「本人に今日告知をして、確定診断が出るまでに抗がん剤に耐え得るかの全身検査や、リハビリで体力を付けてもらった方がいいと思います。」と先生。
戸惑いつつも「お願いします。」という私。
肝心の本人のとこへ行ったら談話室で商談をしているオトン。
電話終わりを待ってると、先生へ緊急の電話。
ドラマの様なキレイな告知なんて有り得ません。
病気は日々の生活の上に突然降り注ぎます。
先生だって他の患者さんも担当されてるし。
そんなこんなでドタバタの中、面会室へ。
先生が慎重に丁寧に、オトンの顔を見ながら救急搬送から今の診断(仮)に至るまでを説明。
私は初日の(仮々)と(仮)と、先ほどの説明から都合4回目。
だからってオトンや先生の顔を凝視する訳にも行かず、モニターの画像を真っ直ぐ見るフリ。
何故吐血に至ったか?
初日から今日まで、どんな検査をして何があったか?
まだ生検の結果は出ていないので、どんな種類かは分からないけど癌である事。
肝臓にも転移している事。
オトンは静かにそれら全ての説明を聞いた後。
「セカンドオピニオンは要りません。」
「抗がん剤治療を前向きに頑張ります。」
「体力はあるので負けませんよ。」
と、きっと患者さん採点があるとするならば危うくも怖いぐらいの100点満点の回答。
子どもである私達もその方向でいけたらと思ってたので、満場一致の第一関門クリア。
後は頑張って貰って、家族は支えるのみ!
週末は出来得る限り孫に会わせて激励しようという作戦に。