『「あの世」の本当のしくみ』⑨ 地球は宇宙の中で孤立した「鎖国状態」にある | ココのアセンション日記

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⑧からのつづき

 

『「あの世」の本当のしくみ』 サアラ・池川明 大和出版

⑨地球は宇宙の中で孤立した「鎖国状態」にある

投稿者 zeranium 日付 2018年2月 1日 (木) 

http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-5c56.html

 

「地球の一員」、「宇宙の一員」となる

 

  今は幽界からではなく、宇宙から直接地球に生まれて来る子供たちもいるので、これからその割合をもっと増やしていく必要があります。それは今現在生きている人で、輪廻の輪の中にいる人たちの意識を改革するのは、時間がかかりすぎて難しいからです。

 

  地球人の意識改革が必要な理由は前にもお話しましたが、地球は今「鎖国状態」にあります。これはまずい状態で、オープンにしていかないとこの銀河系全体が、地球のためにブラックホール化してしまう可能性があるのです。

 

  どういうことかというと、ガン細胞というのはそれ自体で孤立して周囲をブロックしていますよね。つまり、今の地球はあれと同じ状態なのです。それがある時、周囲との情報交換が起きて、「あれ? 自分は他とは違うんじゃないか?」と気づき、アポトーシス(個体全体を保つ必要のために自殺的に細胞が死ぬしくみ)が働きます。ですが周囲とのつながりが持てず、情報交換できなければ、ガンは進行し、周囲の細胞までもガン化させながら死へ向かう可能性が出て来ます。

 

  地球は今、宇宙世界から切り離された孤独なガン細胞の状態ですから、このまま行くと、周囲も巻き込んでブラックホール化してしまうのです。それを防ぐには、「つながりを持つ」ということが一番大事です。

 

  「幽界を消滅させよう」という動きはもう始まっていますが、ただ人間の意識がそれに必要な、求められるレベルにまでまだ達していません。前述したように地球人である前に、「宇宙の一員」という認識を持って生きている人はほとんどいないということです。宇宙どころか、地球の一員とさえ思っている人もあまりいないし、どうかすると「渋谷区の住人」程度の狭い認識しかなかったりします。

 

  私のビジネスパートナーと話していて、「百数十年前までの日本では、隣の県同士で戦うことが普通に起きており、日本人同士で敵となって殺し合っていた。それからほんの100年くらい後に、日本が世界で戦うことなど当時の人には思いもよらなかった。しかも、日本が統一されて一つの国になるなんて、その当時の人たちは考えたこともなかっただろう。それがあっという間に日本という国ができて、今は隣の県同士で戦争するなどあり得ない。ということは、地球もあっという間に一つになるかもしれない」、そう語っていました。

                                

  テクノロジーが発達していくと、つながりは密になり、地球はどんどん狭くなります。たとえ政府同志が対立し合っていても、人々のつながりが密になり、個人同士レベルで仲良くしていれば、「あいつを殺したくないから」となって、戦争など誰も行きません。そういうつながりの感覚を、地球人はもっと育てていく必要がありますね。

 

それぞれの魂の劣化の違い

 

  地球人は幽界との輪廻を繰り返しているために、魂がリニューアルされずに傷んだままの人が多いのですが、その劣化の程度には個人差があります。幽界で普通の囚人に付く下っ端の管理者は、囚人を乱暴に扱いがちであり、自分の気分で虐待したりします。なぜならそういう末端 (まったん)の仕事に自ら望んで就(つ)く人はいないわけで、彼らにとって幽界で管理の仕事などさせられているのは面白くないのです。昔、自分も強制収容所に入れられた人が管理者になると、敵がしたより酷いことを平気でするのと同じような感じです。

 

  結局、この世界の宇宙人も地球人も、同じ宇宙種族なら本来そんなに差はないのです。地球人は元々が、彼らの遺伝子を分けられて生まれているし、結構アグレッシブ(攻撃的)な地球外生命の遺伝子も入れられてしまっているので、やはり自制心が弱いと暴発してしまったりします。そういう経緯から、管理者に痛めつけられた人の魂は、やはりその分、劣化してしまいます。

 

  ただ、囚人として地球の流刑地に送り込まれた人たちの中には、極悪人がいる一方でそれとは異なり、逆に悪いことはせず、宇宙文明の特権階級にとって都合の悪い、彼らの世界を公平にするための研究、開発などをした人々も一緒に投獄されたのです。でもそういう人たちは、その他大勢とは違う扱いを受けました。彼らは頭がいいので、どうにかして幽界を抜け出してしまうかもしれません。またそういう人は、特別に待遇のよい施設に入れられたりして、チンピラのような管理人にやたらと虐待させたりはしていないのです。

 

  たとえば田中角栄さんなどもそうですが、国のトップにいるような人が投獄されるのと、殺人事件を起こした犯罪者が投獄されるのとはわけが違いますね。そういう人たちに関しては、対応する管理者もそれ相応の人が付きます。ですから魂の劣化も少ないのです。そうすると幽界に閉じ込められて輪廻していても、自分は元々科学者だったことを憶えているので、地球に生まれるたびに何度も科学者になります。そして、彼らは文明に必要なより進化した科学技術を開発するために、挑戦している人たちなのです。

 

  その典型で、「この人は絶対そうだ」と思う人の1人が、天才科学者のニコラ・テスラ(1856~1943年)です。この人は宇宙にいた時も、その能力のゆえにものすごく嫉妬されていて、とうとう幽界に送り込まれてしまったのです。彼は地球の磁場と電気振動を共鳴させることで、空間から無限にエネルギーを取り出せるフリーエネルギーを開発したのをはじめ、交流電流やラジオ、ラジコンなどさまざまな研究をしたことで知られています。ですがフリーエネルギーの研究は突然、資金を断つことで潰(つぶ)されてしまいました。

 

  彼はまた、タイムトラベルの開発プロジェクトの研究も指揮した人でした。なぜタイムトラベルをやったかというと、たとえば競馬はタイムトラベルすればどれが勝ち馬券かがわかりますが、「その仕組みを、お金を持っていない人が使えれば、世の中に公平さを取り戻せる」という発想です。ですが実際にはその計画は反対側の権力者たちが使うことになり、貧困者には何もいいことがなく、結果的に、その代り格差がより大きく開いていくという、まずいことに利用されてしまったのです。

 

  そのように、魂の記憶を持つ人たちもたくさんいると思います。

  あるいはアインシュタインもそうかもしれません。魂の記憶がある人、ない人の違いは、魂が劣化して傷つき壊れてしまっているかどうかという点と、あとは元々の知覚力と認識力です。極悪非道な犯罪者として地球の幽界に送り込まれた魂とは違い、権力者にとって都合の悪い優秀な魂たちは、自分をマネジメントする力があります。

 

  それでも肉体に入ると、肉体の脳の信号などに支配されますが、そこに不釣り合いな魂が入ってきたらどうなるでしょうか? ホーキング博士などは、魂と肉体がアンバランスになっている典型です。いわば刑務所である地球で宇宙物理学をやっても、そもそもナンセンスなのですが、魂があきらめきれないのです。彼は「何とかここを開放してみんなで宇宙を目指さなければだめだ」とわかっている魂ですが、だから理論物理学者をやっているのでしょう。でも幽界の管理者に、思い通りに動かすことができない肉体を得るような状況に、追い込まれたのだと思われます。

 

生きているうちに何をすればよいか

 

  もし魂の劣化が進み、ほとんど消えてしまうほどボロボロになったならば、そもそも生まれて来ることができません。ここにこうして生まれている以上、記憶はなくとも、私たちは何とか持ちこたえているのです。地球人はマスターソウルの中に一度戻ることさえできれば、ニュートラルな状態を取り戻せるし、リニューアルできるので、そのためにはいわば「死ぬ時」が勝負です。

 

  ですが、あの世には神様がいるというイメージがあり、「天国へ行くんだ」などと思っていると、幽界の管理者の罠(わな)にはまってしまいます。つまり、生きている間にすることは、そういう余計な概念、思い込みを排除していくことがとても大切なのです。その意味で、何らかの宗教をやっている人はすごく厄介です。日本人は特定の宗教にはまっている人が比較的少ないので、むしろ縛られない人が多いのかもしれません。

 

  ですが宇宙連盟のアインソフは、一部の地球人だけではなく、全員が幽界をすり抜けて宇宙へ帰ることを望んでいます。とはいえ本人が抵抗している限りは無理なのですが、アインソフは幽界にずっと留まっている幽霊たちも説得して連れて行く活動をしています。そのためにアインソフはまず、海底から着手することを始めました。海底には船が沈没した時に亡くなった人たち、つまり幽霊たちがたくさんさ迷っているので、彼らを救うためです。

 

  たとえば戦争中に戦艦が沈んで亡くなった人や、バイキングや嵐に飲まれた沈没船には多くの幽霊たちが乗っており、彼らの魂を拾い上げているのです。ですが、大群を率いていた日本軍の将校たちは、「俺は部下を置いては行けない!」と、頑(がん)として説得に応じないといいます。彼らには死んだ時の状態が未だに継続して戦っている状態にあり、戦争は終わったと言っても「貴様、何を言う!」、と言って信じてくれないそうです。

 

  それは生きている人たちの場合も同じで、「意識を変えよう」と言ってもなかなか難しいものがあります。変われるのは全体の2割から3割でしょう。生きているうちにどうしても変われない人も、幽界に行ってからアストラル界に行けるチャンスもあるので、そこに望みを託すしかないかなと思うこともあります。

 

📕『「あの世」の本当のしくみ』 サアラ・池川明 大和出版       抜粋

 

 

 

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⑩へつづく

 

 

<バックナンバー>

『「あの世」の本当のしくみ』① 地球人種の誕生


『「あの世」の本当のしくみ』② 低層4次元という「幽界」を超えて行く


『「あの世」の本当のしくみ』③ 自分の本質は「神」と気づくとき


『「あの世」の本当のしくみ』④ 地球人のためだけのアストラル界で魂のリハビリを受ける 


『「あの世」の本当のしくみ』⑤ 地球社会の縛りから解放されて自由になる


『「あの世」の本当のしくみ』⑥ 地球は宇宙文明の犯罪者を処分する「流刑地」だった


『「あの世」の本当のしくみ』⑦ 幽界を維持させる最大の装置の一部は「火星」にあった


『「あの世」の本当のしくみ』⑧ 女性が出産をするのは宇宙でも地球人類だけ!!