それぞれの役割(2) | 産業カウンセラーあや相談室/気の向くままにGoing my way♪

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先日、NHK(Eテレ)のハートネットTV特集・子どもの虐待(3)「元・里子のファミリーホーム」を観て、それぞれの役割について思うコトがいろいろありました。

ベル2月25日(火)午後1時05分から再放送されるので、興味のある方は観てみてください。

 

里子の男の子が金切り声を上げて我を通そうとします。

子どもが金切り声を上げて我を通そうとできる相手は、この子と信頼関係が築けているか、信頼関係が築けるかどうか試されているかのどちらかだと思います。

虐待されている子どもは親に対してこんな声も主張も出来ません。

 

金切り声は、自分に注目してほしい子どもが(ヒステリックな女性も)よくやる行為です。

ただ、金切り声は神経を逆撫でするような音なので、大抵の人は慌てたり、不快感や苛立ち、げんなり感を示します。

実際、私は、テレビでこの男の子の(声変換された)金切り声を聞いた時、「やめてーーっあせる」と耳を塞ぎたくなりました。自分はこの声を聞くと冷静ではいられなくなるんだなーと思いました。

 

ファミリーホームで子ども達の世話をしている歩さん自身もこのホームで育ちました。

彼は自分の親にも里親にもワガママを言ったりする子ではありませんでした。いろんなことを我慢して生きることがふつうのことだったのでしょう。

誰にも甘えずに生きてきた歩さんの目に、金切り声で我を通す男の子はどのように映るのでしょう。

 

歩さんは次第に男の子の金切り声に苛立ち始めます。そしてパワーゲームスタートのコングが鳴り...とその時、里親の洋子さんが歩さんを呼んで別の部屋に連れて行きました。

続きは、25日の再放送をご覧になってくださいニコ

 

視聴者は、映像を一歩引いた目線で客観的に冷静に観ることができます。

それゆえ、自分を振り返り、気づけることや感じることがあります。育児中の方必見ですグッド!

 

里親の洋子さんのようなスゴい方の存在を知る度に、「すごいなー、私にはこんなこと出来ないよー」と思いながらも、今の自分にできそうなことや真似できることはあるかな?と考えます。

関心を持った時点で、人は何かしらの役割が出来ると思うから。

 

歩さんは歩さんが思う親の役割を、洋子さんは洋子さんが思う親の役割を、ふたり仲良くこれからも試行錯誤で続けていきますクローバー