みっくんの通う予定の小学校は集団登下校です。
そのため次年度の登校班の顔合わせがあるようでお手紙がきました。
わざわざ大阪から飛行機に乗って行く程なのかな？とも思ったのですが、みっくんは支援級で怖がりさん。
登校班もスモールステップを踏んで段階的に参加させて貰おうと思っているので、先に会っておく方がこの先良いかも？
と思い学校へ相談し、PTAの担当の方へ連絡を取って貰いました。
PTAの登校班担当のママさんから電話がきて話していると、ちょうどみっくんの班の班長さんのママさんでした
みっくんは、支援級で不安が強いのと皆の歩調に合わせられなくて遅れるとパニックになる可能性があるので、最初は登校班とは別に親子だけで登校したいこと。
スモールステップで慣れて来たら、私も後ろからつく形で登校班へ入れて欲しいこと。
もっと慣れたら、１人で登校班に参加出来るようにしたいこと。
通学路を歩くので、近所のお子さんと顔合わせしたいのと、今後参加してくる子供がいるよと知って欲しくて顔合わせに参加したいこと。
を伝えました。そのママさんは、
「全然構わないよ！色んな方法で登校しているお子さんはいるから」
と言ってくれました。ママさんは、結構ハキハキ喋る人で多少ドキドキしたのですが、気持ちは分かって貰えたみたいでした。そして
「ぶっちゃけたこと言うと、みっくんママが『支援級』って言ってくれて有難いんですよ。
支援級で差別なんか今時しないし！むしろ先に教えてくれた方が協力出来るし、難しいことがあっても相談も出来るしね。
実はね、この前ちょっとトラブルがあって、そしたらその子、支援級の子だったらしいんだけど、親は何も言わずに登校班に放り込んだらしく、私たちは全然聞いてなくて…。
班長さんが気にしちゃって…。そんなの班長さんのせいじゃないよ！って話しになったんだけど、班長さんもただの子供ですから責任を取れる訳じゃないんだから、何も言わずに丸投げされると困るんですよ。
その親も登校班くらい出来るって思って何も言わなかったのかも知れないけど、結局トラブってるしね。親の考え方次第だけど、言ってくれる方が有難いんですよ」
と言われました。それを聞いてちょっと複雑な気持ちに…。
もともと私は登校班にはただ近所というだけで子供しかいない集団としてメリットがあるのか疑問があるので、そのママさんの話はよく分かります。
しかし支援級ママも極力言いたくなかったんだろうなって言うのも分かります。
グレーであればある程、この先普通級に行くかもしれないし…とか。
余計な人に支援級と知られるのは子供が大きくなったら嫌がるかも…とか。
単純に親のメンツもあるかもしれないけど、子供のことを考えて公にはしたくない親もいるのでは？とも思うのです。
私はそれよりも周りに迷惑かけたら、みっくんがもっと生きづらいだろうと思っているので、周りの方にも説明して少しでも「何あいつ
」と思われないようしているだけです。
それがみっくんに取ってこの先良いのか分かりません。周りも自分も色々分かってくるようになった時、色眼鏡で見てくる子供も絶対にいるからです。
定型児のママにはそんな親の葛藤は分からないだろうな…と現実を突きつけられたようで、少し落ち込みました。
簡単に「今時差別なんてないし支援級なら言ってくれ」って言われても、親の心はそんなに簡単な話ではないです。
ただ結果、その支援級ママとお子さんは迷惑をかけて有名になってしまったので、そのママの読みは甘かったんだろうな…とは思います。
それに支援級に行っていれば、そのうち周りにも分かりますけどね。特定の時間居なくなる訳ですから…。
何となく気持ちが落ちたお話でした。
最初だけ名入れしようかな…って考えています。ザ、新入生！
