先日、親戚とおばあちゃんに初めてあやちゃんをお披露目しました。
同じ時期にいとこは第2子の男の子を出産しましたが先にあやちゃんが生まれ、ダウン症であることを伝えていたため、とても気を使ってくれてそっとしておいてくれました。
でも私にとってはお姉ちゃんのような存在のいとこ。いとこの赤ちゃんにも会いたいし、あやちゃんにも会ってもらいたい。そして何よりおばあちゃんが元気なうちにあやちゃんに会わせたいという気持ちが大きくなり、思いきって連絡をしてみんなで集まりました
2週間違いで生まれた健常児の身内、、、どんな気持ちになるのだろうと不安な気持ちでした。
実際にいとこの赤ちゃんに会うと、、、
とてもかわいいかった!!!
(やっぱりでか!!!というのが第一印象。笑)
いとこは「本当に本当にお疲れさま」と私を抱きしめてくれましたそしてあやちゃんのことをずーっとかわいいと言って抱っこをしてくれたのです
そしておばあちゃんにも初対面。
おばあちゃんには事前に母からダウン症であることを伝えていたようで、元気な姿を見てホッとしていました。「色白でべっぴんさんやね〜」と言ってくれました。
たくさんのチューブを繋がれて保育器に入っていた頃の姿を見せるとみんなうるうるしていて、、、そんな中でもおばあちゃんは命の尊さをすごく感じていました。
実はおばあちゃんは、第1子の長男を1歳になる前に病気で亡くしたそうです。
そして第2子は2000gで生まれてきて心疾患がありた。そして第3子(私の母)は1800gで生まれてきて大人になるまでずーっと不安な日々を過ごしたとのこと。
「元気に生きていればそれだけでいいね。ダウン症だけなら何も問題ないよ。」
おばあちゃんのその言葉にはとても説得力がありました。
あやちゃんは元気に生きているだけで、こうして喜んでくれる人がいる、感動させてくれる。
そんな存在なんだなぁと思うと
命って本当に尊いなぁ
と思うことができました。
あやちゃんが生まれた時はダウン症というショックで「生まれてきてくれてありがとう」と言えなかったことを後悔していたから今日みんなに祝ってもらって嬉しかった。と伝えて家に帰りました。
その夜、いとこからLINEがきました。
「ちーちゃん(私)が心の内を伝えてくれたから、私も伝えさせてください。
私は、ちいちゃんとママとしてこれまでとは違う形で繋がれたこと。おばちゃん(私の母)が家族との時間をもてたこと。おばあちゃんやうちのお母さんがちいちゃんに会えたこと。
みんなが懸命に生きる小さな命を大切に思って、笑顔になれたこと。
こういう機会をつくってくれたのも彩咲ちゃんが産まれてきてくれたからやなって思って感謝してるよ(^^)
もちろん全ては、ちいちゃんのドキドキしながらも会わせたいと思って動いてくれた勇気のおかげなんだけどね。
ダウンちゃんについて色々なことを調べたりする機会が増えて、また1つ人間的に成長できた気がする。」
一部抜粋しておりますが、こんな素敵な言葉をくれました。
懸命に生きる姿にみんなが笑顔になる
というのも嬉しかったし
ダウン症について興味をもっていろいろと調べてくれたこと。それに対して、自分が成長できたと言ってくれたこと。
言葉の一つ一つにあたたかい気持ちがこもっていて、泣かずには読むことができませんでした。
あやちゃんは生まれてきて数ヶ月でこんなにも人をあたたかい気持ちにさせてくれるんだなと感じ、命の尊さ、ダウン症として生まれてきた意味を感じた気がします。
世界中のみんながこんなにあたたかい人で溢れていたらいいのになぁと切実に思うのでした