思政殿
今日も忙しなく大量の書類と格闘しているヘミョンは誰であろうか、
廊下を走ってくる音が響いているのに苛立っていた。
「陛下!」
驚いた事にその音の主はキム内官であった。
彼らしくもないひどく慌てた様子である。
「何事ですかっ騒々しい!。」
長時間書類に埋もれていたストレスもあってか声を荒げてしまった。
彼ほどの人が慌てているのだ、余程の事であろうに。
「申し訳ありません、陛下。しかし火急な用件ですのでお許しください。」
「なにかあったのですか?」
「妃宮様が、、事故にあわれたと連絡が入りました。」
ガタンッと音を立てて椅子が倒れるほどの勢いで立ち上がるヘミョン。
「なんですって!どうして妃宮がっ?!」
「まだ詳しい事はわかっておりませんが、本日領事館からの帰宅途中お車が事故にあわれて、
現在病院へ搬送され。。。」
その先を早く聞きたいヘミョンは苛立ちながらもキム内官の言葉を待っていた。
彼の酷く険しい表情に次に発せられる言葉が良くないものであると気づかされる。
「現在、、意識不明の重体だそうです。」
その一言で一瞬目の前が真っ暗になりそうなのを頭を抑えてようやく留まる。
ようやく、ようやく帰ってこられるという時に何て事!
義妹の身を案じているとハッと何かに気づいたように問いただす。
「シン、シンには連絡したのですか?」
「いえ、陛下。今マカオにおられるコン内官からわたくしの元へ連絡が入り、まずは陛下にお伝えせよと。」
自分の思っていたものと違う展開に安堵の息をもらすヘミョンは少し冷静さを取り戻し倒れていた椅子を元に戻すと深く腰掛けた。
「さすがはコン内官ね、シンの事をよくわかっているわ。先に伝えていればシンの事だもの、
きっと私達に黙ってでもマカオへ向かった事でしょう。」
そう公務だろうと皇太弟の責務だろうと放り出してチェギョンの元へ行ったに違いない。
それでもシンに伝えない訳にはゆくまい。
シンが暴走しないよう私に防波堤となれって事ね。
一人考えを巡らすヘミョン。
皇帝として弟の為そして義妹の為出来得る限りをしてやらなくては。
「皇太弟は今どこに?」
「本日はすでにご公務からお戻りになり、東宮殿にてお過ごしになられているかと。」
「そう、それではすぐに私の所に来るよう、、いえ、私が行きましょう。
キム内官は至急、太皇太后様それと上皇陛下、皇太后様に連絡をすぐに来て頂いて。」
テキパキとした指示が飛ぶ、無駄な時間など一分一秒たりとてないのだ。
「それと妃宮の容体を逐一報告させるよう。」
「かしこまりました。」
キム内官も命令を聞くやすぐに任務を遂行しに退出していった。
ヘミョンもすぐに部屋を後にする。
妃宮の帰りを待ち焦がれている弟の下へ、悲痛とも言える知らせを持って。
太陽を隠し月をも隠そうとしている雲は重々しく流れるばかり。夕闇はすぐそこまできている。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Next → Ep4の②
こんにちは!皆さんお元気ですか?
私は先週体調をくずしておりましたがなんとか元気になりましたー!イェィ!
更新を待っていてくれた方見捨てないでくれてありがとぅぅぅぅ~(ノω・、) ウゥ・・・
今回ようやくEp3が終わりました。
長い長い。。。
シン君からの手紙で締めくくってみたEP3ですが、
チェギョンはその後どーなったのでしょう!
あの事故は陰謀なのか!!(いやまぁ当然そーなんだけどさ、フフ)
次回はそのへんのお話になりまーす。
あっそうなんです!
このブログカウンターがついに3桁にいったのです!
先週だけど。。(笑)
そんなに多くの方に来訪していただけてうれしい限りです。
いつもペタをくれる皆さんもこの場をかりてお礼です。
いつもありがとうございまーす!
ヘタレな絢音ですがこれからもよろしくお願いしまっす!
それではまたー
バイバイ!
私は先週体調をくずしておりましたがなんとか元気になりましたー!イェィ!
更新を待っていてくれた方見捨てないでくれてありがとぅぅぅぅ~(ノω・、) ウゥ・・・
今回ようやくEp3が終わりました。
長い長い。。。
シン君からの手紙で締めくくってみたEP3ですが、
チェギョンはその後どーなったのでしょう!
あの事故は陰謀なのか!!(いやまぁ当然そーなんだけどさ、フフ)
次回はそのへんのお話になりまーす。
あっそうなんです!
このブログカウンターがついに3桁にいったのです!
先週だけど。。(笑)
そんなに多くの方に来訪していただけてうれしい限りです。
いつもペタをくれる皆さんもこの場をかりてお礼です。
いつもありがとうございまーす!
ヘタレな絢音ですがこれからもよろしくお願いしまっす!
それではまたー
バイバイ!
『 チェギョンへ
チェギョン、元気か?
人に手紙なんて出した事がないから何を書いていいのかわからないが、まぁとりあえず元気か?
書くことが思い浮かばないから用件だけ書くことにする。
お前の帰国が正式に王族会で承認されたよ。
2週間後だ。日程はまだ調整中だけどな。
お前はまだマカオで勉強したがってたから残念に思うかもしれないけど。
俺は嬉しいよ。
やっぱりお前のいない東宮殿は静か過ぎて落ち着かない。
おかしいよな結婚するまでは14年も一人で暮らしてきた所なのに。
人は与えられた環境に順応する、前にそう話したけどお前の事に関しては無理みたいだ。
やっぱり寂しいよ。
早く帰ってきてくれ。
それじゃあ2週間後。
それからこの手紙は読んだら捨てる事、いいな!』
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Next → Ep4の①
チェギョン、元気か?
人に手紙なんて出した事がないから何を書いていいのかわからないが、まぁとりあえず元気か?
書くことが思い浮かばないから用件だけ書くことにする。
お前の帰国が正式に王族会で承認されたよ。
2週間後だ。日程はまだ調整中だけどな。
お前はまだマカオで勉強したがってたから残念に思うかもしれないけど。
俺は嬉しいよ。
やっぱりお前のいない東宮殿は静か過ぎて落ち着かない。
おかしいよな結婚するまでは14年も一人で暮らしてきた所なのに。
人は与えられた環境に順応する、前にそう話したけどお前の事に関しては無理みたいだ。
やっぱり寂しいよ。
早く帰ってきてくれ。
それじゃあ2週間後。
それからこの手紙は読んだら捨てる事、いいな!』
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Next → Ep4の①
館長さんのお言葉に甘えつつ帰宅の途につく。
コン内官のおじさんとは領事館で別れをすまし、チェ尚宮お姉さんと二人車で送ってもらう事にした。
車に乗り込む際かたくなに私の隣には座ろうとしなかったお姉さんだがこれからの事話したいことがいっぱいあったから無理やり隣に座らせた。
「妃宮様の命令よ。」って言ったら大人しくしたがってくれたけど。
「それでは出発しますね。」
「はい、お願いします。」
領事館の職員さんにこんな仕事をさせてしまっていいのかな?
少し申し訳なさを感じつつもそれも仕事の内なのね、大変だわと納得した。
それよりもずっと気になってた事があるの。
「お姉さん。」
「はい、妃宮様。」
「お姉さん、今回の事知ってたでしょ?」
帰国の話をチェ尚宮お姉さんが知らされていないわけがない、そう思った。
さすがのお姉さんもばつが悪そうに目をふせている。
「申し訳ありません、妃宮様。殿下から固く口止めされておりまして。
殿下はそのお手紙をまず先にお渡ししたかったそうです。」
私の手の中に大切にしまわれている手紙をみてお姉さんは応えてくれた。
「以前、妃宮様が殿下にお渡しした手紙の返事が書けていない事を気に病んでらしたそうです。
ですので今回は電話よりも何よりもご自分の手紙でお知らせしたかったのだと。」
「そうだったの。シン君たら気にするくらいならすぐに返事くれたらよかったのに。」
私が出した手紙、それは半年前宮殿を出る時にシン君の机に差し出してきた手紙。
私からのラブレター。
シン君が召喚からすぐに帰ってこれる事を信じてだしてきたの。
その返事があれなのね、シン君らしいわ。
手紙の中身を思い出しては顔がにやけてしまう。
私はそっと愛おしい人のぬくもりを求めて手紙を撫で下ろした。
「妃宮様、ご帰国が決まられました事おめでとうございます。」
物思いにふけっていると運転手さんが話しかけてくれた。
どこかうちのパパのような雰囲気をもった人。
「ありがとうございます。」
「私は韓国に娘がいまして、今年から高校生になったんですけれど、妃宮様の大ファンでしてね、
早く帰って来てほしいとずっとそう言っておりました。
婚礼の儀の時は沿道までパレードを見に行ったとか、たくさん写真をとったんだとそれはもう自慢しておりました。
妃宮様のご公務で着ておられる服がとても素敵だと、自分で真似て作っては私に見せてくれました。
おっと話がずれてしまいましたが、国民の多くは妃宮様のお帰りをずっとまっています。」
運転手さんの話に私は胸が熱くなった、こんな私でも国民は待っていてくれたんだと。
シン君のそばにいたい、その一心で帰国の話に喜んでいるけれど、実は不安な事も多かった。
国民が私の帰りを許してくれるかどうか、この先も皇太弟妃として迎えてくれるかどうか。
おじさんの言葉にとても救われた気がして、隣に座っているお姉さんも優しく頷いてくれた。
「ありがとうございます。とっても嬉しいお話を聞かせてくれて。」
「いえいえ、滅相もありません、これで娘に自慢ができます。妃宮様とお話ができたと。」
車内には明るい笑い声が響き渡っていた。
すると急におじさんの笑い声が聞こえなくなってしまった。
「あれ、おかしいなっ。」
「どうしたんですか?」
「ブ、ブレーキが効かないんです。」
一瞬にして車内は緊迫した空気が流れる。
「どういう事ですかっ!妃宮様をお乗せしているのですよっ?!」
お姉さんの厳しい声にも運転手のおじさんはパニックになり聞こえていないみたい。
いや、それよりもハンドルを取ることで精一杯のようだった。
窓の外を見ると流れる景色が急に早くなったきがする。
他の車を避けるため右へ左へと進路をとりつつ進む様子は、傍から見ればハリウッドのカーチェイスさながらだが
主演が自分達自身なのだから冗談ではない。
何度も何度もブレーキを踏み込む音が虚しく車内に鳴り響いている。
車のスピードは増すばかりだ。
「妃宮様、とにかく頭を低く衝撃に備えてください。」
こんな時でもお姉さんは私を優先し守ろうとしてくれている、
姿勢を下げたその上には覆いかぶさるようにお姉さんの姿があった。
一瞬、時が止まったかのような錯覚を覚えた。
色々な思いが頭を巡る。
今日の夕ご飯オカズはなにかな?
明日の仕事は館長にどやされないようにしなくっちゃ。
空港でシン君に会ったら最初になんて言ってくれるかしら?
その一瞬。。。
---------- キィィィィィィィィィィ ガシャーンッ!! -------------
雨は降り続く。
横たわるその手の中には赤く染まる手紙が握り締められていた。
止む気配のない雨は冷たく大地に降り注ぐ、まるで天の流す涙のようにポツポツと弱弱しくも振り続ける。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Next → Ep3の⑥
コン内官のおじさんとは領事館で別れをすまし、チェ尚宮お姉さんと二人車で送ってもらう事にした。
車に乗り込む際かたくなに私の隣には座ろうとしなかったお姉さんだがこれからの事話したいことがいっぱいあったから無理やり隣に座らせた。
「妃宮様の命令よ。」って言ったら大人しくしたがってくれたけど。
「それでは出発しますね。」
「はい、お願いします。」
領事館の職員さんにこんな仕事をさせてしまっていいのかな?
少し申し訳なさを感じつつもそれも仕事の内なのね、大変だわと納得した。
それよりもずっと気になってた事があるの。
「お姉さん。」
「はい、妃宮様。」
「お姉さん、今回の事知ってたでしょ?」
帰国の話をチェ尚宮お姉さんが知らされていないわけがない、そう思った。
さすがのお姉さんもばつが悪そうに目をふせている。
「申し訳ありません、妃宮様。殿下から固く口止めされておりまして。
殿下はそのお手紙をまず先にお渡ししたかったそうです。」
私の手の中に大切にしまわれている手紙をみてお姉さんは応えてくれた。
「以前、妃宮様が殿下にお渡しした手紙の返事が書けていない事を気に病んでらしたそうです。
ですので今回は電話よりも何よりもご自分の手紙でお知らせしたかったのだと。」
「そうだったの。シン君たら気にするくらいならすぐに返事くれたらよかったのに。」
私が出した手紙、それは半年前宮殿を出る時にシン君の机に差し出してきた手紙。
私からのラブレター。
シン君が召喚からすぐに帰ってこれる事を信じてだしてきたの。
その返事があれなのね、シン君らしいわ。
手紙の中身を思い出しては顔がにやけてしまう。
私はそっと愛おしい人のぬくもりを求めて手紙を撫で下ろした。
「妃宮様、ご帰国が決まられました事おめでとうございます。」
物思いにふけっていると運転手さんが話しかけてくれた。
どこかうちのパパのような雰囲気をもった人。
「ありがとうございます。」
「私は韓国に娘がいまして、今年から高校生になったんですけれど、妃宮様の大ファンでしてね、
早く帰って来てほしいとずっとそう言っておりました。
婚礼の儀の時は沿道までパレードを見に行ったとか、たくさん写真をとったんだとそれはもう自慢しておりました。
妃宮様のご公務で着ておられる服がとても素敵だと、自分で真似て作っては私に見せてくれました。
おっと話がずれてしまいましたが、国民の多くは妃宮様のお帰りをずっとまっています。」
運転手さんの話に私は胸が熱くなった、こんな私でも国民は待っていてくれたんだと。
シン君のそばにいたい、その一心で帰国の話に喜んでいるけれど、実は不安な事も多かった。
国民が私の帰りを許してくれるかどうか、この先も皇太弟妃として迎えてくれるかどうか。
おじさんの言葉にとても救われた気がして、隣に座っているお姉さんも優しく頷いてくれた。
「ありがとうございます。とっても嬉しいお話を聞かせてくれて。」
「いえいえ、滅相もありません、これで娘に自慢ができます。妃宮様とお話ができたと。」
車内には明るい笑い声が響き渡っていた。
すると急におじさんの笑い声が聞こえなくなってしまった。
「あれ、おかしいなっ。」
「どうしたんですか?」
「ブ、ブレーキが効かないんです。」
一瞬にして車内は緊迫した空気が流れる。
「どういう事ですかっ!妃宮様をお乗せしているのですよっ?!」
お姉さんの厳しい声にも運転手のおじさんはパニックになり聞こえていないみたい。
いや、それよりもハンドルを取ることで精一杯のようだった。
窓の外を見ると流れる景色が急に早くなったきがする。
他の車を避けるため右へ左へと進路をとりつつ進む様子は、傍から見ればハリウッドのカーチェイスさながらだが
主演が自分達自身なのだから冗談ではない。
何度も何度もブレーキを踏み込む音が虚しく車内に鳴り響いている。
車のスピードは増すばかりだ。
「妃宮様、とにかく頭を低く衝撃に備えてください。」
こんな時でもお姉さんは私を優先し守ろうとしてくれている、
姿勢を下げたその上には覆いかぶさるようにお姉さんの姿があった。
一瞬、時が止まったかのような錯覚を覚えた。
色々な思いが頭を巡る。
今日の夕ご飯オカズはなにかな?
明日の仕事は館長にどやされないようにしなくっちゃ。
空港でシン君に会ったら最初になんて言ってくれるかしら?
その一瞬。。。
---------- キィィィィィィィィィィ ガシャーンッ!! -------------
雨は降り続く。
横たわるその手の中には赤く染まる手紙が握り締められていた。
止む気配のない雨は冷たく大地に降り注ぐ、まるで天の流す涙のようにポツポツと弱弱しくも振り続ける。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Next → Ep3の⑥
こんにちはー皆さんお元気ですか~?
私はやっちまいましたー
胃腸風邪(;´Д`)
先週末遊びに来てた姪っ子からいただいたようです。。。。
あーしんどい。。。。
更新が止まってしまって申し訳ないですはぃ、、
それでも見に来てくれている方がいてほんと早くUPしたいとこですが
もうしばらくご辛抱くださいー><
だいぶ良くなってきたのですが今日の夜も早く寝てすっかり元気になりたいと思います。
皆さんもお風邪にはくれぐれもご注意を(ノω・、) ウゥ・・・
それではまた
ばいばい!
私はやっちまいましたー
胃腸風邪(;´Д`)
先週末遊びに来てた姪っ子からいただいたようです。。。。
あーしんどい。。。。
更新が止まってしまって申し訳ないですはぃ、、
それでも見に来てくれている方がいてほんと早くUPしたいとこですが
もうしばらくご辛抱くださいー><
だいぶ良くなってきたのですが今日の夜も早く寝てすっかり元気になりたいと思います。
皆さんもお風邪にはくれぐれもご注意を(ノω・、) ウゥ・・・
それではまた
ばいばい!