女はいつだって・・・映画・Girl(ガール)の感想♪ | 産業カウンセラーあや相談室/気の向くままにGoing my way♪

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きっとみんな焦ってるし、人生の半分はブルーだよ。

既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても。


きっとみんなそう。人生の半分はブルーだよ。

ブルーと向き合わなきゃきっと人生は輝かない。

(映画 Girlより)


読書嫌い人間むっだった私を、読書大好き人間ラブラブ!に変身させてくれた

作家・奥田英朗さんのベストセラー Girl(ガール) サンダルキラキラ

映画化されてラブラブ昨日初日を迎えましたクラッカー


奥田さんが、

「原作者を泣かせるとはなかなか憎い映画です」とコメントして

いたこともあり、早速映画館に足を運んできました音譜



感想ですが、一言で言うなら、面白かったです音譜

原作に忠実で(ま、多少はいじってありますが)笑いあり!

涙あり!嗚咽あり(?)、大いに頷きあり!な映画でした。

女優さん、ひとりひとりが、小説の中の女性達の

キャラを上手に演じていました合格

ってな感じで、ふつうに観れば、「女って大変だけど面白いよね嬉しい

という感想で終わります。

でも、違った角度から観れば、果てしなく重いテーマが含まれて

いたようです・・・んー



ヒミツ↓ ここから先はネタバレコメントがあります!! ↓



女性なら誰もが頷けたり、納得できるフレーズがよかったなぁじーん


例えば、以前にも、ウツウツしていた私を救ってくれた言葉として

紹介した、「女の人生の半分ブルーで半分ピンク」)という

言葉には、改めて「みんな、そうなんだ~」と思えて心強いと

いうか安心できました嬉しい


それから、「男の人生は足し算だけど、女性の人生は引き算」

と言う言葉もひどく納得しました。

女性は頑張りたいときほど、引き算をしないとならないのですため息


私はもちろん女性目線でこの映画を見て、単純に面白かったわけ

です。なので、本来ですとここで私の感想は終わりのはずでした。

ビックリマーク

「僕も女性社員の心理を勉強したいから一緒に行く!」と主人も

ついてきて・・・んー

彼はもちろん男性目線で見るわけです。その感想が私にはとても

参考になったというか、いろいろと考えさせられました。


主人は、

「この映画を見ても分かるけどさぁ、

男って昔も今も全く変わらないんだよね~。

男が女に求めているものも全く変わらない。

だけどさ、ここ数十年の、たった数十年の間に女性の生活は

すごく変わっただろ。すると、渋々なんだけど、男性も子供も社会も

それに合わせていく。

それがみんなにとって幸せなことか?と考えたら実はそんなに

幸せなことじゃないんじゃないかなと。


奥田さんってさ、毎回さりげなく社会風刺というかさ、必ず

ピリッとしたスパイス的なものを残すじゃん辛っ!!!

今回の小説や映画もそうだと僕は思うんだよね・・・。


映画ん中で、『女性の生き方は多様化し、選択肢も増えたけど

選択肢が増えると自由も増えそうに思えるけど、実はかえって

不自由になる』って言っていたじゃん。

僕はあれにすごく頷けたよ。

ほら、女性ってすぐ自分と他人を比較すんじゃん!

で悩むじゃん?

男は比較しないもん。自分以外は全員敵だからね(笑)


組織は男じゃないと作れない。女は結局自分じゃん。

映画の中の女性たちだって、組織のことなんて全然考えて

いかなかった。もしあれが現実だったら、あの女上司は

即懲戒免職だよ。

・・・それじゃぁ女性は不満だよね。

でもそれが組織なんだよ。女性にはコミュニティは作れても

組織は作れない。


女性は成人したらすぐに結婚し家庭に入り、妊娠、出産、

育児をすることが当たり前だった時代の方が、世の中は・

家庭は間違いなく幸せだった・・・・と思うよ。

女性に選択肢が増えていくのは、一見幸せそうに見えても、

女性にとっても世の中にとっても実際はどうなんでしょうねぇって

ことが奥田さんは言いたかったんじゃないのかなぁ?」



「だけど、今更そんなこと言われてもさ・・・。

それにそれって、男尊女卑や女性蔑視の考えになっちゃうよね。

あなただってこんな話、公ではできないというか、しないでしょ」

と私。


で、二人でああでもないこうでもないといろいろ話てたら深夜に

なっていました星空



この映画を観たいな!と思っている方は、よかったら男性と

一緒に見てみてください。

互いの感想を言い合うと、男女の考え方の違いがよく分かって、

面白いし、参考になるし、いろんな気づきがあって、もしかしたら

今後の人生観までもが変わってくるかもしれませんやっちゃったー


あ、でも、主人は「DVDで充分だな~」と言っていました(笑)