本日は晴天なり♡

 

 

おとといの心の叫びでやんす

おとといだけど本日って言いたい

 

 

会社のYくんの結婚式でした寿寿寿

 

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私は参列してないけど

 

 

彼とのお付き合いは3、4年

 

きっかけは、応接室の予約で受付にやってきたこと

若手の「いかにも」な理系男子

 

メガネをかけた、少し地味でおとなしそうな雰囲気

 

なのに

ちょこちょこやってきては応接室の無心をしてくる

 

見た目に反して、結構図々しい奴だな

 

というのが当初の印象(ごめんw)

 

顔のつくりは悪くない

むしろ端正な顔立ちなんだけど

惜しいなー

 

 

 

あんまりいい印象はなかったのに

 

夕方になると受付に遊びにきたり

 

なんでかよくわからないけど

会社帰りにパンケーキ食べに行ったり

こじゃれたカフェでお茶したり

 

懐かれまして

 

 

 

男子校出身、超一流大学院卒

バイトは家庭教師(時給は4000円って言ってたっけ?)

そしてそのまま就職

 

そう、ほとんど女性と絡んだことのない人生を歩んできたのです

 

彼女いない歴、ほぼほぼ年齢

 

今となっては、慣れてしまってなんとも思いませんが

「ほんとにそんなひとたちっているんだ!」

と今の会社(開発関係の部署が集結している)に入った頃はそういった方がたくさんいらしてびっくりしたものです

 

理系男子あるあるかもしれません

 

 

そんな彼から、恋愛の相談を受けるようになります

 

まあ、彼にとって私ってひとは

今までの人生の中で出会ったことのない生き物だったんでしょうね

相談相手にこりゃあうってつけだ!とw

 

 

彼女が欲しかったようなので

会社のひとや友人に紹介してもらったりと、わりとアクティブでした

 

そこで受ける相談は

 

「どうやって彼女をデートに誘えばいいですか?」

「初デートはどこに行くのがいいですか?」

「手をつなぐタイミングがわからないんで教えて下さい」

「ディズニーランドのおすすめのアトラクションてなんですか」

 

 

 

…知るか!

 

 

 

でもね、性根が優しいえびちゃんは

目の前の迷える青年に

懇切丁寧にアドバイスしましたよ

 

 

気になっていた女の子との初デート後

泣きついてきた

 

「彼女から連絡が来ないんです」

「…もしかしてデート費用割り勘にした?」

「え、なんでわかったんですか!!!」

「初デートは、Yが全額出してあげようよー」

 

え、どうして?

って顔をする

 

なぜならば、ということを

女性としてのえびちゃん目線でとくと説明して

 

まあね、若い子たちは割り勘が当たり前とか聞くし

この話はよく炎上するテーマだけど

それでもせめて初デートは気持ちよくおごられたい派

 

気付けば

私、残業ざんねん

 

 

途中、なんだってこんなにやってあげているんだという気にもなっていました

ぶっちゃけると、少しイライラしてた

 

 

そんな中

とある日のこと

 

協力会社の方の詳細を確認しなきゃいけなくなった

そうだ、Yの部署に配属されているんだ

 

そこで、いつものようにやってきたYに尋ねてみた

 

「■■さんて、どこの会社の方?」

 

「ああ、小さい会社ですよ」

 

 

えびちゃん、ぷっちーんあ?

 

 

「私が聞いているのはそういうことじゃないよ?」

「あ、ごめんなさい。○○という会社です」

 

すぐに会社名を言わなかったことに怒っていると感じたご様子

でもそうじゃない

 

 

「もーさ、Yに対して感じたこと全部言っちゃうけど

Yは少し傲慢なところがあるよね?

 

高学歴で、勉強もできる。

私が到底できないことをできちゃってるんだからそこは本当にすごいと思う。

尊敬する。

 

だけどね、ひとの価値ってそれだけじゃない。

私にはYが『小さな会社』と揶揄して、■■さんを見下しているように見える。

■■さんは年上だし、仕事の経験だって若手のYよりもはるかにあるのに、だよ?

 

そういうところが私は嫌。

肩書きや学歴だけで、自分より上か下かを判断しないで。

 

しかも私だっていつもYの相談受けてて残業なんだよ?

時間を奪っているって自覚ある?ないよね!!!(←これはどさくさの言い分)」

 

 

普段私はひとに意見することはほとんどないのだが

この時ばかりは言ってしまった

 

そこで彼はハッとした顔をした

 

 

「…ごめんなさい。そんなつもりは全然なかったんです。

僕は早生まれだからか、体も小さかったし運動も勉強もクラスメイトよりできなくて。

それでいじめられたりもしました。

そんな自分を変えたいと思って一生懸命勉強したんです。

そうしたら結果がついてきて。

だから僕にとってはそれだけが自信だったんです。

もしかしたら、『自分より偏差値の低い学校出のひと=努力してないひと』という目で見ていたのかもしれないです。」

 

 

「うん、Yだって辛い思いもしたし、相当努力してきたんだよね。

だけどね

ほかのひとだってそれ以外の、Yの知らないところで努力していたりするよ。

派遣の私だって、Yの見えないところで頑張っていたりするんだから。

ひとりひとりのいいところを探してリスペクトしてみよう?

そうしたら、Yもどんどん変わっていくし人間らしくなるよ。」

 

 

「僕は随分視野が狭かったんですね。

今まで気付かなかったです。

そうですよね…」

 

 

これがYの転機になったかどうかは定かではないけど

 

 

この後

素敵な彼女ができて

嬉しそうに報告してきた

 

顔つきがしっかりしてきたように感じた

 

 

もしかしたら今度はうまくいくんじゃないかな

 

 

そんな予想通り

 

あれよあれよと言う間に婚約して

結婚した

 

 

彼は言う

「全部えびさんのおかげなんです。」

 

ううん、そうじゃない

私は気づきを与えたかもしれないけど

 

Yは「私のアドバイスを素直に実行した」

Yは「自分で行動した」

Yは「失敗してもあきらめなかった」

だから、素敵な女性に出会ったんだ

 

これに尽きる

 

すごい

なんて、いい男

 

「なんかさー随分かっこよくなったよねー!」

 

 

「僕はえびさんが大好きだから、素直に聞けたんです。

やってみようって思えたんですよね。

本当に感謝しています。」

 

 

 

結婚おめでとう


 

この佳き日を、新郎新婦本人と両家のご両親の次に

喜んでるのはこの私だと思うんだ

 

これから仕事も家庭も

どんどんどんどん充実するよ

 

 

こちらこそいつもありがとう

私もあなたが大好きだ♪

 

 

こんなにドキドキしない異性の大好きもまあ珍しいわなw

 


 

 

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