なりたい人になりきる | 産業カウンセラーあや相談室/気の向くままにGoing my way♪

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「行動が変わると→思考(意識)が変わり→現実(他人の言動)が変わり→セルフイメージが変わるキラキラというお話です。

 

大好きなアニメのキャラクターのコスプレにハマったら摂食障害が治ったというクライアントの方がいます。
演劇部に入部し、いろんな人を演じているうちに摂食障害が治った人もいます。

その人に(そのキャラに)なりたい!!という思いを強く持つと、その人の外見や内面をよく見るようになります。

そして、その人の口調、しぐさ、髪形(ウィッグを付ける)服装、メイクの仕方、歩き方、癖などを、今の自分でできる限り真似て、その人になりきってみるのですパック

要するにモノマネです。モノマネするには徹底的なリサーチとイメージトレーニングが必要です。

「〇さんだったこんなときどうするんだろう?なんて言うんだろう?」と考えていくうちに、その〇さんと自分の気持ちがシンクロしていくのが分かって面白いと思いますキラキラ←俳優さんたちがよくこう言っていますよね。

まずは、テレビや映画や自分の周りを見て、「あの人の話し方って素敵だな~ラブラブ」と思った人をちょっと真似してみるのもいいと思いますウインク

 


↑これと同じことですが、相手の気持ちが分からないあせるという時に、その人になりきってみると、その人の気持ちが分かります。

 

これは、エンプティチェアというカウンセリングの技法です。

私も、対面カウンセリングでこの技法を使うことがあります。(私は誘導役)

 

まず、椅子を2つ(AとB)向かい合わせに置いて、Aの椅子に座ります。

(Bの椅子に「自分が話したい相手が座っている」と想定して)Bの椅子に向けて、自分の伝えたいことを伝えます。

 

次に、Aの席を立ち、Bの椅子に移動して座ります。

気分を切り替えて、今度は相手になったつもりで、Aの椅子に向けて(Aの椅子には自分が座っていると想定して)、先に自分から言われたことについて返答します。

 

答え終わったら、Aの椅子に戻って座ります。

気分を切り替えて、Bの椅子に向かって(相手がそこに座っていると思って)自分の気持ちを改めて相手に伝えます。

 

相手の気持ちになって(相手を演じて)話すことで、自分なりに相手の気持ちが理解できるようになります。

自分なりに、その人の気持ちが分かればいいのです。

なぜならば、他人の言動は、あなたの思う現実だからです。

その人の気持ちが分かれば、あなたの現実が変わっていきます。

 

エンプティチェアーは、亡くなった人のイメージを呼び出して、そのイメージに対して、言えなかったことや言いたかったことを伝えるというやり方にもよく使われます。

 

私自身も何度もやったことがありますが、とても不思議な技法です。

だって、相手の気持ちが分かるんですよ。

本当に相手のことを思ってみると、相手がそこに降りてくる。二人の思いがシンクロするんだと思います。

 

興味がある方はぜひ対面カウンセリングをご利用くださいひらめき電球