GREEN SPOON ゴロゴロ野菜スープ

 

今回はみっくんの話ではないので、少し育児とは違いますがお読み頂ければ幸いです。



私には、自閉症でおそらく中度知的障害(知的については確認したことがないので見た感じですが)の従兄弟がいます。



従兄弟は私の一歳年下なのでアラフィフ。


小学生のころから支援学校に通い、卒業後は施設に入り、作業所ではリーダーをやったりしていると伯父さんから聞いたことがありました。



従兄弟の家はいわゆる本家で祖母も一緒に暮らしており、今で言う「きょうだい児」には八歳上のお兄さんがいて、私の兄と同級生でした。



私の兄は、暴言、暴力をふるう人で最低ですが、従兄弟のお兄さんは厳しくも優しい人でした。



兄同士の家の行き来はあまりなかったのですが、障害がある従兄弟は小学生のころ毎年1ヶ月近く祖母と一緒に我が家へ遊びに来ていたので、私もたまに本家に数日遊びに行くこともありました。



もうずっと会っていない従兄弟たちですが、先日、きょうだい児であるお兄さんが心筋梗塞で突然亡くなりました。



まだ50代後半。早すぎるし突然すぎる。

喪主は既に独立して家庭を持っている息子さんでした。

とてもしっかりした息子さんで、弟さんと一緒に母親を支えていました。



そして、本家はもうすぐ90歳の伯父伯母が健在です。


どちらも元気でデイケアなどには通っているみたいですが、お葬式でもしっかりとした対応をしていました。


そしてアラフィフの自閉症の従兄弟も何が起こったのかは理解していませんてましたが、静かに座っていました。


オジサンになったな…。小学生の頃は可愛かったけどな…。



伯父伯母は、年代もあると思いますが、昔から色々と自閉症の従兄弟のことをきょうだい児のお兄さんにお願いしていました。



こんなことを言ってはいけないのかも知れないけど、本家で一番亡くなって欲しくない人。一番長生きしなければいけなかった人だったのだと思います。



しかも突然の逝去。


恐らく今後どうするか話し合われると思いますが正直、きょうだい児の子供さんまで巻き込まれるのは、ちょっと可哀想かなと思ってしまう。


じゃあ、どうするの?とも思いますが…。



私は部外者なので何も言えませんのが、ただ他の人よりかは知識はあるので、フラットに見守ろうと思います。



しかし、本人はとても優しい人だったので、悔しかっただろうし、心配しているだろうし、心残りだろうな。

なぜ優しい人ほど早く逝ってしまう…。









 クリスマスプレゼントに考えています。

 

年末はカニ!