私が摂食障害に悩んでいた時、私の母の本気を見たことがあります。
いつものように私が暴れても喚いても、いつものようには動じてくれない、揺るがない母のその姿はとても怖かったです。
でも、本気とはそういうものだと思います。
「一緒に死のう」
それは、本当に辛くて「死にたい!死にたい!」と連日連夜喚いていた私に向かって母が言った本気の言葉でした。
それからどうなったんだったっけな?と思い、あや相談室の日記を読み返してみました。
遠い昔の記憶が甦ってきました。本当にあったことなのに、前世のことのようです....
あの頃があったからこそ、今の自分があるのは確かです。
でも、あの頃の私と今の私は全然違います。何が違うって、物事の考え方や捉え方が全然違うのです。
人間の心境というのはこんなにも変わる・変われるものなのかと思います。
母は、今でもひとりで毎年春になると小豆島の恵門のお不動様にお参りに行っています。
来年の春は、私から母を誘い、久しぶりにふたりで小豆島を旅行したいなと思いました