摂食障害や強迫性障害に悩んでいる方（特に10代～20代前半の方）とそのご家族にとって参考になる1冊だと思います
漫画なので読みやすいです
『なぜこうなったのか
（原因）』には触れていないので、誰が読んでも偏見を持たずに、揺れる思春期の悩みとして共感や理解ができるんじゃないかなと思います。
思春期の頃の私の中にも、もつおさん（著者）と同じ「神様」がいたなーって思いました。
でも、私もそのコトについて誰かに話したことは1度もなかったです。
もつおさんは「触る」ことがやめられませんでしたが、私にとってそれは「数える」ことでした。彼女ほど酷くはならなかったけど。
甘皮剥がしもやってました。
人に見られるとぎょっ！とされちゃうから、私も指先はいつも袖の中に隠していました。
受験勉強中は、髪の毛を抜くこと（抜毛）もやめられなくなりました。禿げちゃうかも
って思うのにやめられませんでした。
どれもこれもやめようとしてやめられるものではなくて
でも、気づいたらやらなくなっていました。
でも、気づいたらまたやっていたりして。
もつおさんみたいに、いろいろしていく中で、いろんな出会いや気づきがあって、少しずつ少しずつ自分の心が成長していく、強くなっていく、柔らかくなっていく。
そしていろんなことから解放されていく。
「これをやれば治る！」ってものがあればいいんだけど。
でも、あっても「それができないから悩んでいるのよ！」ってなっちゃうよね
結局、いろいろやって自分なりに納得していくしかないんだと思います。
いろいろって言われても何をしたらいいの・・・・
と思うかもしれませんが、そうやって悩むことも、ここを見てくださるコトも、漫画を読んでみることも、もちろん「いろいろしながら」になっています。全部繋がっていきます。
だから、いろいろやってみてください