買い物へ


そんな普通の幸せがチョギョンとなら送れる気がしたんだ


ご飯粒の攻撃が来る事には驚いたがな……


「お前を手放してやれる気になるまで一緒にいるのも悪くない」


そんな日が来るのだろうか……


自分で言っていて確信が持てないけれど


一緒にいる間は笑っていたいんだ、本当は


お前にも笑っていて欲しい


ずっと俺のそばで……




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こんばんわ~皆さんお元気?
今日もこんな時間でーす。

昨日はなんだか更新する時間がなくてお話あげれませんでしたー。
と言うよりもなんだかプチすらんぷ入ってます(;´Д`)
今本編の内容が面白くないのもあって、なんだか筆が言う事をキキマセン……。
書いてもなかなか納得がいかずまだUPするか悩み中です。
筆が進まないときって心に刺激を与えると良いとどこかで読んだ事があります。
なので今日はしばし他の作家さんのシンチェに浸ってこよ~~っと♪
はっははー。

真夜中にこんなテンションでスミマセン( ´-`)

更新を楽しみにしてくださっている読者さまには申し訳ないですが、
しばしお待ちくださいね…。

そんな呟きでした。

それでは今日はこの辺で~
ばいばい~。



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シン君と手を繋いでお祖母様のお部屋へと向かう。
そのしっかりとした手に支えられ私は歩いていけるの。
病院では頭を殴られたような衝撃を受けて何も考える事が出来なくなってしまった。
この手を離さなければという事意外は……。
けれどシン君が共に歩んで行く勇気を教えてくれた。
シン君がずっと側で支えていてくれるんだと誓ってくれた。
だから私の足取りも幾らか軽快になったの。

それでもお祖母様の部屋の前に着くとやっぱり足が固まってしまう、きっとここにも報告は来ているはず……。
なんて言われるだろう、不安で堪らない。
そんな私に気づいたのかシン君がしっかりと指を絡ませ握り締めてくれる。
顔を上げるといつもと変わらない、ううん、いつもよりもずっと頼れる優しい笑顔があった。
その笑顔に背中を押されてゆっくりと部屋の中へと足を進めた。


中にはいつもの通り、皆が揃って迎えてくれた。
ほんの一ヶ月前ここに戻ってきた時は喜びでいっぱいだったのに、今は嬉しい気持ちもあるけれどちょっと複雑……。


「只今……、戻りました」


この宮殿を去った時のように太皇太后様へと深々とお辞儀をする。
どんな言葉を掛けられるか怖くて顔をあげる事もできない私はそのままの姿勢で次の言葉を待った。


「妃宮、退院おめでとう……と言いたい所だけど宮内庁病院から報告を貰ったわ」


---------- ドクンッ ----------


お姉さまの言葉に心臓が跳ね上がるのを感じた。
耳を塞いでしまいたくなる衝動に駆られたけれどシン君がとっさに割って入ってくれた。


「姉さん、いや陛下。陛下や父上たちが何と言おうと僕は妃宮を手放す気はありません。もしも僕達に跡継ぎが残せなくとも今のまま姉さんが皇統を継げば問題はないはずだ。チェギョンを責める様な事はやめてください」
「ちょっとシン、落ち着きなさい。私はまだなにも言ってないわ、ほらチェギョンも立って」


シン君の言葉は嬉しかったけれど、私は責めを受ける事も覚悟はしていた。
けれどお姉様に手を引かれ立ち上がり顔を上げるとお姉様もお祖母様もみんな優しい顔をしていた。


「妃宮……チェギョン? 辛かったでしょうね。同じ女として、あなたの姉として、助けてあげられる事はなんでもするわ。だからこの先何があっても負けないで、シンの側に居る事を諦めたりしないでちょうだい」
「私達が二人を別れさせるとでも思いましたか? シン」
「お祖母様……」
「シンには妃宮が必要なのだと言う事、私達が良く分かっています。一度離れ離れになってしまったあなた達をまた引き裂く事などできません、それに医師はこの先もしっかりと療養すれば希望はあるといったのでしょう?」


お母様がそう言っていつものように優しく抱きしめてくれた。
その胸はとっても温かくて涙を流すのには十分すぎるほど。


「ほらっ、泣かないで。あなたはすぐに泣くのだから……」
「だって……ヒクッ……お母様…これは嬉し涙だから…ヒクッ…いいんですっ」
「まぁ、ふふふ」
「よしっ! お姉様の胸も貸してあげるっ! たーーくさん泣きなさい!」
「ヒクッ……うわぁぁぁぁぁぁん」


私の嬉しさや安堵、色んな気持ちの入り混じった泣き声はしばらくの間響き渡っていた。


「さっ、シンもチェギョンも座って。これからの事話し合いましょう」


風が吹き抜ける。
向かい風に押し流されそうになっていても
少し向きを変えただけで、その風は力強く背中を押してくれるもの

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