悪人とは | 産業カウンセラーあや相談室/気の向くままにGoing my way♪

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13階段/高野 和明を読みました。


長谷川あやの気の向くままにGoing my way♪



10年以上前に江戸川乱歩賞を受賞した本です。

ベストセラー本ですから気になりつつも、

きっと死刑制度についての重くて難しい話なんだろうなむっ

ずっと敬遠し読まずにいました。

でもアマゾンの高い評価を見て、買ってみたらこれが本当に

面白い!!


重いテーマを扱いつつも、後半はハラハラドキドキの連発で

一気に読み終えてしまいましたDASH!

そして、悪人/吉田修一を読み終えた時と同じことを思いました。

「本当に悪いのは誰?」って。


「悪人」を読み終えた時は、「悪いのは悪人じゃないかむかっ」って

思いましたが、「13階段」を読み終えた時は、例え相手が極悪人

だったとしても、絶対に人の体を傷つけてはいけないんだ、人を

殺してはいけないんだと思いました。


運が悪かろうが何が悪かろうが、その一瞬の出来事が、どれだけ

多くの人を傷つけ、人生を狂わせるか。そう考えると、どんなに

性格の良い人だろうが、人を殺めた人=悪人であることは間違い

ありません。

でも、そうなると、死刑を執行した人、それに関わった人全てが

悪人になってしまいます。

すっきりとした答えの出ない、いろんなことを考えさせらる本でした。



さ~て、次はどんな本を読もうかなニコニコ音譜