転載元
【地球はちょうど第三から第四の進化水準に移り変わる時期にある-②】
(アミ)
一つの惑星が、ある段階からその上の段階に移ろうと試みるたびに、それ以前にはまったく知られていなかった現象が引き起こされるんだよ。
それはちょうど世界全体を揺すぶるような、あくびをして伸びをするような感じだ。
それが新しい、より繊細で高いエネルギーと振動を生み、これらの放射がさらに二重の効果を生む。
一つはある人たちを狂気におとしいれる。低い進歩過程にいる人たちは最終的に命取りになるようなミスを犯す。ネガティブな人たちはこうして自滅していくんだ。
また、一方ではこの新しいエネルギーは上の水準へ昇ることを可能にしてくれる。それは、自分の進化にそぐわなくなった、有益でなくなった子どもたちを惑星が手放すようなものだよ。
(アミ)
あの巨大な恐竜や食肉植物がどうやって世界から消えていったか分かる?
それはまさに人類が現れたその時、つまり第二水準から第三水準に移り変わる時だった。
理論的には最も強いものが生きのびることになっている。
確かに恐竜は強かった。にもかかわらず全滅してしまった・・・。
(ペドゥリート)
でも、どうして全滅してしまったの? 一番強かったのに・・・。
(アミ)
うん、爪や牙や筋肉は強かった。でも、知性の方がそれよりもすぐれているからね。
人類は肉体的にはずっと弱かったけれど、知性においてずっと勝っていた。強い方が生きのびたんだ。今、また同じ過程が繰り返されるよ。
今度は、筋肉よりも、知性よりも強いものが生き残るよ。
(ペドゥリート)
えっ、それって、何?
(アミ)
霊力さ。愛だよ。それ以外はみな恐竜と同じような運命をたどる。
平和を求める力が一体となった時、それは君たちの世界で最も堅固な力となるんだ。
これは単に、君たちの文明を絶滅から防ぎうる力がほかにないからにすぎない。
愛は必ず勝利を手に入れるよ。
だって愛は宇宙最大の力なんだからね。
『戻ってきたアミ』