こと、ものごとの優先順位をつけるときなどに
その選択の主体になるもののこと。
ドイツの哲学者シュプランガーが作った、
価値観の６つのタイプ(理論･経済・政治・社会福祉・
審美・宗教）の参考にしてみましょう
１）理論型
「物事を論理的・客観的に追求すること」に価値を
見出すタイプ。好き嫌いなどの感覚的な判断よりも、
事実やデータなどを元に調査をしたり、興味のある
分野を探求していくのが得意。個人主義的な面もあり
他人に事務的な印象を与えることもある。
２）経済型
経済力をポイントにし、物事を判断するタイプ。極論
で言えば、何事も損得勘定ではかる「お金が全て」な
人。財テクに励む人も多く、お金以外のことには興味
が薄い。他人の気持ちや、金銭の介入しない人間関係
を軽視するドライな性格の人も・・・。
３）政治型
権力志向で「人より優れたい」「人の上に立って支配
したい」という欲求が強いタイプ。政治家、企業の
トップなどに多く見られるタイプで、権力を行使する
ことに最大の喜びを感じる。「競争に勝つこと」に
闘志を燃やす人もこのタイプに該当する。
４）社会福祉型
仲間を愛し、協調することに価値を見出すタイプ。
社会問題やボランティア活動に関心を示すことも多く
博愛的で困っている人を助けたいという気持ちが強い。
故郷や今ある生活を愛する傾向も。優しい性格だが、
激しい競争社会には適応できない人もいる。
５）審美型
芸術志向が強く、絵画や音楽などを創造したり鑑賞した
りすることに高い価値を置くタイプ。いわゆる芸術家
タイプと言えるが、経済観念に乏しく、束縛の多い
社会生活を嫌う傾向も強い。精神的には感受性が強く
繊細なタイプが多いとされる。
６）宗教型
神秘的（スピリチュアル）な世界が好きな人、神や仏に
絶対的な価値を置くタイプ。思いやりも深く、信心深く
真面目で堅実に生きたいとする人が多いが、信仰心が
強く、妄信的になってしまう人も・・・。
皆さんは、どのタイプがご自分に一番当てはまりそう
ですか^^？
今の時代は、価値観も多様化しているので上記の
６タイプ以外にもいろんなタイプがあると思います。
食事内容も１つのタイプになるかも。例えば、Vegan
（完全菜食主義者）とか
お互いの価値観を尊重し合えるならば良いのですが
価値観があまりに違うと(理解し合えないと）良い
関係を続けていくのは難しいかも・・・。
主人と私は性格も性質も全然違うけど、お互いが
「大事・大切・幸せ」だと感じていることは同じだ
な～と感じています。
些細なことで「なんで！？」と思うことはあるけど、
価値観が同じなら、なんとかやっていけるんじゃない
かな（笑）
皆さんも、家族や友達・知人と「価値観」について
話してみると、共感できてホッとしたり、相手の
意外な一面が分かったりして面白いかもっ
