こんにちは。
ダイエットカウンセラーの絢子です。
憧れの芸能人やモデル。
「あの人みたいになれたら良いのに・・・」
女性なら誰しも、思ったことがありますよね。
時にはその気持ちをこじらせて、
「なんであの人みたいになれないんだろう」
「なんで自分は可愛くないんだろう」
なんて、ネガティブになってしまったり・・・。
憧れの人を設定するのは、悪いことではありません。
だけど、気をつけたいことがあります。
約2年くらい前でしょうか。
私は
とにかく、すっごく細くなりたい!
という願望にとりつかれたことがあります。
「ガリガリ」「やせすぎ」と言われるような女優さんに憧れて、
その方の全身写真をスマホの待ち受け画面に設定しました。
毎日毎日眺めて、
きつい食事制限も
極寒の日のウォーキングも
耐えることができました。
いつしか、画像がお守りのような存在に。
結果、努力もあって
「やせること」はできました。
満足することができませんでした。
満足どころか、
むしろ「虚しさ」がつきまとってくる。
「こんなに頑張ってるのに○○ちゃんにはなれないなぁ」
そう思っていました。
当たり前ですよね。(笑)
他人になることは一生不可能です。
本来の私の目標は
「キレイで自信のある私になること」
そのために、憧れの人を見て
モチベーションを保とうと思ったはずです。
なのに、その人のイメージが先行し過ぎて、
いつのまにか
「極端なくらいに細くなる」
ということに、目標がすり替わっていました。
果たして「極端なくらいの細さ」は
自分にとって必要なものなのか・・・。
全く意識していませんでした。
憧れの人や目標の姿を「見える化」して
頻繁に視界に入れる。
それ自体は良いことです。
だけど、少し気をつけましょう。
その人の、どこに憧れを感じるのか。
自分はその要素をどんな風に取り入れたいのか。
明確に言えますか?
自分という存在を無視して
他の誰かになろうとしないこと。
まずは自分を認めて、受け入れて、
その上で、他の誰かの素敵な要素を取り入れる・・・。
「自分らしさ」を見失わない人が、真の美人。
私はそう思います。