続、お片付け&話し合い♡ | 産業カウンセラーあや相談室/気の向くままにGoing my way♪

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物を処分する時に生じる迷いその1:「もったいない」という感情

実は、この「もったいない」という感情は、意思決定においては意味を持たないと言われています。なぜなら「もったいない」と思ったところで、その物を購入した費用が戻ってくるわけではないからです。

これをサンクコスト(埋没費用)効果と呼びます。

サンクコスト効果は「せっかく集めたのに」「大金を使ったのに」「あんなに時間を費やしたのに」「苦労して手に入れたのに」などという思いが合理的な意思決定の妨げになっていることを言います。

サンクコスト効果を回避する方法は「サンクコスト(埋没費用)を無視する」思考を持つことです。

つまり、迷いがある人は「意思決定が苦手」ということになりますね。

 

物を処分するときに生じる迷いその2:「愛着」という感情

愛着のある物や思い出は記憶に残し、必要最小限の物しか持たないのがミニマリスト。

ミニマリストになると、物のパターンを最小限に絞るため、迷いも無駄な動きもなくなり、その結果、自由な時間と必要なお金の使い道が手に入るんだそうです…。

という心理になるということですね。

 

片付けたがる人の心理が分かると、片付けたがらない人の心理も何となく見えてくるなぁにやり

私は、必要最中限の物のある家がいいな笑

 

 

さて、ひとり暮らしならば自分の好き勝手に出来ますが、誰かと暮らすとなるとそうはいかなくなります。

 

「妻(夫)が片付けが苦手で、家の中が散らかり放題で悩んでいます」と相談にいらっしゃる方は、キレイ好きな方ばかりです。

「そのことについて話し合ったことはありますか?」と聞くと「ちゃんと話し合ったことはないです」とおっしゃる方ばかりです。

ということは、お互いに相手の気持ちや考え方がよく分からないってことになります。

 

話し合いは、お互いの気持ちや考えを理解し合うことを目的とした、その先にしかない問題解決への重要なステップです。

 

話し合うとは、以下のようなことです。

穏やかな状況で話す

話し合いの場は、お互いにリラックスした状況が理想的です。

自分の気持ちを率直に伝える

自分の気持ちや困っていることを率直に伝えることが重要です。例えば、「僕は家が散らかっていると気持ちが落ち着かないんだ」という風に自分の感情を伝えると良いでしょう。

聞き手としても振る舞う

相手の話をよく聞くことも大切です耳自分の意見だけでなく、相手の意見や要望にも耳を傾けましょう。相手の言葉を途中で遮らず意見を言わず、最後までちゃんと聞いてあげましょう。

相手の立場や意見を尊重する

相手の立場や意見を尊重することが大切です。片付けられない理由や考え方を知り、理解しようとする姿勢を見せましょう。本当に理解する必要はありません。

※ここで理解しない姿勢を見せてしまうとこれ以上話し合いができなくなります。

話し合いができたことを喜ぶ

どんな内容であれ、話し合えたことに感謝の言葉を伝えましょう。

 

ちゃんと話し合うって結構大変なことなんですよねあせる

お互いに話し合いが終わるまで、その目的を忘れずにいないとですねウインク